ユーハバッハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/23 13:00 UTC 版)
「見えざる帝国 (BLEACH)」の記事における「ユーハバッハ」の解説
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ユーハバッハ
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「BLEACHの登場人物」の記事における「ユーハバッハ」の解説
声 - 菅生隆之「千年血戦篇」から登場した、配下からは「陛下」と呼ばれる滅却師の始祖。一人称は「私」。自分の不興を買う者や用済みとなった者は、部下であろうと容赦なく殺害する冷酷な性格。自身の力を他者に分け与える能力と、力を分け与えた者が死ぬとその者の魂と力を吸収し、分け与えた以前を上回る力を得るという能力を持つ。千年前に若き日の山本元柳斎や結成当初の護廷十三隊と戦い敗北したとされるが、作中では詳細は明かさなかった。 自身の血を引く全ての滅却師に対しては、『聖別』の儀式を行う事で、離れた場所からであろうと、その命と力を奪い取る能力を持つ。9年前の「聖別」によって、真咲を初め純血統以外の滅却師を皆殺しにしてその力を奪い取った。千年血戦篇にて配下の滅却師たちを率いて尸魂界への侵攻を開始し、元柳斎の卍解を奪い取って殺害した。その後尸魂界に駆けつけた一護と交戦、圧倒するも「影の領域」外での活動時間が限界に達したため一時退却する。 その後は旗下に加わった石田雨竜を自らの後継者に選ぶ事を宣言した後、二度目の侵攻を開始。雨竜やハッシュヴァルト、親衛隊らを伴い霊王宮へ侵攻し、親衛隊に霊王宮を守る零番隊との交戦を命じる。親衛隊員らが倒されると『聖別』で他の『星十字騎士団』の団員から力を奪い、その力を分け与える事で隊員たちを全員復活させる。自らは零番隊のリーダー格の兵主部一兵衛と対峙し、追い詰められるものの真の能力を開放した事で兵主部を粉砕する。そして霊王を殺害すると亡骸を全て吸収し、霊王宮を陥落させて自らが望む世界における居城『真世界城』へと創り替えた。 最終決戦では一護と交戦し、あらゆる力を統合して戦う一護に対し自身も「全知全能」の真髄を発動させ、一護が修得した真の卍解すら破壊して完勝した後、彼の虚や滅却師としての力を奪う。そしてハッシュヴァルトとジェラルドを『聖別』により処刑した後、瀞霊廷にて藍染や後を追ってきた一護・恋次と交戦する。終始彼らを圧倒していたかのように見えたが、藍染の鏡花水月に幻惑されて予知を誤り、一護の攻撃で一度死亡するが、なおも自身の能力で復活する。しかし直後に雨竜の放った『静止の銀』の作用により一瞬の間全ての力を失い、一護の破壊された卍解から現れた『斬月』に斬られ、ついに完全に死亡した。消滅する間際、その目的は現世・尸魂界・虚圏の境界を破壊して生死の境を消し、人々を死の恐怖から解放することにあったことを、無念の涙を流しながら語った。 存在の強力さゆえにユーハバッハの死後もその力の残滓は尸魂界に残り、十年の時を経てもなお力が噴出するも、一勇の介入により呆気なく消滅してしまった。 小説版では、霊王が死んだ後に零番隊がユーハバッハの亡骸に結界を張って霊王の代わりにし、世界の崩壊を防いだことが判明した。 能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」 聖文字“A”の能力。眼球に瞳が2つ、3つと出現し、未来のすべてを見通し知ることができる。この能力で知った力はすべて無効化でき、兵主部の能力を打ち破った。「力を取り戻す9年」を終える前での使用は制御不可能に陥る危険があった。ただし、霊王と同質の存在の未来を見ることはできず、霊王の右腕が自身の関知していない場所にあったことや、右腕を内包していた浮竹が世界の崩壊を防ぐために右腕を解き放つことも読めなかった。霊王を吸収したあとは、能力発動時に体にまとった黒い影にいくつもの眼が見開かれるようになり、見通す未来は枝分かれした無数の未来にも及び、さらに選択した未来の事柄を自在に改変することが出来る。「視る」という能力の性質上、藍染の鏡花水月が見せる幻覚や、ハッシュヴァルトとの能力交換時の夢と予知の見分けが困難になるなど、強大無比ではあるがユーハバッハ自身の認識と判断に大きく依存する。
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