冒険者関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 12:53 UTC 版)
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の記事における「冒険者関連」の解説
冒険者 神の恩恵を得て、ダンジョンに潜り、モンスターと戦い、そこから得た収入で生計を立てる者の総称。レベル(Lv.)1の冒険者は「下級冒険者」、Lv.2以上は「上級冒険者」と呼ばれ、上級冒険者はLv.2が第三級、Lv.3とLv.4が第二級、Lv.5以上が第一級冒険者と呼ばれる。オラリオの冒険者の過半数が下級冒険者であり、残りの半分が第三級冒険者である。下級冒険者はダンジョンの11から12階層まで攻略可能とされる。 冒険者が別のファミリアに移転する再契約の儀式を「改宗」(コンバージョン)と呼び、一度改宗を行うと最低1年間は再改宗できない。事件を起こしてギルドから登録を取り消された冒険者は、魔石やドロップアイテムを換金できなくなり、最悪の場合ファミリアから脱退させられる。また、度が過ぎた冒険者の犯罪行為はギルドにより取り締まられており、刑罰が課される。 冒険者の「二つ名」は、神々が上級冒険者に与える称号であり、3か月に1回開催される神会において神々の多数決により決定される。ランクアップする毎に改名の機会となるが、現状維持の場合もある。個人的に親しい場合や同じファミリア内の場合を除き、上級冒険者は、本名ではなく、二つ名で呼び表す慣習がある。 サポーター 冒険者が倒したモンスターの魔石やドロップアイテムなどを収集し、予備武器やアイテムなどを持つ役割もこなすため、ダンジョン攻略の生産性と戦力の観点から重要視される。ただし、同じファミリアの高レベル冒険者のサポーターを務める場合は別だが、専業として様々なパーティに雇われる場合は様々な理由でドロップアウトした冒険者がなることが多く、冒険者から目下に見られ、雑用係のように手ひどく扱われることもある。 怪物進呈 冒険者が大量のモンスターを他者に押し付ける行為の総称。ダンジョン内では日常茶飯事であり、上手く利用することが上手く生き残る技術でもあるため、モンスターの押し付けはお互い様であるため、冒険者の間では、そこに悪意が無い限り、一定の理解を払うという不文律がある。 冒険者依頼 依頼人が抱える様々な問題を冒険者に解決してもらう依頼の総称であり、依頼者は報酬を用意し、冒険者は依頼をこなして報酬を受け取る。信用度の高い依頼の多くはギルドが仲介しており、ほとんどのダンジョン絡みの依頼は中層以下が対象である。ギルドを介さない依頼は、報酬を踏み倒されたり、胡散臭い可能性が高い。 三大冒険者依頼 神の降臨前にダンジョンから地上へ進出した強力な三体のモンスターである「陸の王者」(ベヒーモス)、「海の覇王」(リヴァイアサン)、および「黒竜」の討伐を指す。最強の冒険者が揃うオラリオには、これらを討伐する責務と資格があり、陸の王者と海の覇王はゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアにより既に打破され、残された黒竜の討伐は下界全土の悲願である。黒竜は英雄譚の最後を飾る暴虐の竜王であり、最強の英雄アルバートが己の命と引き替えに片目を潰して、この地から退けたとされており、古から「隻眼の竜」の名で伝わる生きる伝説的な存在である。作中では黒竜と、アイズおよびその父親との因縁が示唆されている。
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