「朝だよ!貝社員」オリジナルキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:45 UTC 版)
「貝社員」の記事における「「朝だよ!貝社員」オリジナルキャラクター」の解説
ここでは公式サイト上で「朝だよ!貝社員」オリジナルキャラクターの欄に分類されているキャラクターを挙げる。基本的に芸能人や本業声優が声を当てているキャラクターがメインだが、ワスレ貝は朝だよ!貝社員が初登場だったり、ミル貝は朝だよ!貝社員の途中から本業声優が声を当てているが該当しなかったり、ツブ貝はデザインが一新されたことで該当したりと例外も多い。また、『朝だよ!貝社員』オリジナルとカテゴライズされているにもかかわらず、一部のキャラクターは『デラックスだよ!貝社員』にも出演している。 ハマグリ(男性) 声 - 浪川大輔 視聴者投稿により『朝だよ!貝社員』で追加されたキャラクター。非常に凝り性で、あらゆる物事にすぐハマるが、仕事にはハマらない。同じ仕事でも副業やVR上の仕事はやる気が出るのに、本業の会社の仕事となると途端にやる気が出なくなる。一度ハマるとアサリ以上に仕事に身が入らなくなるが、長くは持たずコロコロ変わる。ゲームなどにハマりすぎると、現実との区別がつかなくなり、蜃のように、現実世界に幻を見せてしまう。活発でハイテンション。 イメージ料理は網焼きであり、視聴者投稿をそのまま採用している。 アニメの回が進むと、単純に何かにハマるだけだったのが、それを通じて会社を早退したり、仕事を他人に押し付けるようになり、アサリとキャラクターが被ってきている。 フルイ貝(男性) 声 - 浪川大輔 老害系貝社員。いつも言動が古く機械オンチなおじさん社員。言動が古いうえに所持品もかなり古い年代物ばかりであり、京都まで東海道中膝栗毛のような旅をしたり、銅鏡を持参していたり、もはや古いというよりタイムスリップした人のような時代錯誤っぷりである。特に愛用のカメラは古い以前にもはやフィルムすら取り扱っていないような歴史的価値のありそうなものだが、19歳の時に撮った写真はカラーである。 オヤジギャグもよく出るが、アニメの回が進むとカキやパウア貝たちにその座を譲っている。 眼鏡をかけているが、19歳の時にすでにかけていることから、老眼鏡ではなく近眼。 前述の通り機械オンチであるため、資料のコピーは手書きで行い、プレゼンの際にはプロジェクターを使わず、紙芝居で映画『男はつらいよ』のパロディをし、くしゃみの余韻も古く、まるで江戸っ子のように振る舞っているが、19歳で上京した地方出身である。 職場ではアサリ、カモ貝、ハイ貝達より先輩である。 動画の最後の貝類の紹介のところでフルイ「ガイ」と貝がカタカナ表記である。 ヒ貝(男性) 声 - 江口拓也 被害妄想が激しい貝社員。極度の心配性で、過剰に被害を避けようとする。普通の人が問題視する部分は置いておいて、どうでもいい部分を取り越し苦労し、かえって相手に失礼だったり、騒ぎを大きくすることがある。そしてそのめちゃくちゃな杞憂がしばしば当たっていたりする。 「マズいよ~」が口癖。野球では球速が170km/hを記録するほどの剛腕ピッチングをする。 職場では中堅どころで、アサリ、カモ貝、ハイ貝達より上司もしくは先輩で、カキ(課長)よりは部下もしくは後輩である。 イメージ料理は冷凍食品もしくはアイスキャンディー(ただしこの貝は食用にする習慣がない)。 「デラックスだよ!貝社員」ではZ課の一員として同じような個性で登場したものの、デザインが変更されている。 イシ貝(男性) 声 - 山下大輝 生真面目で完璧主義の貝社員。真面目が過ぎて融通が利かない石頭。情熱は仕事において冷静な判断力を削ぐとして排除し、真面目ではあるのだが、常識はないためおかしな行動を取ってしまう。理論武装で相手を追い詰める「ロジックハラスメント」を使い、時には揚げ足取りや言い掛かりなどの屁理屈な理論で相手を論破する。 博識なインテリであるが、恋愛経験は少ないため、恋心を風邪と勘違いしてしまうウブな面もある。石頭なのは仕事以外の面(飲み会、恋愛等)でも例外ではない。 フルイ貝同様、眼鏡をかけている。「よって不可!!」が口癖。だが、「よって可!!」と言ったことが何回かある(アサリとの言い合いに折れた時、会社からの転勤の命令等)。 怠惰な性格のアサリとは何かとそりが合わず、初登場時からアサリ達と共演しており、イシ貝単体での話が放送されたのは2018年3月28日の分が初である。アニメの回が進むとカキ、パウア貝、課長の同期三人組と共に飲みに行く事もある。 朝だよ!貝社員末期では、真面目キャラなのに、「昼休みのバレーボール」というアイドルユニットのファンということにされて、仕事中に七光くんをペンライト代わりに使用してライブ鑑賞してサボったり、『貝社員を探せ③』で仕事をほっぽり出して逃げだす等キャラ崩壊も甚だしい言動や設定が付け加えられる。 「デラックスだよ!貝社員」では、うずしお商事の経理部という設定である。 カブラ貝(男性) 声 - 梅原裕一郎 1週間海外赴任していただけで、世界を熟知しているかのように振る舞う海外かぶれ(カブラ)な貝社員。「Uh huh?」や「Oops!」が口癖である。 意識高い系で、相手に対してマウントを取ろうとするマウンティング男子な面もあり、海外基準の考えで日本批判をすることもある。 日本では海外を意識しているが、いざ海外に行くと日本人であることを意識して反動で日本かぶれになる。 イメージ料理は宅配ピザ(ただし、ヒ貝同様、食用にする習慣は無い)。 アカ貝(男性) 声 - 増田俊樹 モーレツ社員の貝社員。真っ赤な血が流れるアカガイらしく熱血漢。とにかく明るい性格だが、中身が無い事を言って周りをげんなりさせてしまう。会社の存続に関わるトラブル(彼のミスによる取引先からの契約の解除、取引先の倒産等)が発生しても事態を理解しようとせず、明るさだけで乗り切ろうとする。強がっているが、体がついてこれず、挨拶だけで疲れたり、風邪をひきやすかったり、人の見ていないところで弱音を吐いたり、ぐったりしたりする。 職場では地位的にはアサリ達やイシ貝の上司である。 公式アプリではかつては人見知りで、緊張しやすく、すぐアカくなる青年貝社員だったが、『朝だよ!貝社員』では設定やデザインが変更されている。 イメージ料理は佃煮で、調理オチが判明したのは2018年11月2日の分が初であり、その際には公式Twitterでアナウンスされるほどである。 動画の最後の貝類の紹介のところでアカ「ガイ」と貝がカタカナ表記である。 ツメタ貝(男性) 声 - 江口拓也 ライバルの貝社員。事あるごとにジップ商事よりも好条件を提示してちょっかいを出すアラカセギ商事の一員。あの手この手でジップ商事を妨害してくるが、彼なりの美学があり、ホラ貝と同じく法を犯す手口(パソコンにウイルスを感染させる等)は邪道であり、自ら手を下すことに拘っている。 (『朝だよ!貝社員』の貝社員では)唯一ジップ商事の社員ではないものの、かつてはジップ商事に中途採用で入社したことがある。当初は仕事に馴染めなかったが、アサリと出会ってからは仕事を楽しく思えるようになった。ただ、彼に裏切られたのを機にジップ商事を辞め、同社を潰すという目標を掲げ、アラカセギ商事に転職した次第である。結局『朝だよ!貝社員』の最終回にはジップ商事に戻った。 イシ貝同様、初登場時からアサリと共演しており、ツメタ貝単体の話は『朝だよ!貝社員』では一度も放送されず、イメージ料理も食用になるにもかかわらず、不明である。 最後の貝の紹介が放送されたのは2019年3月12日の分が初である。ただし、オープニングで「ツメ ツメ ツメタ貝は」とならず、(「アッサリ投げ出す」などの)歌も不明であり、公式サイトの紹介欄も他の貝社員は(貝の名前にひっかけた駄洒落などの)性格の部分の色が変わっているのにツメタ貝だけは、その部分がない。 アオイ貝(男性) 声 - 山下大輝 会社の社長のように振る舞うが、社長になるにはまだ青い、つまり経験が浅い貝社員。雑誌「月刊社長」の影響を受けて行動する。社長の座は父親から受け継いだ。 なお、ジップ商事の社長は常務の差分として2016年11月1日(#149)『接待ゴルフ』に登場している。 イメージ料理は不明。 モチーフになったアオイガイは頭足類に所属し、オスは極小でメスにしか殻がないが、この貝社員には貝殻が存在する。 『デラックスだよ!貝社員』でも、引き続きうずしお商事の社長である。 フミ貝(男性) 声 - DOTAMA 喋る時に韻を踏んで喋る貝社員。相手の言葉に韻を踏んで返答することもある。 イメージ料理は不明。 声優のDOTAMAは、『朝だよ!貝社員』オリジナルキャラクターの貝社員では、(『ZIP!』の出演者を除くと)唯一の本業を声優としないタレントである。 3回目の回で早くも韻を踏むではなく、ただのDJネタになっている。 また、初登場がアニメ最末期だった為登場回数は一番少なく、その上アサリを始めとした他の貝社員と共演した話は736話、742話、743話、744話以外全く無かった。 オープニングと動画の最後の貝類の紹介のところでフミ「ガイ」と貝がカタカナ表記である。 カガミ貝(男性) 声 - 桝太一 いかなる時も鏡を手放さないナルシシスト。むしろ鏡がないと落ち着かなくなるほど。「決まんねーなー」が口癖。 自分のことが何よりも好きで、オリジナルグッズを作ったり、バレンタインギフトを受け取っていない女性社員へのお返しのクッキーに彼の写真を挿入したりしてしまうほどである。 悪霊のような湿気に取り憑かれやすく、顔写りが悪いと、呪われていると思い込んでしまう。 カガミガイをモチーフに桝自身がデザインも手掛けた。 ツブ貝(女性) 声 - 川島海荷 スマートフォン依存症である新人のインスタ女子系貝社員。学生気分が抜けないデジタルネイティブであり、勤務中でもいつでもどこでもSNSでつぶやく。母親は普通の人間。 インスタ(SNS)映えを気にしており、動物に例えられるという意味ではインスタ蝿と類似点が見られる。 公式サイトではかつては(ミル貝との差別化のために)陰湿な性格で「モヤモヤ(会社などのグチ)」をツブやく割とベテランの女性社員だったが、『朝だよ!貝社員』登場時には容姿や設定などがリファインされている(のちに公式サイトも『朝だよ!貝社員』のものに変更され、『朝だよ!貝社員』オリジナルキャラクター扱いに変更されたが、マイナビウーマンのコラムには変更前の姿などが載っている)。 唯一『朝だよ!貝社員』のDVDに収録されていない貝社員である(調理オチの画面やDVDの発売後登場したキャラクターは除く)。 ツブとは食用の巻貝の一部であるが、モチーフになっているのはエゾボラ(マツブ)である。
※この「「朝だよ!貝社員」オリジナルキャラクター」の解説は、「貝社員」の解説の一部です。
「「朝だよ!貝社員」オリジナルキャラクター」を含む「貝社員」の記事については、「貝社員」の概要を参照ください。
- 「朝だよ!貝社員」オリジナルキャラクターのページへのリンク