出演者・役構成
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「志村けんのだいじょうぶだぁII」の記事における「出演者・役構成」の解説
作品内では出演者の芸名と役名はほぼ同じであるとみてよい。優香のみ役名は後述の通り。 志村けん 同ドラマの中心人物・有限会社「志村運送」の代表取締役社長。 親代々からの受け継ぎで妻と共に切り盛りしている。趣味はゴルフ。典型的な中年男性で自分の性格中心に周囲を見て女子従業員にも手を挙げたりすることがあるが、従業員を家族のように可愛がり食事や社員旅行など積極的に行っている。ヘビースモーカーであり、煙草がわずかな時間切れると貧乏揺すり等を始め、周囲に迷惑をかける。運送屋の社長にもかかわらず、運転免許は持っていない。競馬と酒が大好きでよく竜兵や克広とキャバクラなどに飲みに行き、妻・優香の目を盗んで知り合った女とこっそり会って遊んでいることもよくある。かなりのスケベで浮気性で、女性従業員にセクハラしたり、キャバクラ通いがバレ妻からお仕置きされるのは日常茶飯事。基本的にけんが従業員他に対しツッコミ役で他の出演者がボケを演じるが、時折ボケに回ることもある。携帯電話の着信音はシルヴィ・ヴァルタンの「あなたのとりこ」を使っている。 優香 けんの妻。志村運送副社長兼従業員。この場合フルネームが「志村優香」となる。 けんは前妻と死別しており、当時従業員として働いていた優香が、前妻の死の直後で落ち込んでいたけんを慰めたことがきっかけとなり結ばれ夫婦となった。父と娘ほど年齢が離れているが、けんには「かあちゃん」と呼ばれており(逆にけんのことは「あなた」と呼んでいるが、ごくまれに「おとうさん」と言う場合もある)、他の従業員から「奥さん」と呼ばれている。高校時代に文化祭のミスコンで優勝したことが自慢で、仕事ぶりは至って真面目で堅実。そのせいか気が少し強く時折ちょっとしたはずみでけんと夫婦喧嘩をする。しかし最終的にはよりを戻す。喧嘩口調になる際には「だいたいあなたはだらしないのよ!!」に続き「新聞読んだら読みっぱなし、服を脱いだら脱ぎっぱなし、トイレから出てくりゃ残尿漏らすし、お風呂に入れば抜け毛の山…」の台詞が度々出てくるほど定番となっている。仕事においては経費の無駄遣いを嫌い、けんのギャンブル癖やキャバクラ通いを注意しているが、自分自身もけんに隠れ服など何万円も買い込んだりしている。携帯の着信音はサザンオールスターズの「彩 〜Aja〜」を使っている。 上島竜兵 従業員の中年ドライバー。 工業高校を中退(社長以下他の社員は普通高校卒)、様々な職を転々とした後、前の会社の倒産により、志村運送に入社。普段からパチンコや競馬などに明け暮れて借金を作り、妻に愛想を尽かされ逃げられた。別れた妻に半年間ストーカー行為を働き、警察に通報されたことがある。よく会社に遅刻し、出勤しても勤務態度はあまりよくなく、会社のお金の前借りや社長や従業員から借金を繰り返しており、社長のけんを日々呆れさせ「クビだぞ!」とよく言われるがそれと同時にけんや克広とよく飲みに行く仲間でもあり、なんだかんだ言われながらも可愛がられている。このような性格のため社内ではけんの次に年長者なのだが、貫禄は無い。仕事上の不満を友人役の寺門ジモンに愚痴っているという設定になっている。稀に競馬で大勝ちすることもあるが、その度に借金返済に当てられてしまい、結果として一円も残らないことがある。和歌子とはしょっちゅう喧嘩をするが、一緒に昼飯を食べに行く等仲が良い。普段その言動から志村夫妻や従業員に呆れられているが同時に慕われてもいる。携帯の着信音はドリフの曲を使っている。月給は9万円。 島崎和歌子 従業員。 30過ぎの独身でおばさん扱いをうけており、けん曰く4500円の家賃アパートに1人住まい、度々合コンに参加している。(参加した合コンにたまたま竜兵も参加しておりトラブルになった事もある)よく竜兵と口喧嘩をしており、まわりの人や社長のけんも迷惑することがよくある。金や物にシビアであり、金が絡んだ騒動を巻き起こすことも多い。相当な金額を貯金して貯め込んでいる。机には大量の煎餅が入っていて仕事中によくつまんでいる。 一時は自分の机に置かれたラブレターを竜兵からの物だと思って竜兵に好意を寄せたが、実はそのラブレターは竜兵の物ではなく近所の人が小説用に書いた物で、事実を知った和歌子は竜兵に平手打ちを浴びせ、コーヒーをぶっかけ結局二人はまたもとの関係に戻ってしまった(ちなみにこの平手打ちが元で竜兵の詰め歯が取れた)。 和歌子は当番組になってからの初出演だが、それ以前からの3年以上志村運送に勤務しているという設定になっている。携帯の着信音は氷川きよしの「きよしのズンドコ節」を使っている。 夏川純 従業員。 若手女子従業員として皆から可愛がられ、今時のような風貌を出しながらも同僚の従業員との仲を取り持ってサービス精神旺盛である。けん曰く、あまりいい高校は出ていない。何度か男性と付き合ったり別れたりしている。別れた男からストーカーまがいの事をうけた事も。携帯の着信音は「キャッツアイ」を使っている。 肥後克広 志村運送の向かいにあるラーメン店「肥後ちゃんラーメン」店長。 けんとは幼馴染で「けんちゃん」「かっちゃん」と呼び合う仲。独身で両親・兄弟もいない天涯孤独の身。親からラーメン屋を受け継いだが、親の代では美味しかったラーメンが、彼の代になってから非常にまずくなった。そのせいで客が全然来ず、けんが店に入店してもいつも座ってボケっとしていることが多い。アルバイトのチェンを安月給(5万円)でこき使っている。克広は客を呼び込む策を考えては店を訪れるけんに意見をもらったりしているが、考えた策はひどいものばかりで実践には至っていない。考えたメニューをチェンに「持って来いや」といって運んでこさせ、けんに文句を言われるとチェンに責任転嫁し、「考えたのは俺だけど、持ってきたのはあいつだから」と言うのが定番。ラーメン店の店長にもかかわらず、料理の味では自信がないと臆面も無く述べ、ライバル店からの出前のラーメンやカップ麺を器に盛り変えて出すことも平気で行う。何度か設定上の理由は不明だが店が繁盛したこともあった。赤字だと言いながらも店が潰れる気配はなく、団地や商店街からの出前の注文が一定数ある。けんや竜兵と一緒にキャバクラなどへ飲みに行ったり、パチンコやパチスロで遊ぶのが楽しみの1つである。携帯の着信音は「ハイサイおじさん」を使っている。 チェン・チュー 「肥後ちゃんラーメン」で働いている中国人留学生の店員。 克広とともに店の向上対策に付き合わされ、多少日本語も話せるがカタコトになることもよくある。安月給で働かされている上(後述参照)、尻や胸を触られるなどセクハラに悩まされているという設定になっている。そのため、克広に「給料上げろ!」「セクハラやめろ!」とよく口論したりしている。本気で怒る際には中国語になる。携帯の着信音は女子十二楽坊の曲を使っている(回によっては欠場あり)。 日本語の勉強をした際、志村が自分の股間を指さしここはどこだ?と質問すると元気よく「キンタマ!」と答え「そんな言葉覚えちゃだめでしょ!」と肥後に怒られる。しかしチェンは肥後の股間を指差し「キンタマ?」と質問し慌てさせる場面がある。
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出演者・役構成
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作品内では出演者の芸名と役名はほぼ同じであると見て良い。 ただし、優香の場合はフルネームが「志村優香」、春菜の場合は「肥後春菜」となる。 志村けん しむら屋の主人。三代続いた団子屋を妻と共に切り盛りしている。典型的な中年男性で、もの忘れをしたり、残尿でズボンを汚したり、竜兵や克広とキャバクラなどに飲みに行き、妻・優香の目を盗んで知り合った女とこっそり会って遊んだりしていることがよくある。その浮気行為は全て、所持品(特に出掛けた先の店で働くホステスの名刺)や肥後夫婦の夫婦喧嘩における克広の発言の中で発覚してしまい、これに激怒した優香に叱られてしまうというパターンがその際の定番である。竜兵にお金をせがまれ、いつも貸してしまうが、回を重ねるごとに竜兵が来ると金せびりとみなし、ぞんざいに扱うようになる。竜兵が「こんにちは」と言っただけで「帰れ」と言ったこともある。 優香 しむら屋の主人の妻。常に店の売り上げを考えている。夫・けんの浮気には常に悩まされており、それがきっかけで夫婦喧嘩になることもしょっちゅうある。本人曰く、「(けんとは)恋愛結婚だったため自分達夫婦にはお見合いの経験がない」らしい。浮気を含めたけんの道楽行為を快く思っていない優香だが、けんに隠れて服や貴金属類を何万円分も買い込むことがある。 小林恵美 しむら屋の店員。けんを「旦那さん」、優香を「奥さん」と呼んでいる。資格マニアで数々の資格を持ち、常に新しい資格を取得するべく勉強中である。志村屋に住み込みで働いており、事実上家族同様の扱いを受けている。志村、優香夫妻を「バカ夫婦!」と罵倒したり、「くだらねえ事でいつまでも喧嘩してんじゃねえぞ!」とキレたりして志村、優香を驚かす事もしばしば(台本の都合からか、欠場した回もある)。 肥後克広 定食屋肥後の大将。けんの幼馴染。結婚生活8年目である妻の春菜と共に定食屋肥後を切り盛りしている。アルバイトの恵里香をこき使う等前作「志村運送」からキャラをほぼ継承しており、妻・春菜の目を盗んではけんや竜兵と一緒にキャバクラやパチンコなどに出掛けることがあり、そこで知り合った女とこっそり会って遊んだりしていることがよくある。それらの浮気行為を含めた生活態度が原因で春菜と夫婦喧嘩することがしょっちゅうあるが、最終的には仲直りして終わっている。春菜との喧嘩における自身の発言がきっかけでけんの過去の浮気行為全てが芋づる式に発覚し、これに激怒した優香が「あなた、ちょっといらっしゃい」と言ってけんの首筋をつかんで団子屋へ連れて帰るというパターンが定食屋関連のストーリーの中で定着している。その後けんが無事だったかどうかは定かではない。 近藤春菜 定食屋肥後の大将の妻。人が良いが、恵里香にキレたりと中々癖のある人物。面倒見が良い面もあり、慕われている。夫婦喧嘩が絶えないが必ず仲直りして終る。また、夫の克広や姉のはるかに体型や容姿のことを小馬鹿にされることがある。 谷澤恵里香 定食屋肥後・アルバイト。普段は椅子に座って漫画を読んでいるが、時々「猫の金玉!」「うんことうんちってどう違うんですか?」等と突拍子の無い事を言い、怒られる事もある。克広・春菜よりも料理が上手いため、定食屋肥後の赤字を無くそうと自らアルバイトを辞めることを提言したこともあるが、2人に止められている(2人は「恵里香ちゃんが辞めたら本当につぶれる」と言っている)。 上島竜兵 根本荘の住人。いつもけんに金の無心をしに来たり、克広に食事をせがんだりしている。定職に就かず、アルバイトをしながら職を探している(恵美や子供からも金を借りる程)。しかし最近は色々とアルバイトをして本気で職を探そうとしている模様。また、けんや克広と一緒にキャバクラやパチンコ、競馬などに行くことが楽しみの1つでもある。 箕輪はるか 春菜の姉、根本荘の住人で上島の隣人。上島とはよく喧嘩する。団子屋の常連客。職業は不明。妄想癖があり、謎多き人物。志村が身の上話を訊いても応えない。怒ると一斗缶を蹴飛ばす。あと、失敗はしているものの何度かお見合いの経験がある。また、妹・春菜と喧嘩になる時は、大抵は体型を引き合いに出している。 (演者の箕輪はるかが肺結核の病気療養中の為、2009年5月13日 - 7月29日放映分は欠場していた。なお作中では入院中という設定だった。) ※ 前作から引き続き出演している志村・優香・肥後・上島の役設定は、一部を除き前作から変わっていない部分が多い。
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