共和国の住民達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:11 UTC 版)
「ラグナロクオンラインの登場キャラクター」の記事における「共和国の住民達」の解説
ククル ジュノー研究所の受付嬢。忙しい研究員たちの手伝いを求め、臨時の研究員を募っている。 オリバーヒルベルト/オリバー 年端もいかない少年小説家。著作に運命のカラスなどがある。金髪に可愛らしい顔をした美少年だが、実はグラビアアイドル・マミーの熱狂的なファンでもある。 後年では異世界アッシュ・バキュームに姿を見せ始めオオカミを模したフード付きを着ている。それ以降の名称は「オリバー」となっている。 ジードによればその正体は、自分たちの研究成果の末生まれた人間の複製であり、エヴァが連れ去った赤ん坊ではないかと言われている真相は不明。オリバーが書いた本は特殊で、読むものを本の中に引きずり込んでしまうことが後に明かされた。 ジード アインベフフィールドに築かれた研究所で働いていた研究員の男性。研究の為に我が身まで差出し、人体実験を受けた結果、肉体の大半が怪物と化してしまった。 その後、研究所が火災に見舞われ同じ境遇の仲間たちと一緒に脱出。洞窟村と呼ばれる場所へと逃れた。展開は違えど、オリバーの本の中で彼らの境遇を知り興味を持った主人公が尋ねてきたことから知り合い、オリバーの正体について推測した。 エヴァ ジードの同僚で研究員だった女性。「人間複製プロジェクト」のリーダーとなり、研究の末に人間の複製を生み出すことに成功させた。やがてそれを持ち出し、行方をくらませてしまった。ジードたちが行き先を突き止めた時、そこにエヴァの姿はなくカラスの羽毛が残されていたという。 オリバーが描いた本の中でもエヴァは登場しており、カラスに変身して飛び去ってしまうシーンがある。 シドクス アインベフで働いていた元鉱夫。鉱山からユミルの心臓の欠片を鉱山仲間と共に見つけた彼は、雇い主である実業家に売り払い大金を得た。その後、心臓を買い取った実業家(実際はレッケンベル社の手先)がさらなる大金と引き換えに目撃者である鉱山仲間を始末しろと言い、欲に目が眩んだ彼は鉱山仲間を崩落事故に見せかけて殺害。しかし、組織は約束を守らず口封じのためシドクスまで殺害しようとした。そのため身分を偽り二十年間逃亡を続けていたが、ふと自分たちの運命を狂わせたのは何だったのかと考え始め、アインブロックへと戻ってきた。プレイヤーに正体を見破られたことで協力を申し出る。だがプレイヤーが離れている間に居場所を突き止められてしまい、組織の手にかかり死亡した。最期の最後に自分たちが見つけたものが「ユミルの心臓の欠片」だったことをプレイヤーから伝えられ、もう逃げることなく仲間たちに会いにいけると安らかに息を引き取った。 ビンデハイム アインベフの元鉱夫。かつてはカルト、マヌト、マスカルト、シドクスの4人チームを組んで鉱山の仕事にあたっていた。とある実業家に雇われ鉱山を掘っていると不思議な鉱物を発見。その後、シドクスから「またあの鉱物を見つけた」と言われ仲間たちで掘り当てに行くが、爆弾の罠にかかり仲間たちは死亡。自身だけが一命を取り留めた。その後シドクスの行方を捜すが「死体は見つからなかった」と結果を聞き、シドクスの裏切りを確信。爆発事故の恐怖で精神に異常をきたしてしまい、近付くものは男女構わず全てシドクスに見え、奇声を上げながらナイフを持って主人公に襲い掛かってくる。言い換えれば復讐心だけが生きる原動力になっているとも言える。後にシドクスが死んだことを主人公から告げられ、まるで生き甲斐をなくしたように呆然としていた。 ゼルメト・アベル アインブロックにある工場の現場監督を勤める男性。工場長のリュッツに半ば仕事を押し付けられている形になっているが責任感が強く、工場の設備に不備があるのではないかと気になっている。仕事が忙しくて手が放せないため主人公に機器の調査を依頼してくる。調査結果は酷いものだったが工場長は金のことしか考えず、設備投資は勿体無いと言うので主人公の材料の調達を頼み、自分で機器の調整をした。 工場の職員たちは自分がなにを作っているのかよくわかっておらず、住民たちも同じく理解していない。内部の様子からしてガーディアンの製造を行っている様子である。 マク 貧民街で暮らすボロボロの服を着た青年。政策により、友人たちと引き離され、暮らしと共に心も荒んで行っている。感情を表に出しやすく、怒ると手がつけられなくなる。 口では、友人であるダイガツのことを罵っていたが、プレイヤーを仲介として「今度向こうから会いにくる」と聞いたときは、嬉しそうな笑顔を見せた。 ダイガツ マクの友人。リヒタルゼンの高級ホテルで暮らしている。 何事に関しても無関心さをみせるが、実はムキになりやすく、嘘が下手な青年。貧民街に住むマクのことを貧乏人と罵りながらも、裏では貧民街と市民街を分ける政策の反対派に属していた。 だが、それが原因となりレッケンベルの刺客に殺害されてしまった。 ベンカイスティン ジュノーの大学で生徒として勉学に励む青年。マクとダイガツの親友であり、昔は3人で仲良く遊んでいた。 よくケンカするマクとダイガツのまとめ役でもある。プレイヤーからまた2人が仲違いをしていると相談され、友人の日記帳を譲ってくれる。 ビングウィドエン 家族の生活のためにレッケンベルに働きに出ていた貧民街出身の青年。人体実験の被害者となり、亡霊となって貧民街をさ迷っていたところ、プレイヤーに取り付いた。足を悪くした妹セツの幸せを願い、最後の言葉を伝えて成仏していった。成仏する際、レッケンベルの悪事を突き止め、セツと自分の架け橋になってくれたプレイヤーに「ありがとう、すまなかった」と謝罪を述べている。 後にクエスト会話が大きく変更され、わかりやすいものに修正された。ビングウィドエンは小さな約束も守ることを信条にした青年であり、レッケンベルで働いていたところを研究員に勧誘され、レゲンシュルムで働くことになった。しかし研究員は彼も実験体にするつもりで誘ったものであり、それに気づいた頃には逃げることもできない状態となっていた。研究内容を知っていたため実験体になった者が死んでいることを知っていたため拒否したが、「妹を実験体にする」と脅され受け入れざるを得なくなってしまった。 セツ ビングウィドエンの妹。貧民街に住んでいる。足を怪我しており、歩くこともままならない生活を送っている。いつまでも帰ってこない兄の帰りを待ち続けている。近所のおばさんに面倒を見てもらっている。 選択肢によって展開が微妙に変化する。兄が死んだことを話すと錯乱してプレイヤーを追い出してしまう。その後熱病にかかって数日間の記憶を失い、改めて兄の形見を受け取るというもの。 後にこの展開は変更され、一度は主人公を追い出すが病にはかからず、もう一度主人公とあった際には落ち着きを取り戻している。そして主人公の言葉を借りてビングウィドエンの霊魂が語り掛け、「どんな時でも見守っている」と伝えられ、兄との約束である「どんな時でも笑顔でいる」のを守ることを誓う。兄がいつか帰ってくることを信じて、少なからず元気を取り戻した。 フィッシボーン リヒタルゼンの貧民街で暮らす男性。レゲンシュルム研究所への隠し通路を知っており、主人公に内部の捜索をするように仕向けていた謎の男。 後にクエスト会話が変更され、彼の過去が明らかになる。元々はレゲンシュルム研究所に勤めており、所長と口論になって首になったという。その仕返しのため主人公を利用して研究所の捜索を依頼する。 後にビングウィドエンとセツの境遇を知り、涙した。フィッシボーンは研究所にこそいたがレッケンベルが生体実験を行っていたことは知らず、奮起してスウェイ・シュリオに問い詰めるように依頼した。 ボルセブ一人が追放されるカタチで幕切れとなったが釈然とせず、科学者一人にそんな大それたことができるのかと疑問に思っていた。以後はもう仕返しを止め、前向きに生きることを考えしばらくは貧民街で暮らす旨を告げた。 ウィンチル・トゥロニ 傭兵反乱時代の最後の傭兵の生き残りの娘。父親とは同じ名前。いつも退屈そうに母親の帰りを待っている。 ウィンチル・トゥロニ(父親) 傭兵反乱時代の最後の傭兵の生き残り。「共和国守備隊」という部隊に属していたが、レッケンベルが開発したガーディアンが試験的に導入されたのを機に崩壊が始まった。心を持たない殺戮兵器の存在を疎み、職の危機を感じる者たちが現れた。やがて暴走したガーディアンが他部隊の少将を殺害。しかもこの事実はレッケンベルが上層部(政府)に金を握らせたことでい隠蔽されてしまう。ガーディアンに対する不満が爆発した傭兵たちはガーディアンを破壊し逃走。自分たち志を同じくする傭兵たちでレッケンベル本社を襲撃し、生存権を主張したがガーディアン部隊の前に敗北。バルムントとの接触によって彼の邸宅に傭兵たちは匿われるが、そこもガーディアンたちに取り囲まれてしまう。降参すらも許さず抹殺を宣言された上に、事実を隠蔽され「傭兵の反乱」という濡れ衣を着せられ、世間からも非は傭兵たちにあるようにされてしまった。その結果、邸宅での戦いも敗北。バルムントは行方不明と成、ウィンチル・トゥロニも片腕を失い、フィゲルへと辿り着いた。以後は戦うことを止め、妻と子を持ち平穏に暮らしていた。娘の話では大分前に亡くなったことが示唆されている。 ラウラ・ローレンス 貧乏な考古学者の女性。美人だが性格はかなりのジャイアン。性格さえ直せばいい科学者になるだろう、とある人物に評されている。 ヘリコ フィゲルでひっそりと暮らす老人。かつてはレッケンベルの地下研究所で働いていた元科学者で大賢者バルムントの助手をしていたことがある。 企業が非道な行いをしていると知り、敬愛するバルムントの意志を継いだ彼は地下研究所の活動を停止させるためにプレイヤーに協力を申し出た。彼のアドバイスもあり、バルムントの研究を悪用するレッケンベルの中核を破壊することに成功。レゲンシュルム研究所は停止することとなった。 シイデ フィゲルで暮らす少女。料理が好きでライバルのアゼト負けないようなすごい料理を作ろうと研究している。ヘリコとは仲がよく、ちょくちょく遊びに行っている。
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