冒険部関係者とは? わかりやすく解説

冒険部関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:57 UTC 版)

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の記事における「冒険部関係者」の解説

唯我 一心ゆいが いっしん) 声 - 興津和幸 冒険部三代目部長務め高校3年生コレクション一つである『魔法使い』を求めている。知的な印象与え外見で、人当たり良く多く女性モテている。だが、「誰も自分前に立ってない世界がほしい」と発言するなど、時々傲慢な部分覗かせる。隙さえあれば平気で人を欺くが、大抵の場合看破されたり出し抜かれるコレクションは「ものまね眼鏡」を所有している。 本人述べている通り特別な才能があるわけではなく初代冒険部時代には冒険部所属していることで満足してしまっていた。このため一心だけにしかできないことがないという一心存在意義関わる問題指摘されている。後に緋夜のやり方反発しつつも制止はできず、想い人であった不破衣都奈を事故から救うこともできず、自分無力さ思い知らされることになった。 咲希がレプラコーン一員であることを見抜いて矛盾点突き重傷を負うのと引き換え優勝者レアコレクション入手できるレプラコーン主催《ゲーム》開催させるきっかけ作る。だが、それによって咲希はレプラコーン契約に基づくペナルティ負い行方をくらまさざるを得なくなったため、咲希と之進から恨みを買う《ゲーム》終盤で、「M」が所持していた全ての七々々コレクション記された赤い手帳入手し他の挑戦者たちの優位にたつ。 七々々コレクション学生達だけの秘密ではなく大人たちにとっくに見抜かれ上で容認されていると理解した後は、いずれ到来するであろう七々々コレクション高騰接収備えて密かに行動開始していた。第七高等部コミュニティ主導による学生間での協力体制構築意図的に阻害自分流れつかんでいると確信していたが、重護が楽市楽座設立により学生七々々コレクション大人達に認めさせるという前人未到偉業成し遂げたことに衝撃受けてしまう。尊敬すべき相手として追いつき乗り越えたい感じていた重護や天災自分よりも遥か遠く見据えて行動していたことを理解し、器の違い見せつけられてしまった。 重護達による改革が進む中、途方もないプレッシャーから精神的に限界達してしまい、次第自滅覚悟な行動をとりはじめ楽市楽座による改革の成功妨害することで主導権を握るという発想にたどり着いてしまう。赤い手帳使ってレプラコーン女性通してネガカナ脅迫するという暴挙に出るが、この脅迫行為が龍ヶ嬢七々々定めたルール》の禁止コード抵触したことがネガカナ逆鱗触れ意識操作されてしまう。これによりネガカナ木偶人形となってしまった。 意識操作された後はネガカナ言われるままに《遺跡挑戦再度失敗した挑戦者》の七々々コレクション回収する日々送っている。本人ネガカナ意識操作されたことに気づかず行動しており、自分こそが七重島中心に立っていると(勘違いして満足している。最後まで不破衣都奈の正体戦場緋夜の優しさ気付かず物語から去った 夕(いばら ゆう) 声 - 鈴木絵理 冒険部副部長で、高校3年生性格荒っぽく暴力的一心に心底惚れており、彼とそれ以外の人物への態度には非常に差がある。 徒然 影虎つれづれ かげとら) 声 - 早志勇紀 冒険部部員高校3年生、忍の一族でもある。寡黙ストイックな外見だが中身思春期真っ盛り状態であり、色気のある女性を見つけては脳内で真剣に妄想繰り広げている。重護とは先輩後輩の関係に加え喧嘩友達であるが、女性関係で節操のない一心行動に対しては重護と強固な友情関係築いている。 七々々が里から持ち去った『双天万秘伝書』を取り戻すことを目的にしているが、『双天万秘伝書』を悪用している現在の長老に対して嫌悪感抱いているため、あくまで里からの命令形式的に従っているにすぎない任務達成すれば里へ帰還しなければならないため、大聖の手元にあると分かった後も形式的な返還交渉体裁整えた後、大聖大切に使ってくれるよう託している 病気などで余命わずかとなった愛する人々を救うため『双天万秘伝書』という手段にたどり着いた祖先達は対して素直に尊敬しており、同じよう病気苦しみ『双天万秘伝書』で鬼女となった母のことも大切に感じている。大聖返還交渉においては久々に再会した母と親子会話を楽しむことができた。 今生 こんじょう かすみ) 声 - 川澄綾子 冒険部創設者かつ初代部長。重護の住んでいる部屋借りていたことがある人物の1人。夢は絵本作家。かつてレプラコーン主催《ゲーム》勝利したことがあり、挑戦者の間では有名だった七々々殺した犯人を捜していたが、入手した人生先読みの鏡》で事件の真相を知る。しかし、事件の真相幽霊七々々伝えようとすると全て仕組んだ真幌肆季によって自分の命が失われる未来見えたために断念し高校卒業と共に断腸の思い部屋去ったその後、重護の父に七々々コレクション存在伝え彼が七重島に行くきっかけ作り部屋残したメッセージで重護に冒険部七々々情報与えるなど、間接的ながら重護の後の行動原因となった本土戻ってからは《祭》のサポートをする《粋》な人として絵本作家目指しながら活動している。本土戻ってきた重護に《人生先読みの鏡》で視たことと、自分思い打ち明け、重護に七々々のことを託した最終巻の後半で、真幌肆季が拘束されたことを文香から知らされ終盤七重島戻り冤罪逮捕された重護の前に文香と共に現れて、重護と共に統轄理事会会議場幽霊七々々再会するが、重護が七々々愛の告白をしたことで感動再会シーン台無しになって激怒し、重護や一春秋口喧嘩した。 《人生先読みの鏡》は七重島置いてきたため今は所有していないが、いくつかの七々々コレクション所有しており、重護の推測ではとんでもなくえげつないものらしい。 戦場 緋夜(いくさば ひいよ) 声 - 杉田智和 初代冒険部副部長二代目部長。重護の住んでいる部屋借りていたことがある人物の1人合気道系の古武術使い手コレクションは主に「影かき」と「死神囁き」を愛用している。 一心からは目的のためならあらゆる非情な行為惜しまないリアリスト軽蔑されており、かつて部員コレクション手に入れるために捨て駒にし冒険部一度潰した存在として紹介されている。実際に他人好悪物事への関心有無はっきりしているだけで悪人ではなく多少ひねくれてはいても自分から暴力振るわず約束はきちんと守るなど、多少偽悪者ぶっていることを除けば善人部類にはいる。かつて不破衣都奈を捨て駒にしたのは彼女がアルパメント・コーポレーションの息のかかったスパイであり、緋夜が看過できないほどの行為したためというのが真実であった。(大怪我による七重島退去という扱いも実は正体公表せず七重島追放処分という彼なりの温情措置であったが、衣都奈が一心想い人であったことから真実知らない一心恨み買ってしまい冒険部崩壊契機となった。) 地縛霊となった七々々に対して嫌悪感隠さないが、実際に幸せそのもの存在する得体の知れない雰囲気や真幌肆季が仕組んだ一連の経緯何かしら感づいていたらしく幸せ荘を避けていたという方が大きかった模様。こういった誤解を招く行動もあり、重護と出逢った当初から印象最悪であり、現冒険部対立することになった。現冒険部部員秘宝争奪戦ではほぼ完封勝利行い追い詰めるも、「影かき」の特性看破され追い詰められ挙句天災交渉術により状況不利とみて逃走したところを《祭》に捕えられ、彼らの監視下に置かれる。 「M」によるレプラコーン主催ゲームでは同世代参加者たちを圧倒自分有利なルール駆使する「M」の行動すら看破し「M」でさえも苦戦させる。天災組んだことで優勢に進んでいくがに代わって登場した参差にはさすがに敵わず手玉取られてしまう。緋夜らしい思考ができなくなったため一旦寝ることで普段の緋夜らしい思考取り戻す。その後サードステージにて隠し持っていた七々々コレクション《光の弓》を使い重護を追い詰めるが、最終的に敗れる。 9巻では天災義理の姉である一条彼方と何か企んでいるようで、度々彼方のいる牢屋会い来ている。11巻終盤で、高難度遺跡》を最終的にクリアし、幻獣七々々コレクションである《クロノス》を入手するが、その後牢屋訪問し彼方神獣取り込み神になるという実験失敗彼方肉体カルマ乗っ取られたことに気づいた。その後事前彼方との取り決めカルマ監視していたが、最終巻の終盤幽霊七々々にぶん殴られ気絶しカルマ逃がしてしまった。そのまま物語完結する真田 文香 初代冒険部部員今生友人七重島ありとあらゆる情報持っている豪語する情報屋。《人生先読みの鏡》をから譲り受けたことで、同じく事件の真相知っていたが、そのことで真幌肆季にマークされたことで、地下潜った9巻にて、重護とイシュバルの妹である空音ユリシーズを、自分入居していた幸せ201号室入居させる便宜図った。なお、201号室残されパソコンは重護たちによって《楽市楽座》の管理データ入力され活用されていたが、そのこと入力データ自動的に文香元へダウンロードされるようになっていたために、文香情報収集助けとなった最終巻の終盤で、と共に重護の前に現れて、重護に協力要請した不破衣都奈 声 - 諏訪彩花 初代冒険部部員。かつて戦場緋夜の指揮の下で《遺跡挑戦失敗し瀕死の重傷負って半身不随になったことで七重島から出て行った。彼女が追放される際に述べた冒険部入部への後悔言葉は、一心に多大な影響与えている。 9巻終盤で、破綻寸前であったコルナール家に仕事持ってきたクライアントの名がアルパメント・コーポレーションで、その時電話出たジュラスの口から「ミス不破」として再登場。その正体はアルパメント・コーポレーションの息のかかったスパイであり、七重島王者である一鶴春秋弱みを見つけるべく送り込まれ冒険部利用していた悪女であった学生時代時点と緋夜に正体看破され故意泳がすことで見逃されていたが、卒業した後に緋夜の逆鱗に触れるほどの行為及んだらしく事故装った最後通告七重島から追放されたというのが真実であった七重島追放後車椅子生活となっているが、当時のアルパメント・コーポレーション主導者達が春秋達に再起不能なまでに壊滅させられた後も七重島逆恨み抱いており、現在でもアルパメント・コーポレーションのスタッフと共に報復機会狙っている。にはもはや正体看破されたことを理解したうえで接しており、厄介で面倒な後輩として苦笑されている。実は七重島一致団結するための外敵としての役割七々々から期待されていたことには最後まで自覚することがなく物語から去った

※この「冒険部関係者」の解説は、「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の解説の一部です。
「冒険部関係者」を含む「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の記事については、「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の概要を参照ください。

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