霊王宮(れいおうきゅう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:40 UTC 版)
「BLEACH」の記事における「霊王宮(れいおうきゅう)」の解説
零番隊が守護する、霊王が存在する空間。空間内の移動はすべてハンマーでスイッチを叩き、足場に弾き飛ばされる形でのみ行う模様。また、尸魂界での移動には「天柱輦」という柱状の乗り物を使用する(基本的に落下するのみであるため、霊王宮に戻るには空鶴の大砲等で打ち上げてもらう必要がある)。通常は護廷十三隊の隊長ですら入る事が認められておらず、霊王宮に入るには零番隊に同行するか零番隊の意思で通すかなど、いずれにしても零番隊の力を借りる必要がある。また霊王宮には霊王と零番隊の他にも住人がいる。 大きく分けて本殿へ続く入口の「霊王宮表参道」、霊王が住まう繭のような形状の本殿「霊王宮大内裏」のほか、本殿を取り囲むように配置された盆のような大地に町が乗っている「零番離殿」で構成され、離殿はその一つ一つを零番隊の面々が霊王から与えられている。また、緊急時に降りる瀞霊壁は平常時はこの宮を守っているらしい。 麒麟殿(きりんでん) 守護するのは麒麟寺天示郎。中には「白骨地獄」と「血の池地獄」と書かれた紅白二つの温泉があり、白骨地獄で腐れた血と霊圧を一滴残らず抜き取って血の池地獄の湯と入れ換えることで治療を行う。 しかしその回復力が強すぎるため、並大抵の者は超霊糸で編んだ防護湯衣を着ていないと過回復により体がグズグズに腐り、破裂してしまう。なお、浦原と夜一の「遊び場」にあった温泉はこの湯殿を分析して近づけようとしたものである。 臥豚殿(がとんでん) 守護するのは曳舟桐生。彼女の"義魂"の神髄を込めたフルコース料理を食べることができる食事処となっている。 鳳凰殿(ほうおうでん) 守護するのは二枚屋王悦。立派な名前に反して実際は断崖絶壁の上に建っている非常にオンボロな小屋。王悦はそれが自分の離殿だというのを嫌がっている為、表向きはその手前に豪奢なバーを建ててそちらを鳳凰殿としている。この離殿にいる死神は王悦のみで、それ以外のバーの男女スタッフ等は全員王悦によって造られた斬魄刀の実体達で構成されている。 鳳凰殿の地下最下層には滝に囲まれた鍛冶場があり、その滝の水の全ては王悦が卍解を打ち直すのに必要なものである。
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