帰国後第二東京期/現代アーティスト時代とは? わかりやすく解説

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帰国後第二東京期/現代アーティスト時代(1999-2009)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 22:21 UTC 版)

宇川直宏」の記事における「帰国後第二東京期/現代アーティスト時代(1999-2009)」の解説

1999年、ロンドン・バービカン・アート・ギャラリー(バービカン・センター)での「JAM展」を皮切りに世界各地展覧会開催その後手がけたアートディレクションBOREDOMSからブルガリまでと幅広くVJ共演ジェフ・ミルズからメルツバウまで、執筆ニコラ・テスラ概論から石立鉄男研究までと、極めて多岐に渡る。 同98年 宇川オーガナイズにより始動した高橋透、MOODMANとのDEEP HOUSEパーティーGODFATHER」を結成。(2011年9月11日高橋透DJ活動休止により解散。) 2000年以降は、松本俊夫田名網敬一山口小夜子他とのコラボレーションをおこなう。この時期からVJとしての活動再開し2000年カウントダウンではBOREDOMS久々に共演2001年より電気グルーヴ石野卓球本格的に親睦を深めるその後日本最大規模屋内レイブ「WIRE01」にVJとして参加し以降12年連続出場している。また年末年始LIQUIDROOM恒例となった1日夕方まで続く「死亡遊戯カウントダウン」にも卓球2人っきりで10年連続出演2007年より2F LIQUIDLOFTのオーガナイズ宇川担当することとなり、複数チームVJ入り乱れるスタイルとなったため、1対1共演からはシフトしたがこのコラボは現在も毎年継続)。その他フジロックMETAMORPHOSE、ローライフ、渚、ライジング・サン・ロックフェスティバル他、国内外野外フェス毎年参加。 ミュージッククリップ・ディレクターとしてはBOREDOMSテイ・トウワSUPERCARTHE ORBDJ TASAKAギターウルフ電気グルーヴ×スチャダラパーcapsuleMEGORANGE RANGE他、多くミュージシャンを手がけている。 2002年エディンバラ国際映画祭2003年アルス・エレクトロニカ2003年ワンドットゼロ、2004年RESFEST WORLD TOUR、などの国際デジタルフィルム・フェスティバル、またアメリカ、ヨーロッパアジア他、世界各国数々クリップ上映され2003年SPACE SHOWER TVMVABEST COMPUTER GRAPHIC VIDEO賞、2003年MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN BEST DANCE MUSIC賞、2009年SPACE SHOWER Music Video Awards 09特別賞、他、受賞歴多数グラフィック・デザイナーとしてロンドン:バービカン・アートギャラリーでの「JAM展」、ニューヨーク:PS1/MOMAでの「BUZZ CLUB」、ソウル:ハジャ・センターでの「アクティブワイヤー」他、海外エキシビジョンへの参加多数作品集として「GAS BOOK7 / UKAWA NAOHIRO」、「RANGOON RADIO」がある。DVDとして「UKAWA NAOHIRO/Scaning of Modulations」「SUPERCAR/HIGH BOOSTER U.N.V.J.WORKS」「BOREDOMS / SUPERSEEEE!!!!!!!!!」「RapiLLd i MOVEMENT/iLL X UKAWA NAOHIRO」他、DVD監修として谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座」等。 2003年 六本木ヒルズ・アリーナ行われたSAL VANILLAパフォーマンス[INTER/ACTION]のポスター・デザイン等。 2004年以降本格的に現代美術領域踏み込みニューヨーク:トランスプラント・ギャラリーでのコーンケナフの種の発芽発育絡んだ領土争い9.11出来事隠喩した「UKAWA NAOHIRO'S !!!SEEDWARS!!!」を皮切りに名古屋中京大学でのウズラ使ったサウンドインスタレーション「!!!UZULIVE!!!」、KPOキリンプラザ大阪での「DISCO UNIVERSITY - 田名網敬一×宇川直宏展」他、サンフランススコ、LAストックホルムイスラエルソウル東京大阪名古屋での展覧会実現2005年代表作は「電気グルーヴ×スチャダラパー」のアートディレクションと、その楽曲Twilight」の2本立てミュージッククリップ(2005 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦賞)や、テイ・トウワのニューアルバム『FLASH全国ツアーVJとして参加野宮真貴の『PARTY PEOPLEデザイン&MV、「松本俊夫実験映画BOXデザイン大阪サントリーミュージアムでの「ガンダム展」への参加他、多数2006年BOREDOMSEYEとのコラボ展「ONGAROO feat.VIDEO NANOO」/京都ARTZONE、東京MAGIC ROOM、「FINALHOME/SAVIVAL ADICT展」〈NANZUKA UNDERGROUND〉への参加、その他キュレイターとしても「電気用品安全法PSE法)によって消え行く危険性があるもの展」、『篠原有司男暴走集会2006!!!!!!!! / 泥濘鬼退治バイカーズ!!!!!!!!』を企画監修。そして石野卓球 & 川辺ヒロシの「InK」、中村弘二主宰するiLL」などのアートディレクション担当するなど、常に様々なプロジェクト起動同年は、電気グルーヴフジロックでのVJ皮切りに主要な夏フェス制覇し、ラメルジーや、ESGDJスニーク他との共演果たした。 同06年、渋谷クラブ付き個人オフィスMixrooffice」をパートナー他社比社と共にオープンさせる。独自の音響哲学によるサウンド・システム構築話題呼びデリック・メイURマッド・マイクからダニエル・ワン、Lucianoダニエル・ベルホアン・アトキンス、Loco DiceDJ NOBU、CxMxTまで世界中DJから高い支持得ている。 また同年秋にはジャパン・ファウンデーション主催による20人の日本の現代美術家招聘するエキシビジョンRapt! - 20 Contemporary Artists from Japan」に宇川直宏選抜され日豪交流企画一環として最新作個展Dr. Toilet's Rapt-up Clinic』がオーストラリアメルボルン開催された。その作品マジックミラー連なった5部屋曼荼羅公衆便所盗撮するもので、このインスタレーション2010年アップデートされ水戸芸術館現代美術センター展示された。 2007年文化庁メディア芸術祭10周年記念国立新美術館こけら落とし兼ねて電子顕微鏡モーションキャプチャー使ったVJパフォーマンス披露。更に〈NANZUKA UNDERGROUND〉での個展A Series of Interpreted Catharsis episode2 - earthquake』では筑波地震研究所人工地震起こしモータードライブ連続撮影した写真作品と、ハイスピードカメラでその模様おさえたハイビジョン作品発表。 秋の『六本木クロッシング』展(森美術館)では、この自然災害シリーズ一環として台風を「生け捕る作品A Series of Interpreted Catharsis episode1 - Hurricane Katrina』を出展12月19日DVD作品集「INTOXICATING MUSIC CLIPS OF UKAWA NAOHIRO『MAD HAT LAUGHS!!!!!』」を発売。このDVD今まで宇川が手がけたBOREDOMSTHE ORBSUPERCAR電気グルーヴ×スチャダラパーなどの「代表作と言われるPV殆んど網羅複数メジャーレーベルを跨いでの国内初のディレクターズミュージッククリップ集となった 2008年1月フロア契約満期の為、Mixrooffice第一章幕を閉じた。クロージングパーティーは!!!!!Mixrooffice E/N/D OF THE LxAxSxT Chapter!!!!!と銘打たれ、2007.12/31-2008.1/1の年を越えた恵比寿LIQUIDROOMでの22時間に渡るカウントダウンカウントアップからスタートし石野卓球EYEらのHALFDAYS(12時間ロングセット)を挟み、約1か月渡り繰り広げられた。最終日1/27は「mixrooffice rest in peace(2006-2008)24 HOURS PARTY FREAKS!!!Mixrooffice.R.I.P!!!!!ULTRA FINAL!!!!!」のタイトルで、オープニングのスヴェン・バスからエンディングのMOODMANまで17人のマイクロ縁のアーティスト27時間渡ってPLAYした。3月小学館漫画雑誌月刊IKKI』に作画MUSTONE、原作宇川直宏で、今世紀的妖怪漫画ピンホールくん』が連載開始2008年宇川主導音楽ユニットUKAWANIMATION!結成。これは人間以外森羅万象全ての万物から見たビジョンのみを音と映像構築するプロジェクトである。7月リリース前にもかかわらずFUJI ROCK FESTIVAL'08レッドマーキー最終日大トリノミネートされデビューBOREDOMSEYE咆哮によって始まったライブパフォーマンスには、ニューヨークからビヨンセ振り付け師でもあるカリスマダンサー、JONTE'メンバーとして参加した9月には当ユニット1stシングル惑星ポートレイト 5億万画素」がリリース石野卓球作曲宇川直宏作詞表題曲ヴォーカリストとして萩原健一参加した。なお、11月にはCD+DVDからなる1stアルバムUKAWANIMATION!/ZOUND TRACK』を発売。このアルバムには上記石野卓球x萩原健一加えBOREDOMSEYE伝説のアートコア・プロジェクトHANATARASH糸電話デリック・メイの「ストリングス・オブ・ライフ」を奏でた ストリングラフィや、田中フミヤビヨンセマドンナ安室奈美恵コレオグラファー JONTE'xTOBY、FUTURE TERRORDJ NOBU、アンダーグラウンド・ハードコアのイコン=アブラハムクロス、ハーシュノイズ極北メルツバウ、ガーリーポップアイコンのMEGまでが参加した2009年4月SPACE SHOWER Music Video Awards 09』においてUKAWANIMATION!様々なミュージッククリップ特別賞受賞。「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2009においては、最優秀ダンスビデオ賞にノミネートされる2009年6月『ポップ・アヴァンギャルドのニューディメンション現出!!!!!!!』 と銘打ったUKAWANIMATION!初のワンマンライブUKAWANIMATION! First LIVENIMATION!!!!!』-UKAWANIMATION! VS EBIS RESIDENTS- が開催レコーディング参加した多数ゲスト演奏参加し1stアルバム『ZOUND TRACK』の世界LIVE再現した。またこのLIVE為にレジデンツ楽曲4つ打ちカヴァーするユニットEBIS RESIDENTSを結成。更にこの日、会場である恵比寿リキッドルーム2FTIME OUT CAFFEギャラリーでは宇川直宏によるセレブリティー300人の偽サイン展『UKAWA'S TAGS FACTORY!!! 300 Counterfeit Autograph!!! 』を開催。本エキシビジョンは、様々な時代の、そしてあらゆるジャンル著名人を、色紙というキャンバス上に並列サンプリングし、そして同価格で販売という価値転覆計る実験展示である。 2009年9月以降UKAWANIMATION!から派生したXXX RESIDENTS活動活性化9月11日相対性理論とのツーマンライブ恵比寿リキッドルーム皮切りに9月20日水戸短編映画祭」@水戸芸術館 with 高木正勝12月16日シーグラフ国際カンファレンスSIGGRAPH ASIA 2009』のオープニングアクト以降2012年4月22日バルセロナ発の電子音楽メディア・アート祭典=『SonarSound Tokyo』のメインステージ招聘されヴィンセント・ギャロや、ザ・シネマティック・オーケストラ共演を果たす。 2010年2月1日監督した電気グルーヴ、「タランチュラ」のMVが、MVA(SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS)10 CONCEPTUAL VIDEO部門ノミネート

※この「帰国後第二東京期/現代アーティスト時代(1999-2009)」の解説は、「宇川直宏」の解説の一部です。
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