天尾隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/24 13:15 UTC 版)
天尾隊は文字通り尾の如くオウガンに対する害虫などを払うのが仕事であり撤退戦では殿などを担当する汚れ役を行う部隊である、そしてそういう部隊の性質から癖があるが実力のある者が所属している シェンラン・オウガン 天尾隊の隊長。槍の達人でもある15歳。長い黒髪を後ろで結び美しい顔立ちが特徴。武芸が盛んなオウガン帝国において槍の大会で優勝するほどの腕前で、オウガン帝国内でもトップクラスの実力者。ミロクとは母違いの兄弟であり、幼い頃から共に武術の腕を磨いてきた仲である。子が成せなくなると用済みとされてしまうオウガンの王家において、子供ができなくなってしまった母を養うために軍に所属。またミロク達の亡命の際取り残されたミロクの母と姉、自身の母の身の安全を守る目的もある。現在ミロクとは道を違え、自身の武芸の腕を活かしオウガンでの発言権を強めようとしている。ミロクとは手紙のやり取りで互いの安否を確認しあっていた。 本名はリ・シェラ・オウガンといい、オウガン帝国第四子。女性であることは親族と天尾隊のメンバーしか知らず、軍では男として通っている。兄のジンレイやゴウトでさえ手を差し伸べていたが本人は頑なに拒み、自分で働くと言って軍に入る決意をした。男として在籍しているにも関わらず男性からラブレターを貰うほどの美少女であるが、本人はその自覚がまったく無い。 幼い時から一緒に育ったミロクに対しては兄妹以上の好意を抱いている節がある。だがその事を知っているのは妹のコニーのみ。 ゼンジ 天尾隊副隊長。がっしりとした体格の大男。本職は僧侶であり、まだ若い隊長の保護者的立場でもある。隊では赤目隊でいうビスマルクと同じく軍師的立場。地雷などを設置し侵入者対策をするなど工作活動も得意とする。 テンゲンジャ 天尾隊の一員。全身を使って放つ特殊な大型弓を用いる弓使い。長身黒髪の優男。ホラキアにベンヤミン王子付の従者として潜り込んでいたりと潜入工作も得意としている。本来はとても砕けた性格の人物で、自分の意見も臆面なく言う。その一方で相手のことを気に掛けることが出来る一面も持ちあわせる。 ヤツガツ 天尾隊の一員。雑用をこなす小間使い。長い髪をした、ヘタをすればジュジュより美しいかもしれない美少年。人間離れした身体能力を持ち、クロトポリカの攻撃をも受け止めてしまう。矢を受けても弾き痺れ薬の効用も低いなど、人間以外の何らかの血が混ざっている模様。 ホウショク 天尾隊の一員。最年長のお爺さんで、隊の長老的立場。アーニィ以上の実力を持つ格闘家であり、過去アーニィの母親とも戦った事があるほどの人物である。普段はご隠居的立場で表立って何かしたりはしていない。勝手な行動が目立つ節があるようで、仲間に咎められる場面もある。アーニィの胸を躊躇なく指摘するなど、スケベな面も見られる。
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