ポートレイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/01 16:16 UTC 版)
ポートレイト、ポートレート(英: portrait)
語句
- 肖像
- 人物写真
- 胸像
- 生き写し
- ポートレイト表示 - 長方形の画像や写真・絵画を縦長に表示または陳列すること。肖像画が縦長の画角で描かれた事に由来する。逆に横長に表示または陳列する場合はランドスケープ表示と云う。
- ポートレイト・ムービー - セリフを伴わない(もしくはセリフを含んでいるが重視されない内容の)シチュエーション表現による面白みや視覚的芸術性を織り込ませた(各々ストーリーとしての繋がりが希薄もしくは皆無の)ショート場面を絵葉書集の様に幾つも並べて一本の作品に仕立てた形式で製作された映画作品。主にスケッチ・コメディー映画に用いられている。代表的な作品としてジャック・タチ作品(「ぼくの伯父さんの休暇」「プレイタイム」など)や、(コメディ要素は無い)「フェリーニのローマ」「甘い生活」「アメリカン・グラフィティ」「クナシリ (映画)」「DAU.ナターシャ」「DAU.退行」が挙げられる(邦画ではスケッチ・コメディー映画でもある「下落合焼き鳥ムービー」「みんな〜やってるか!」など)。
作品名
- PORTRAIT (竹内まりやのアルバム) - 竹内まりやのアルバム。「ポートレイト 〜ローレンスパークの想い出〜」を収録。
- PORTRAIT (久川綾のアルバム) - 久川綾のアルバム
- ポートレイト (リック・アストリーのアルバム) - リック・アストリーのアルバム。「ポートレイト・オブ・マイ・ラヴ」を収録。
- ポートレイト (豊崎愛生の曲) - 豊崎愛生のシングル
- PORTRAIT 〜Piano & Voice〜 - 中島美嘉のカバー・アルバム
- PORTRAIT (フジファブリックのアルバム) - フジファブリックのアルバム。表題曲「Portrait」を収録。
その他
- ミュージック・ポートレイト - NHKで放送されていた音楽番組
ポートレイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 14:07 UTC 版)
シルエットによるポートレイトは絵具を用いても制作可能であるが、伝統的には黒色の薄いカードを顔の形に切り取って、白などの明るい色の下地に貼ることによって作られる。専門のシルエット作家の場合、しばしば観客の前で数分間のうちにポートレイトを切り取って見せる 。また注文主に横顔の写真を送ってもらい、それをもとに製作することもある。 18世紀ドイツの観相学者ヨハン・カスパー・ラヴァーターは自著において人間の顔のタイプを分類するのにシルエットを使用しており、これがシルエットを広めるきっかけになったと考えられる。なおラヴァーターの友人でもあったゲーテはシルエットを好み、『若きウェルテルの悩み』では主人公ウェルテルが思いを寄せる女性シャルロッテのシルエットを作るくだりがある。18世紀の最も有名なシルエット作家であるアウグスト・エドワード(August Edward)は何千枚もの精巧なポートレイトを制作したが、その多くは船の難破事故のために失われてしまった。イギリスでもっともよく知られているシルエット作家であるジョン・ミアーズ(en:John Miers)はロンドンのストランドにスタジオを構えつつも、各地を旅行し様々な土地で作品を制作した。 アメリカ合衆国ではシルエットは1790年代から1840年代にかけて流行し、カメラが登場するまでは肖像技法として広く用いられていた。シルエットの技法は現在にも受け継がれており、各地を旅しながらシルエット制作を行なっている作家が20世紀まで存在した。その後シルエットは新しい世代から、重要な出来事を記念する上でのノスタルジックな技法として再評価を受けており、アメリカではシルエット作家がウェブサイトを設けて、結婚式や広告などに使用するシルエットの制作を請け負ってもいる。 イギリスでは活動中のシルエット・アーティスト集団が存在する。オーストラリアではS.ジョン・ロス(en:S. John Ross (artist))が60年にわたり農芸展覧会などの場でシルエット制作をして見せていた。ダグラス・カーペンターなどの作家はペンとインクを使用してシルエットを制作している。
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