柵川中学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:01 UTC 版)
「とある魔術の禁書目録の登場人物」の記事における「柵川中学校」の解説
初春 飾利(ういはる かざり) 声 - 豊崎愛生 柵川中学1年D組所属。「風紀委員(ジャッジメント)」第177支部オペレーター。低能力者(レベル1)。血液型A型。乙女座。西葛西出身。『超電磁砲』では主要人物の一人。SP初春編では主人公格として活躍する。 黒髪のショートヘアに飴玉を転がすような甘ったるい声色が特徴の[要出典]可愛らしい少女。ショートヘアの頭に造花の飾りの付いたカチューシャを付けており、遠目には頭に花瓶を乗せているように見える。なお、「頭の花のことを尋ねてはならない」 とのこと。 天然なところもあるが、高度な情報処理能力を有し、洞察力も高い。人間関係に於いて、相手を信じる心が強く、優しい心を持ち、アニメ版「超電磁砲」、「超電磁砲S」では、木山春生、春上衿衣、枝先絆理の心の支えとなった。佐天曰く、「正義に憧れて正義でありたいと思っている子」。 少女小説の影響でお嬢様という存在に憧れを抱く。黒子と違い、まともな意味での憧れだが、若干幻想が激しくなってしまっているところもある。一方で付き合いの長い黒子に対しては日頃の変態的な言動を見ているためか時折毒舌になるが、相棒としては信頼している。中学の同級生である佐天とは親友で、自身がクラスに馴染めず孤立しかけていたところを救ってもらったため感謝している。ただしいつもスカートめくりを狙ってくるため、対応が辛辣になることがある。 黒子とは小学校の頃から「風紀委員」としての付き合いを持ち、主にオペレーターとして、情報の収集・伝達等で黒子達のバックアップを担う。また、超一流の天才ハッカー でもあり、ハッカー達や親しい人達の間では「守護神(ゴールキーパー)」と呼ばれているが、本人は快く思っていない。彼女が構築したコンピュータセキュリティを破るのは至難の技で、その技術レベルは黒子も舌を巻くほど。それゆえ作中での戦闘場面では主にコンピュータなどを用いて御坂や黒子のサポートをしている。わずかな情報を起点にシステムという「花」を思い浮かべ、情報を補完して頭の中で全体像を仮組みするように「とある機構を様々な角度から想像する」力があり、瞬時にネットワークの構造を分析し、最速かつ安全な近道、裏道を通って、システムの管理者や設計者よりも速く、最短の作業量で目的の情報に到達する技能を持ち、美琴をして解析に時間を要する暗号をわずか7秒で解読する。また、彼女が構築したセキュリティプログラムは、データを「防護」するというよりも侵入者を「攻撃」する構成になっており(度が過ぎて黒子に怒られることもある)、更に侵入者を誘導してIPアドレスを「警備員」に通報するためのダミーサーバも作っている。体技訓練を受けているにもかかわらず身体能力は小学生レベルと、「風紀委員」のトライアル基準をぶっちぎりで下回っているが、ハッキングの特技の一点突破によって所属を許されている。また、黒子は警策と戦った時、数万台もの中継カメラをハッキングして警策の支配下にあるカメラを特定して作った合成画像を警策の端末に送信していた初春を「それができる最高のパートナー」と言った。手先も器用で、携帯電話のストロボを改造し最高電圧20万Vのスタンガン機能を付けて護身用にしている。 過去に黒子と固法が郵便局に行った時、自分も郵便局にいてその郵便局が強盗に襲われ、強盗に人質にされたことがある。そして黒子によってテレポートで脱出させられた後、必死になって助けを求めていた初春を見た美琴が超電磁砲で黒子を救った。そしてこの時の黒子を見て、自分の信念を曲げないことを心に誓った。ただ、初春はこの時黒子を助けたのが美琴であることに気付いていない。 優しい心を持っており、特に幼い子供には相手に相応の話し方や接し方をする。また、アニメ版の「とある科学の超電磁砲」の「能力と力」では介旅が幼い子供に持たせた爆弾から子供を守るために逃げずに子供を抱きしめた。この時は爆弾との間に美琴が入り、爆弾を超電磁砲で破壊しようとしたものの美琴がコインを落としてしまい、美琴と爆弾の間に飛び込んだ上条によって救われた。 7月初めにショッピングセンターからのテロリストが学園都市を襲撃した際には、黒子の戦闘をバックアップし、拘束後には佐天からの情報提供で計画がまだ終わっていないことを察して、事情を説明する。「幻想御手」にまつわる一連の事件では重力子爆弾で狙われたところを上条に助けられ、幻想御手の副作用で佐天が倒れてからは事件の真相に迫るも、真犯人である木山に一時的に拘束されてしまった。8月1日には暴走する衛星誘導車を止めるために体を張った。8月初めにはルームメイトになった転校生の春上がRSPK症候群の頻発に関与していると疑われる中、最後まで彼女の無実を信じ続けた。8月末には風紀委員として学級会第四会場で「スタディ」と交戦し、佐天と共に「エカテリーナ二世号改」に搭乗して敵幹部を撃破する。9月3日からの広域社会科見学で学芸都市に赴いた際には、機密に触れて行方不明になった佐天の所在をハッキングで見つけ出し、脱出時は他の観光客への避難勧告と「行方不明」として拘束されていた人々の解放を行った。 大覇星祭編では9月19日に偶然「才人工房」と食蜂の関係を示す都市伝説サイトを発見したため、彼女の「心理掌握」によって操られてしまい、その翌日に黒子たちと同様不確定要素とみなされ一時的に美琴の記憶を消去されてしまう。その事実を聞いたうえで裏方として警策と交戦する黒子をサポートし、合成映像で警策の目を欺き黒子が追い詰めるまでの時間を稼いだ。 9月30日には支部で事務仕事をしていたが、テレビのニュースで事件を知ったことで「天罰術式」の影響を受け昏倒してしまう。予知アプリが出回った頃には佐天からの情報提供で調査に乗り出し、黒子とともに運命を変えるために奔走した。また、「学園都市伝説」に関連する「理想の能力」の一件では、蜜蟻の計画を阻止するために情報操作を行い、彼女の工作アカウントを全て凍結する。10月9日の独立記念日には偶然出会った打ち止めを庇い、彼女を狙う垣根に拷問され左肩を脱臼するも一方通行の登場により難を逃れる。第二少年院の「脱獄トライアル」では持ち前のハッキング能力を駆使して優勝を果たし、賞金の10億円は「置き去り」のために全額を寄付する。しかし、有能なハッカーを探していた嬉美の一派によって自宅を襲撃され、誘拐されてしまい、逃走中に佐天が自分を庇って致命傷を負ってしまう。激しい復讐心に突き動かされそうになるが、瀕死の佐天に宥められ、風紀委員として犯人をも救うために嬉美からドラゴンを引き剥がす。 能力はレベル1の「定温保存(サーマルハンド)」。触れている物体の温度を一定に保つことが出来るというものだが、レベル自体が低いことに加え、余りにも高温や低温の物体にはそもそも触れることができないため、結果として対象は常温の範囲内の物体に限られている(暖かいお茶を冷まさなかったり、冷たい水をぬるくしない程度)。発動には「対象を手で包み込んでいるという認識」が必須で、バスケットボール以上の大きさの物体には能力を使用できない。『超電磁砲』では氷を溶けないようにして身体に当て、血管を冷やして熱中症を防いでいる。また、アニメ版「超電磁砲」の作中で、入院中の春上にたい焼きを温かいまま届けたように、相手の不安な心を穏やかにしたりしている。また応用の幅が微妙に広く、適当に湿らせた上で温度を一定に保つ事により微生物の力で急激に腐敗・発酵させる事もでき、少量の生分解性プラスチックなら短時間で変形させ、重量1トン以上の牛1頭でも10時間程で丸ごと肥やしに変えて抹消可能。 また、獄門開錠編終盤では、AIMジャマーを逆用して刻一刻と変化する微弱な力場をミクロレベルで操作するという離れ技で、現実世界を2進法のデジタルに再定義し、「春暖嬉美とドラゴンを引き剥がす能力」を創造する。その際、AIM拡散力場は蕾のような左右一対の角や大型の四花弁型パネルとして実体化した。 同原作者の漫画版『ヘヴィーオブジェクト』にも名前は明言されていないが主人公と同僚の少女兵として登場している。[要出典] 佐天 涙子(さてん るいこ) 声 - 伊藤かな恵 柵川中学1年D組所属。無能力者(レベル0)。本作では第1期OPとインデックスたんに登場。 詳細は「とある科学の超電磁砲#佐天涙子」を参照
※この「柵川中学校」の解説は、「とある魔術の禁書目録の登場人物」の解説の一部です。
「柵川中学校」を含む「とある魔術の禁書目録の登場人物」の記事については、「とある魔術の禁書目録の登場人物」の概要を参照ください。
柵川中学校(さくがわちゅうがっこう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:08 UTC 版)
「学園都市 (とある魔術の禁書目録)」の記事における「柵川中学校(さくがわちゅうがっこう)」の解説
※この「柵川中学校(さくがわちゅうがっこう)」の解説は、「学園都市 (とある魔術の禁書目録)」の解説の一部です。
「柵川中学校(さくがわちゅうがっこう)」を含む「学園都市 (とある魔術の禁書目録)」の記事については、「学園都市 (とある魔術の禁書目録)」の概要を参照ください。
- 柵川中学校のページへのリンク