赤目隊とは? わかりやすく解説

赤目隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/24 13:15 UTC 版)

本日の騎士ミロク」の記事における「赤目隊」の解説

ミロク・シーレン 主人公16歳3年前、妹コニー使用人ササヤと共にオウガン帝国からジルサニアに移住した移民移住して以来バイト転々としていたが、最後に居た職場店長から騎士団薦められ、無事入団する。そしてジュジュ専属部隊「赤目隊」に配属され雑用をこなす日々を過ごすことに。 当初求めていた理想と現実との落差追いつけず、仕事身が入らない状態であった。だがオウガン関与示唆されるホラキアとの戦いきっかけとし、ジュジュや「赤目隊」の役割への理解が深まるにつれ、次第自身役目考え行動していくようになる。その過程ジュジュとある契約を結び、彼女を守る騎士となることを誓う。 ジルサニア学園においても学園騎士団所属しており、学園内で問題があれば出動しているようである。ちなみに学園でもジュジュとのヒエラルキー健在戦闘では武器用いて前線立ち回る役割を担う。剣術幼い頃から修めており、剣を使った戦いで強さ常軌を逸する。ホラキアとの交戦にて、その姿と怪物的な強さから"咬兎(サベッジラビット)"の二つ名付けられる。赤目隊は剣を持たないが、ジュジュ契約結んでだことにより、ジュジュ左腕格納されている剣を扱うことができる。ジュジュ恩恵受けられない時には、赤目隊の証たるニンジン反発魔法込めたアミュレット巻き、剣のように使う。 仲間家族といった身内に優しい。特に妹のコニー大切にしていて、ジュジュシスコン呼ばわりされるほどの溺愛っぷり。二巻での捕虜たちに圧力をかけるための作戦で、コニーの手作り弁当ジュジュ食べられた(実際に弁当偽物本物は後に戻ってくるも、時間経っていて食べられなかった)時には本気で泣いて絶叫していた。 正体オウガン帝国第3皇子、サ・ミロク・オウガン。各国の王家とも過去面識があったため、何人かには素性がばれている。先王崩御した際、第2皇子ゴウトと、その背後潜む集団陰謀に気づいた第1皇子ゼ・ジンレイ・オウガンの手引きにより、ジルサニアに亡命した家族全員亡命するはずであった時間無く、ジンレイの突然の死もあり、ミロクコニーササヤの3人のみがオウガン脱出したミロクコニーの母、姉、異母妹(シェンラン)とその母などがオウガン残っている。ジルサニアに着いてからはシェンランと手紙連絡取りあい、肉親安否確かめている。 家族や赤目隊の仲間などからは馬鹿だ評価されている。何かを勉強するということ嫌っている。実際手順覚えられないため型どおり演武できない、諺や格言覚えられない、など実例も多いため、本人強く否定できないらしい。 ジェルメーヌ・ジルサニア ジルサニア王国第一王女14歳。白い肌、長い金髪エメラルドグリーンの瞳が特徴可憐な美少女ジルサニア王国シンボルとして人前では完璧な王女演じているが、本当言動粗暴な活発にして傍若無人な性格。彼女の真の姿を知るのは、彼女の私部隊である赤目隊、他国王族など限られた人物のみ。しかし人の人生左右するような命令決してせず、必ず出来ると確信がある命令しかしない直接言わない相手の事を考えられる国民への演説他国との外交主な仕事左手がジルサニアのゴーレム技術結晶宝物庫」であるため、本来は奪われしまわないよう安全な場所にいなければならない。自らの役割重要性認識して誇り感じ、最高の形で果たそうと常に一生懸命舞台はもちろん衣装装飾品にもこだわり、誰の目にも素晴らし王女であろうとする。ただしそのとばっちりミロクに向かうこともある。無理を言ってジルサニア国立学園入学したり、私設部隊=「赤目隊」を組織するなど、ただ守られることには納得していない。なお「赤目隊」の詰め所日常的に出入りしているが、出入りする際は恰好変えるため、「赤目隊」以外は誰も正体気づかない。 彼女の私設部隊である「赤目隊」は、彼女の護衛の他、演説の舞台作り食料調達化粧着付けなど身の回り雑用もこなす。 彼女自身に戦う力はないが、仕事立派に果たすための努力欠かさないため、記憶力知識など頭脳まわりはかなりのもの。分厚い演説台本丸暗記したり、昔1度だけ会ったことのある人の顔を覚えていたり、優れた能力披露している。 ジルサニア学園においては一般生徒として入学していて、正体隠し普段男言葉使っている。またミロクの妹のコニーとは同じクラスであり、友達でもある。ちなみにコニー正体知らないビスマルク 「赤目隊」の隊長人語を話すウサギ。赤目隊最年長騎士団身上書によれば41歳)。元は人間だったらしいが詳しい事情不明過去兵役突如姿をくらまし戻ってきた時にはウサギになっていた。二つ名は“狡兎”(スリーホールズ)。昔からジルサニア騎士団居たらしく、ジュジュやアーセージとは彼らが幼い頃からの付き合いジュジュ男言葉を使うようになったのはビスマルク影響受けてしまったせいらしい。 戦闘においては軍師として働き戦況読み指示を出す役目請け負う過去困難な状況下でそれらを打開するという実績上げていて、アーセージ皇子曰く「敵に対すイヤガラセ達人」。反面普通の状況では実績上がらず本人前線に立つことはない。またウサギ外見使って敵の目を引き付けることもでき、小型魔導球(爆弾)を使った工作活動なども得意としている。道具を扱うため、様々な国の魔導技術学び工夫した機器開発している。 ウサギなのでジュジュ舞台設営などは出来ないが、資材確認各方面関係者対す説明段取りなどの事務仕事請け負っている。 アーニィ・クライトン 赤目隊の隊員17歳。細身体型、肩で切り揃えられた赤毛セミロング明る笑顔特徴。暇さえあれば何か食べているフードファイター。元々はホラキア生まれで、幼少の頃はホラキアで暮らしていたが、母親再婚相手がジルサニア人であった為ジルサニアで暮らすようになった母親はホラキアで王族匹敵する地位と共に名誉勲章を貰うほどの武術の達人であった。だが生まれ本人にとって居心地悪く騎士団入れば誰がどう見てもジルサニア人として見えるだろうと思い騎士になった。赤目隊では舞台設置の他にもジュジュ舞台における振り付け着付け裁縫などを行っている。 師である母親から習った格闘術戦闘をこなす。反発の力が宿ったアミュレットを足に巻き強化され蹴りで敵を倒すのが基本スタイルミロク接近戦では勝てないと認めるほどの実力真っ先他人を気遣える優しい人物であり、ミロクもその優しさ何度も救われている。感情豊かだその分やや頭に血が昇りやすく、相手言動冷静に対応できなくなることもある。 ミロク同様ジルサニア学園通っており、ミロクとは隣のクラス同士である為、赤目隊で知り合ってからはよく学園内でも行動を共にしている模様学園内では男子のみならず女子からも憧れられていたりするが、同時に性格広く知れているため、付き合おうと思う男子居ない様子フェリサ 赤目隊の隊員19歳。腰まである暗灰色髪の毛をゆるく編んだ少女中性的顔立ち普段制服と下に身に付けている胸当て隠されているが、ジュジュやアーニィがショックを受けるほどスタイル抜群普段は居るのか居ないかわからないほど気配がなく、淡々と仕事をこなし、無口ぼーっとしていて何を考えているのか分からない多く人種文化交じり会う藍山同盟出身であり、その為に言葉遣い訛っている。「赤目隊」ではジュジュ化粧係として衣装及びメイク担当していて、肉体労働には従事せず、済むと本番まで出番が無いことが多い。 優れた感覚用いた、弓による精密射撃を得意とする相手攻撃撃ち落とす、超遠距離から攻撃する、敵に合わせて痺れ薬などを用いたりなど、応用効いた戦い方が可能。常に撃つ場所や同業者潜んでいそうな場所を探すなど、抜け目がない。敵の動きいち早く察知し、皆に知らせ偵察役目担っているジルサニア学園卒業生であり元学園騎士団所属らしく、いろいろなことを教えてくれた現学園騎士団団長であるノックを、強く美しく綺麗飾らない理想先輩とし、恭しい態度接する。在学中ぼーっとしているキャラだったがやる時はやる人らしく数多く伝説残しているとのことトーラット・ルグ 赤目隊の世話女房役の副団長20代後半眼鏡をかけた男性二つ名は“左手”(マインゴーシュ)。愛妻家だがそれゆえかのいささか不穏当な発言時折見られる失われることを危惧されるほどの優れたゴーレム技術者だが、その経歴不詳過去何らかの事件起こしたことが示唆されている。「赤目隊」では会場設営担当している。愛機たるゴーレム「クロトポリカ」を国のゴーレム格納庫に置かせてもらっており、ゴーレム定期診断とそこの掃除などが出来ない技術者更生が赤目隊にいる半分理由豪語している。また赤目隊の家事全般担当しており、彼の入れお茶絶品評判自身ゴーレムであるクロトポリカは通常のゴーレムより遥かに優れたプログラムなされており、機動性自立判断機能遠隔操作優れた性能を誇る。 ディアート・カーリン 赤目隊の隊員長い黒髪を持つ優男。元々はジルサニア王国騎士団取り締まり部隊「黒鎖隊」の一員だったが、オウガン帝国魔導師たちと結託しジュジュ暗殺企てた失敗して投獄されていたがジュジュにより赤目隊に編入される大変な女性好き。女性ならば既婚者であろう彼氏持ちであろう見境なく手を出す変化の術熟達も関係が発覚した際の逃走のため。現実的ドライな考え方が目立つが、気絶したミロクを最も親身になって介抱したり(まだ赤目隊の常識慣れていなかったのもある)、病の親友融資したりと根は優しい。赤目隊の中では良識人の部類入り編入してまだ日が浅いのもあり、メンバー無茶な言動考え方ついていけないこともしばしば。 ツッキーニの変化魔法使い手小回り利いた使用ができ、器用さビスマルク自分よりも上手と認めるほど。成功のためには手段を選ばないため不意打ちが得意。戦闘能力常人の域出ないが、騎士として要人護衛できる程度の力はある。

※この「赤目隊」の解説は、「本日の騎士ミロク」の解説の一部です。
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