INDフルトン・ストリート線とは? わかりやすく解説

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INDフルトン・ストリート線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 14:43 UTC 版)

INDフルトン・ストリート線
IND Fulton Street Line
A系統はINDフルトン・ストリート線全線を終日、C系統ジェイ・ストリート-メトロテック駅からユークリッド・アベニュー駅まで深夜帯以外運行している。
概要
種別 地下鉄
系統 ニューヨーク市地下鉄
起終点 ジェイ・ストリート-メトロテック駅
オゾン・パーク-レファーツ・ブールバード駅
駅数 22駅
1日の乗客数 286,497人[1]
運営
開業 1915年–1956年
所有者 ニューヨーク市
運営者 ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティ
路線構造 地下線(ブルックリン区内)
高架線(クイーンズ区内)
路線諸元
路線数 2-4線
軌間 4 ft 8 12 in (1,435 mm)
電化 直流 第三軌条方式
路線図
INDフルトン・ストリート線
ジェイ・ストリート-メトロテック駅
コート・ストリート駅
ニューヨーク交通博物館
ホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅
ラファイエット・アベニュー駅
クリントン-ワシントン・アベニュース駅
フランクリン・アベニュー駅
ノストランド・アベニュー駅
キングストン-スループ・アベニュース駅
ユーティカ・アベニュー駅
ラルフ・アベニュー駅
ロッカウェイ・アベニュー駅
ブロードウェイ・ジャンクション駅
リバティ・アベニュー駅
ヴァン・シックレン・アベニュー駅
シェパード・アベニュー駅
ユークリッド・アベニュー駅
グラント・アベニュー駅
旧フルトン・ストリート高架線
80丁目駅
88丁目駅
ロッカウェイ・ブールバード駅
104丁目駅
111丁目駅
オゾン・パーク-レファーツ・ブールバード駅
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INDフルトン・ストリート線 (IND Fulton Street Line)は、イースト川下のクランベリー・ストリート・トンネルからブルックリン区の中央を通りクイーンズ区オゾン・パーク英語版に至るニューヨーク市地下鉄Bディビジョンの路線である。INDロッカウェイ線ロッカウェイ・ブールバード駅から東に分岐している。A系統は本線の地下区間を日中は急行、夜間は各駅停車として運行され、高架区間は終日各駅停車する。C系統 は地下区間を深夜帯以外に運行している。

フルトン・ストリート線はフルトン・ストリート、ピトキン・アベニュー、リバティ・アベニューに沿って走っている。本線の大部分を占める地下区間は市営のインディペンデント・サブウェイ・システム(IND)の路線として1936年から1956年にかけて建設された。クイーンズ区内の高架区間は元はブルックリン・マンハッタン・トランジット(BMT)のフルトン・ストリート高架線英語版の一部で、ブルックリン区内の高架区間は地下鉄の開業に伴い廃止・撤去された。

路線概要と運行パターン

運行系統 運転区間
系統 時間帯 ホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅
- ユークリッド・アベニュー駅
ユークリッド・アベニュー駅
- オゾン・パーク-レファーツ・ブールバード駅
深夜帯以外 急行 各駅停車
深夜帯 各駅停車
深夜帯以外 各駅停車 運行なし
深夜 運行なし

駅一覧

凡例
終日停車
深夜を除き終日停車
深夜のみ停車
ラッシュ時の混雑方向のみ停車
時間帯詳細
ネイバーフッド
(概略の位置)
駅名 緩行/急行 運行系統 開業日 乗換および備考
IND8番街線急行線から接続(A  C 
IND6番街線緩行線から接続(定期運行なし)
ダウンタウン・ブルックリン英語版 ジェイ・ストリート-メトロテック駅 急行 A  C  1933年2月1日 INDカルバー線F  <F>
BMT4番街線N  R  W 
緩行線 始点
コート・ストリート駅 緩行 1936年4月9日 1946年廃止。1976年にニューヨーク交通博物館として開館。
緩行線はコート・ストリート駅から接続
急行線はジェイ・ストリート-メトロテック駅から続いている
ホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅 緩/急 A  C  1936年4月9日 INDクロスタウン線G 
外側の緩行線および緩行線ホームは営業していない
フォート・グリーン英語版 ラファイエット・アベニュー駅 緩行 A  C  1936年4月9日
クリントン・ヒル英語版 クリントン-ワシントン・アベニュース駅 緩行 A  C  1936年4月9日
ベッドフォード=スタイベサント フランクリン・アベニュー駅 緩行 A  C  1936年4月9日 BMTフランクリン・アベニュー線SF 
ノストランド・アベニュー駅 緩/急 A  C  1936年4月9日 緩行線:下層階
急行線:上層階
B44 SBS
キングストン-スループ・アベニュース駅 緩行 A  C  1936年4月9日
ユーティカ・アベニュー駅 緩/急 A  C  1936年4月9日
ラルフ・アベニュー駅 緩行 A  C  1936年4月9日
ロッカウェイ・アベニュー駅 緩行 A  C  1936年4月9日
イースト・ニューヨーク英語版 ブロードウェイ・ジャンクション駅 緩/急 A  C  1946年12月30日 BMTカナーシー線L 
BMTジャマイカ線J  Z 
開業時はブロードウェイ-イースト・ニューヨーク駅
リバティ・アベニュー駅 緩行 A  C  1948年11月28日
ヴァン・シックレン・アベニュー駅 緩行 A  C  1948年11月28日
シェパード・アベニュー駅 緩行 A  C  1948年11月28日
ユークリッド・アベニュー駅 緩/急 A  C  1948年11月28日
ピトキン車両基地とグラント・アベニュー支線への接続線:本線は繋がっていない
シティ・ライン英語版 グラント・アベニュー駅 A  1956年4月29日
ピトキン車両基地から急行線(単線)が接続(定期運行なし)
オゾン・パーク英語版 80丁目駅 緩行 A  1915年9月25日[2]
88丁目駅 緩行 A  1915年9月25日[2]
ロッカウェイ・ブールバード駅 緩行 A  1915年9月25日[2]
INDロッカウェイ線が分岐(A 
104丁目駅 緩行 A  1915年9月25日[2]
リッチモンド・ヒル英語版 111丁目駅 緩行 A  1915年9月25日[2]
オゾン・パーク-レファーツ・ブールバード駅 A  1915年9月25日[2] Q10(JFK空港行き)

脚注

  1. ^ MTA. “Average weekday subway ridership”. 2014年4月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f “New Elevated Line Opened for Queens” (PDF). The New York Times. (1915年9月26日). http://query.nytimes.com/mem/archive-free/pdf?_r=1&res=9B01E4D6103CE733A25755C2A96F9C946496D6CF 2007年9月28日閲覧。 

外部リンク


INDフルトン・ストリート線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/01 08:58 UTC 版)

ブロードウェイ・ジャンクション駅」の記事における「INDフルトン・ストリート線」の解説

ブロードウェイ・ジャンクション駅Broadway Junction ニューヨーク市地下鉄緩行線到着する北行系統 駅情報ディビジョンBディビジョンIND路線INDフルトン・ストリート線 運行系統 A (終日) C (深夜帯以外) 構造地下駅 ホーム島式ホーム 2面対面乗り換え 線路数4線 その他の情報開業1946年12月30日72年前) (1946-12-30) バリアフリー情報車椅子ホーム間を移動可能 旧駅名/名称ブロードウェイ-イースト・ニューヨーク駅BroadwayEast New York1946年-2003年次の停車駅北側の隣駅ロッカウェイ・アベニュー駅 (各駅停車): A C ユーティカ・アベニュー駅 (急行): A 南側の隣駅リバティ・アベニュー駅 (各駅停車): A C ユークリッド・アベニュー駅 (急行): A 停車案内マーク説明 深夜を除く終日停車 終日停車 配線図 凡例 至 ユーティカ・アベニュー駅 至 ロッカウェイ・アベニュー駅リバティ・アベニュー駅ユークリッド・アベニュー駅 INDフルトン・ストリート線ブロードウェイ・ジャンクション駅島式ホーム2面4線の標準的な急行停車駅である。以前ブロードウェイ-イースト・ニューヨーク駅(BroadwayEast New York)という駅名であった改札は駅の東端にあり、駅エントランスには更新されエスカレーターがあり、表通りから高架上がることができる。メザニンには警察管区詰所入居している。 建設工事1930年代から行われており、1941年第二次世界大戦開戦する前にはほとんど完成していたが、開戦に伴う資材不足のため工事中断された。終戦とともに工事再開され信号設備設置線路敷設が行われ、BMT各線のホーム間にはエスカレーター設置され1946年12月30日開業したホーム壁面のタイルワークはユニークで、グロス(艶あり)とマット艶なし)の2タイプタイル用いられている。中央の艶なしのブルーベリータイル光沢あるコバルトブルータイル縁取りコントラストのある陰影表現している。2003年に駅が改名された際に、壁の ”EAST NY” のタイル取り外されINDスタイル銅板切り出し文字合わせたJUNCTION” のタイル交換された。 クイーンズ方面ホーム南端には信号扱所があり、現在も使われている。 駅の東側緩行線から分岐させた線路を通すためにトンネル内径両側広がっている。このラッパ口の部分BMTジャマイカ線延伸計画、あるいはジャマイカ・アベニュー線の新設計画のために設けられた。 これはIND他路線にある同様の構造同様に、第2IND路線網英語版)の準備区間というわけではなかった。ラッパ口部分には非常口設けられている。信号扱所にも分岐した線路対応する連動装置設けられていない。 ヴァン・シンダーン・アベニュー側にある改札 通り面した付きエントランスアールデコ調ミッドセンチュリーモダン融合したデザインになっている

※この「INDフルトン・ストリート線」の解説は、「ブロードウェイ・ジャンクション駅」の解説の一部です。
「INDフルトン・ストリート線」を含む「ブロードウェイ・ジャンクション駅」の記事については、「ブロードウェイ・ジャンクション駅」の概要を参照ください。

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