その他の現世登場人物
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「BLEACHの登場人物」の記事における「その他の現世登場人物」の解説
コン 声 - 真殿光昭 身長27cm、体重182g。12月30日生まれ。 尸魂界で作られた対虚用の戦闘用改造魂魄(モッド・ソウル)。改造魂魄・強化能力として脚力が著しく強く、特にジャンプ力に長けている。普段は、ライオンの人形に入れられている。途中から石田の手によって後頭部に滅却師マークが入れられている。 井上 昊(いのうえ そら) 声 - うえだゆうじ 織姫より15歳上の兄。18歳のころに自身と妹に虐待を加える父母のもとを離れ(アニメ版では「親に捨てられた」と語った)、織姫とともに過ごしていたが、3年前に交通事故で亡くなる。死後も織姫を見守っていたが、織姫が自分からどんどん離れていくと感じ虚化、アシッドワイヤーとなってから、その寂しさを埋めるかのように織姫を襲った。最後は織姫の思いを受け入れ、自ら斬魄刀に刺されて尸魂界に旅立った。 シバタユウイチ 声 - 津村まこと チャドが出会ったインコに取り憑いていた少年の魂。母親を生前連続殺人犯だった虚・シュリーカーに殺される。シュリーカーの口車(母親を生き返らせること)に乗せられ、代理として生きたまま魂魄をインコに入れられ、シュリーカーから逃げ回っていた。長期間肉体を離れたためただの死霊となったが、尸魂界に魂葬された後、西流魂街でチャドと再会する。流魂街に住んでいる現在でも、母親とは再会できていない。チャドのことをおじちゃんと呼んでいる。DS版のゲーム二作目では、プレイヤーキャラとして操作することができるが、最弱級のキャラに位置づけられている。 遠野 翠子(とおの みどりこ) 1990年5月5日生まれ。 小学5年生→中学1年生。遊子、夏梨とはクラスメートの仲。比較的おとなしい性格であるため、代行編では夏梨と遊子にたびたび振り回される。密かに浅野に想いを寄せている。 ドン・観音寺(―かんおんじ)/観音寺 ミサオ丸(かんおんじ ミサオまる) 声 - 千葉繁 身長188cm、体重71kg。BO型。3月23日生まれ。 強烈な個性を持つ霊媒師で芸能人の男性。一人称は「私」。本名は観音寺 美幸雄(かんおんじ みさお)。人並み外れた高い霊感を持つがあくまで普通の人間。「ぶらり霊場 突撃の旅」という毎週視聴率25%を超える超人気TV番組(アニメでは視聴率の問題で打ち切られた)を持ち、「ボハハハハーッ!」と熊の手のようにした手をクロスさせ笑い叫ぶなど、独特のスタイルでカリスマ的人気を集める。とある事件から一護と知り合い、死神や虚の存在を知る。それまで魂魄の胸の孔を広げる行為(虚化)を除霊と信じていた。一護と出会った当初は虚化した半虚との戦闘の最中、一護を戦友(とも)と呼んでいたが、事態の収束後に一護をマイ一番弟子となぜか格下げした。その後は一護をドライブに誘いにきたり、同じ派手な服を着るもの同士で一心とも意気投合していた。後に、夏梨や雨やジン太を誘って空座防衛隊を結成し、芸能活動のかたわら空座町で虚退治をしているなど重要人物である。転送された空座町内で藍染に狙われるたつきを救出に駆けつけるが、乱菊によって逃がされ、啓吾らと行動をともにした。ポジションはゴールド。 一応は人間大からそれ以下の大きさ程度の虚を倒すぐらいの実力はあるが、主要人物や護廷十三隊の面々とは比較にできない。なお、彼が倒した虚の魂がどうなるのかは明かされていない。 小説『Spirits Are Forever With You』では主役を務め、空座町で目撃される幽霊の女性に目をつけたプロデューサーにより空座町を訪れる。いつの間にか事件の中心を行ったり来たり、西へ東へ空座町を駆け抜けた。ただの人間でしかないはずの彼の揺るがぬ意志と矜持は登場人物にさまざまな影響を与え、その姿は間違いなくヒーローと呼ぶに相応しいものだった。技「観音寺弾(キャノンボール)」 霊力によるピンポン玉並の大きさの炸裂弾を放つ。観音寺流最終奥義と銘打っている。「カラクラ防衛隊」結成後は二連観音寺弾(ゴールデンキャノンボール)で夏梨、雨、ジン太と共に虚を倒している。アニメの「死神図鑑ゴールデン」ではその二連観音寺弾も虚に破壊されていた。 オスカー・ホアキン・デ・ラ・ロサ 声 - 広瀬正志 チャドのアブウェロ(祖父)で、メキシコ人。故人(死因は不明)。チャドに、自分のために拳を振るわないことを説いた。 横ちん(よこちん) 声 - 志村知幸 中学時代のチャドを襲った不良グループのリーダー。本名不明。当時は中学生だが強面で髭を生やしており外見は実年齢以上に老けている。手下からは「横ちん」と呼ばれるが本人は嫌がっている。チャドをスタンガン(アニメでは石塊)で攻撃し捕らえて暴行する。顔色一つ変えないチャドにアブウェロの形見であるコインを壊そうとするがチャドを助けに来た一護に蹴り飛ばされる。その後は父親の仕事の都合で引っ越し、死神代行消失篇で空座町に帰ってくる。銀城にひったくりを行い一護にやられた不良と同じ学校の仲間として登場し一護と対立(原作では一護は彼のことを覚えていて忘れてるフリをするが、アニメでは完全に忘れられている。)するが鰻屋育美に蹴り飛ばされダウンした。 石田 宗弦(いしだ そうけん) 声 - 丸山詠二 身長162cm、体重52kg。3月22日生まれ。 竜弦の父親であり、孫の雨竜とは滅却師の師弟関係。死神に対し滅却師の必要性を訴えていたが聞き入れてもらえず、あげく虚に襲われ死亡した。その際に死神が来るのが遅れていたが、それは涅マユリの裏工作であり、魂魄となっても研究体として非情な扱いを受けた。雨竜に滅却師の服のデザインを「かっこ悪い」と指摘されたときは、ショックを受けていた。また、かつて見えざる帝国に属していた時期もあったらしいが、追放された(理由は不明)。 アニメオリジナルのバウント編では、ヨシとの戦いを終えた孫の前に霊体として現れ、再登場した。 息子の高校時代を描いた回想シーンでは修業中だったために登場せず、息子はどこにいるのかは知らないらしく、妻もいつ帰ってくるのかも知らず、その時点で家庭は冷え切っていた。 宗弦の妻(名称不明) 竜弦の母親で雨竜の祖母。滅却師ではない一般人。 ヒステリーで気性が激しい性格。息子である竜弦の婚約関係である黒崎真咲の事を毛嫌いしており、婚約関係を破棄させたいと思っている。 石田 竜弦(いしだ りゅうけん) 声 - 成田剣 身長178cm、体重68kg。3月14日生まれ。 雨竜の父親にして、空座総合病院院長。一人称は「私」。外見は雨竜とよく似ている。滅却師十字(クインシークロス)を持つ最後の滅却師ではあるが、「金にならない」という理由でその立場を嫌っている。一心とは旧知の仲であり、彼が死神の力を使えなくなった理由を知っている。滅却師であることを嫌っているため、息子とは仲が悪いが、気にかけてはいる。息子からは名前を呼び捨てにされており、そのことを快く思っていない。 自身は滅却師を継ぐ気はなく、滅却師は父・宗弦の代で終わりと断言している。また、雨竜にも「才能がないから」と滅却師を辞めるように言っていた。滅却師としての実力は本物で、大虚級の虚ですら苦もなく倒せる。武器は普段力を抑えて短弓の形状にしているが、その状態でも高い威力を発揮できる。 雨竜に対し「二度と死神と関わらない」条件のもとで、滅却師の力を取り戻す特訓を行い、成功する。 もともと黒崎真咲とは婚約関係にあり(この婚約を快く思っていない母親の事を除けば)仲も良好だったが、彼女が当時死神だった一心を助けたことが原因で虚化しかけた際に何もできず、最終的に彼女との訣別のために石田家から追放する決断を下さざるを得なかった。その為、黒崎夫妻とは付き合いが長く、一心が死神の力を失った理由も知っていた。この頃から既に使用人付きの邸宅に住み、裕福だった。 千年血戦篇では、過去にユーハバッハの聖別を受けて死亡した妻・叶絵を解剖したことが、息子である雨竜との確執につながったと描かれた。一護たちがユーハバッハたちに戦いを挑む最中、滅却師の服装で一心とともに真世界城に侵入し、戦闘こそなかったが、叶絵ら聖別を受け死亡した滅却師の体内から取り出した血栓を集めて作った、ユーハバッハを倒すための切り札「静止の銀」の鏃を雨竜に託して、勝利に貢献した。最終回では登場しなかった。 病院内が禁煙でも平気で喫煙するヘビースモーカーであり、携帯灰皿を持ち歩いている(アニメでは、一心に指摘されても軽く流している)。 アニメのおまけコーナーでは「クインシー大全」の司会担当。その中では本編とは違い、何だかんだ言って息子である雨竜のことを気にかけるシーンも見られる。 小説版では、直接は登場しなかったが決戦後に息子と和解し、医大の学費まで払っている。技「クラヴィーア」 霊弓から一度に複数の矢を射る技。雨竜との修業時に使った。 片桐 叶絵(かたぎり かなえ) 混血統の滅却師の女性。雨竜の母親。一人称は「私」。もとは幼少から石田家の使用人として竜弦に仕えていた。竜弦を「坊ちゃま」と呼び、不器用なりの彼の優しさを知っており、生涯をかけて彼に尽くすことを自らの務めとしていた。竜弦が真咲と訣別したあと、彼と結婚する。 千年血戦篇から9年前の6月17日、ユーハバッハの「聖別」により滅却師の力を失って倒れ、もともと体が弱かったこともあってそれから3か月後に亡くなった。竜弦の仕事机には彼女の写真が置かれている。 鰻屋 育美(うなぎや いくみ) 声 - 甲斐田裕子 一護のバイト先の何でも屋「うなぎ屋」の若い女性店長。一人称は「私」。不良を筆頭に、一護(霊力消失時)を制圧できる腕っぷしの持ち主。普段は男勝りで、何かにつけてバイトをサボる一護を手荒に扱っているが、息子の前では優しい母親として振る舞っている。一護に厳しくしている半面、悩んだときには自分を頼るよう叱咤するなど、気のいい人物でもある。 鰻屋 馨(うなぎや かおる) 声 - 水原薫 育美の息子。母親を慕う反面、育美に馴れ馴れしいとして一護には懐いていない。 阿散井 苺花(あばらい いちか) 恋次とルキアの娘。性格と髪形は、父親に似ている。目の形は母親に似ている。名前の由来は、織姫がルキアのために作ったベールの模様である苺の花の模様からである。死神見習いであり、母親が十三番隊隊長に就任した後、両親に連れられて現世に赴いて、一時的に両親とはぐれるが、黒崎家で黒崎一勇と出会い、一勇が死神の姿になったことに驚いていた。 黒崎 一勇(くろさき かずい) 一護と織姫の息子。一人称は「僕」。父親の体質を受け継いだ死神である。目の形と顔の輪郭は、母親似である。最終回では、黒崎家に出現したユーハバッハの力の残滓を指を突っ込んだだけで消滅させるなど、潜在能力の高さを窺わせており、その直後に阿散井苺花と出会っている。
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