ダウンタウン理不尽シリーズ
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「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事における「ダウンタウン理不尽シリーズ」の解説
過去9回放送。山崎は司会、ダウンタウンはスペシャルゲスト、ココリコと次長課長とフットボールアワー(フットは第2回から登場)はゲストとしてゲームに挑戦するが、ダウンタウンからのクレームでルールを捻じ曲げ、様々な理由をつけて罰ゲームを拒否する、まともにやらない、自身が優勝するようにイカサマをする等、傍若無人な態度を取る、という設定のコント。 吉本コンビ対抗大紙相撲大会(2008年3月16日放送) 吉本のコンビ芸人30組の顔写真が付いた力士を使い、紙相撲大会を行う。主催はダウンタウンで行司進行は山崎、土俵の叩き役は次長課長(河本は呼び出しも兼任)。大会は順調に進むが、ダウンタウンは「ダウンタウン山」が負けるたびに理不尽な物言いを付け仕切り直しを命じる。一同は渋々それを承知し、再度取り組ませ、結局「ダウンタウン山」は数々の力士に勝ち続けたことになり、最終的に優勝。露骨にはしゃぎ、賞金をせしめて帰ってしまうダウンタウンであった。 コンビ対抗芸能人生ゲーム(2008年7月13日放送) お笑い芸人ならではの項目が書かれたオリジナルの人生ゲームをコンビ対抗で行う。ゲームは和気あいあいと順調に進むが、ダウンタウンの駒が「花月の舞台でネタが飛んでしまい、巨人師匠に怒られる。朝までヤケ酒。4000ドル払う」のマスに止まると、二人は「巨人師匠はこんなことで怒らない」「俺らこの頃酒飲めへん」と理不尽なイチャモンを付け始め、にわかに空気が一変する。その後も「ルールが分かりにくい」と言って罰金や罰ゲームを拒否し続け、結局はコソコソ金を盗んだダウンタウンが優勝。賞金をせしめて帰ってしまう。 テレビ史上最多のパイ投げ地獄ゲーム(2009年2月15日放送) 簡単なゲームに失敗するとパイを投げられるというゲームをコンビ対抗で行う。ダウンタウンの二人はまたしても「間が悪い」「空気が違う」「ルールが分かりにくい」と理不尽な理由を付けてパイを回避する一方、他の参加者にはありえないほどの力を込めてパイを投げつけた。ダウンタウンの二人は仕方なしにパイを受ける際も露骨によけたり、手で顔をガードしたりまともにパイを受けない。ゲームはライター火付けで失敗した瞬間に八方からパイを投げられるというルールに。しかし、浜田が反対側から投げられたパイを受けてしまうという事件が発生。事態を重く見た松本は犯人探しに奔走、VTRをチェックするが、松本の投げたパイが浜田に当たっていたことが判明してしまう。 コンビ対抗!芸人クイズグランプリ!(2009年5月24日放送) 各コンビのパーソナルクイズをクイズグランプリ形式で出題。早押しで解答、解答権は1人1回。出題側のコンビは判定役となる。優勝するとペアハワイ旅行が贈られる。だが松本は説明が分かりにくいと言い出し、空気が一変。更にココリコの問題でタイムオーバー後に無理矢理答えを聞く、ダウンタウン問題ではタイムオーバーしない内に答えを言う、答えが無い問題を出すなどのイカサマ、その他理不尽なクレーム、暴言の嵐にメンバーは戸惑う。結局次長課長が優勝し、ペアハワイ旅行を獲得するも、ダウンタウンは「あれ次課長も貰いにくい」「次課長の良さが出てない」とクレームを付け、次長課長から目録を借りたダウンタウンは、スタッフに優勝のファンファーレを鳴らさせ、自分達が優勝したことにして、目録を持って帰ってしまう。 コンビ対抗!よしもとかるた大会~!!(2009年10月18日放送) 吉本芸人の事柄が書かれた読み札と、芸人のイラストが描かれた番組特製カルタを使い、チームで取り合う。1枚取ると10点で、更にカルタの裏に星マークがあるとチャンスカードとして、パネルを捲ってボーナスチャンスとなる。優勝者にはペアハワイ旅行が贈られる。だが例によってダウンタウンは理不尽なクレーム、暴力、不正で得点を重ねる。結局最後のボーナスポイントで次長課長が優勝、ペアハワイ旅行を獲得する。だが松本は「体調が悪いから勝ちたい」と訴え、浜田もさすがに頭を叩いてツッコんでしまう。 第2回コンビ対抗!芸人クイズグランプリ!(2011年4月17日放送) 「よしもと」「動物」「なぞなぞ」「ゲーム」の4ジャンルの問題をクイズグランプリ形式で出題。解答権は選んだコンビにのみあるが、早押しパネルが出ると全員参加の早押し問題となる。優勝するとペアハワイ旅行が贈られる。ダウンタウンが理不尽・傍若無人のオンパレードでメンバーを困らせるが、最終問題を正解したココリコが優勝する。ダウンタウンは、最後の手段としてジャンケンでの賞品奪取を図るも、3回連続で負けてしまい、そのままココリコがペアハワイ旅行を獲得した。収録後、浜田はスタジオを後にする際、「これやんの、しんどいねん。こいつ(松本)何言うてんねんて思うから。」とボヤいていた。 第1回 浜田雅功のなるほど ザ・なぞなぞワールド!(2011年10月23日放送) レギュラーメンバーのみで行った唯一の回。それにより、コンビ対抗のクイズ・ゲーム形式が一旦廃止。 浜田が出題者、松本が司会者、女性外人(エキストラ)がアシスタント、山崎、ココリコが解答者になり始まった。一問目に「逃げても逃げても追いかけてくるモノってなぁんだ」と出題。影、蚊、時間、犯人と山崎と遠藤が解答するが、いずれも不正解だった(正解は年齢)。山崎が、「(同じなぞなぞを)僕出されたことあるんですけど、影って言うたら正解って」とコメントしたが、松本が、「(解答者が)挙手してないし、誰が誰なんか分からない」と言い出し、空気が一変。その後、浜田の機嫌を損ね、収録の中断が起こったりして、最後のなぞなぞで田中が積極的に答えていないことに浜田がキレる。それに続き松本は「なぞなぞも出来へんかったらなぁ、来んなぁ日テレ」と田中にキレる。その後浜田が田中を強制的に帰りのタクシーに乗せた。すると松本が、「田中ぁ!!お前ホンマにええんかこれで!!やりたないんかなぞなぞ!!」と問いかけ、解答者三人で、「なぞなぞやりたいです!!」と叫んだが、浜田が、「そんなに別にやりたいと思ってやってたわけちゃうけど」とコメントし、最後に浜田がアシスタントに、「なぞなぞやりたい?」と質問すると、うなずいたところで笑いが起き、終了する。 マジかるハマダ(2013年1月20日放送) 快脳!マジかるハテナのパロディ企画で、この回では、パロディ元の番組の司会をしている雨上がり決死隊が出題者として、謝罪の際に自身のシリーズ以来の岡本昭彦も出演。 方正とココリコがヘイポー、大沼ディレクター・中村プロデューサーと話している際に浜田に頼まれて、松本が3人を呼び出し、浜田が雨上がりがやっている「マジかるハテナ」にハマって、自分もしたいから来てくれと3人に説明する。開始前パロディ元番組の司会を務めている雨上がり決死隊に事情を説明し出題者として出て貰い、ダウンタウンが司会者、方正・雨上がり決死隊・ココリコが出題者となり「マジかるハマダ」が始まる。 前半はマジカルバナナや後半にマジカルチェンジのパロディの「ハマダ」にかけたゲームを実行。 前半の一巡目は「オシャレ→優しい→お金持ち→売れっ子→歌が上手い→ツッコミの天才→後輩の面倒身が良い」だが浜田が硬派に思われている不満を漏らし、一時中断。「ヘラヘラすんな、真剣にやれ」とキレる浜田。その後「微笑みぐらいはええわと」提案するも再開前にニヤついた宮迫にビンタをする。 二巡目は「強い→チンチクリン→関西弁→唇厚い→絵が下手くそ→老眼→膝臭い」と悪口ばかりの例えにキレ出す。それに続いて松本は田中に理不尽にキレ出す。 その後マジカルチェンジに強制移行し、一巡目は「ハマダ」を元に「箱根→博多→埴輪→葉書→ハサミ」しかし「ハ」始まりなのが気に食わず再び理不尽な一時中断する。 二巡目は「ナマリ→血豆→ソーダ→狭い→お豆」と再び浜田が付いていけないという理由で一時中断する。その後「ハマ」残しで三巡目に突入。「葉巻→ハマチ→ハマネ」しかし方正の解答に機嫌が悪くなりスタジオを去る。 その後「松本人志 挑戦シリーズ」の様に浜田に謝罪しに行くと、そこにはかつてダウンタウンのマネージャーを務め現・吉本興業社長の岡本昭彦と浜田が吉本の海外事業の打ち合わせをしていた。田中が代表して浜田の機嫌を損ねさせた事を謝罪した。その後松本がフォローを兼ねて状況を整理している所、ニヤケ始めた田中にダウンタウンがキレる。それに便乗して岡本も田中を理不尽に責める。その後再び打ち合わせをし始め松本が岡本に何していのかと聞くと海外事業の話の流れで「アジアからアメリヤカから」とわざとらしいカミ方をし宮迫と田中が笑ってしまい、宮迫は顔を後ろに隠した為逃れたものの田中が顔俯けだけだった為浜田がキレる。その後ヨーロッパの話を出した際に宮迫が笑い岡本が「会社の事業馬鹿にしてんのか」と詰め寄りかけ、必死の説得が聞き再び再開に動き出す。 後半は番犬ガオガオのパロディで「ハマハマパニック」を行い、浜田が番犬となり松本が司会者となる。しかし田中の番で番犬浜田が起き出し噛み付かれ、またもちゃんとやって無いと理不尽にキレる。その後松本が「浜田が大事にしている体の骨を取ろうとしてあんなに寝ていたのにすいません」と謝罪しに行こうと提案。 謝罪に行くと再び浜田と岡本が海外事業の打ち合わせをしており、そこには吉本映像制作センター長の生沼教行とかつてダウンタウンのマネージャーを勤め企画営業・宣伝広報センター長の木本公敏も参加していた。今度の代表として方正が松本に言われた謝罪文を発するが「浜田さんが好きな体の骨で寝てはって僕らが取って寝てはって」と支離滅裂な発言になってしまいメンバーの失笑を買う。松本が「反省し過ぎて動揺してるから少し落ち着け」と促し再び謝罪するが「浜田さんが寝てて、その骨が好きな体の浜田さんの気持ちで浜田さんが寝てて、自分らがその骨を取ろうしとして浜田さんが寝てた」と再び動揺丸出しの支離滅裂な発言をしてしまい流石の岡本まで笑ってしまう。その後方正の「浜田さんが」で岡本が立ち上がり、「何や?浜田さんがどうしたん?」と聞くがその後「お前らもう要らんねん、会社的に要らんねん、全然頑張ってない」とキレる。続いて「全然頑張って無い」ボヤキ方正に詰め寄り「頑張ります」と発した際にビンタするが方正はビンタ返し出来ず、続けて首を絞められながら二発目のビンタを受け、流石に松本が2人の横に入りこの状況に方正は「意味が分かりません」としか発せず、その後岡本が方正に理不尽な暴力を振るい「二度と来んなぁ」とキレ、まずいと思った松本が、「今週は、さよなら〜」と言って終了となる。 10万円争奪コンビ対抗なんでもバトル!!(2013年6月30日放送) 約2年ぶりにコンビ対抗形式が復活。ゲストは以前と同じくココリコは出演したものの、前回同様、次長課長とフットは出演しなかった。その代わりとしてライセンスが出演。 「有名人連想クイズ」「100人に聞きました」「なぞなぞ」「ゲーム」などが書かれた16枚のパネルを各コンビが順番にめくっていき、そのお題の様々なクイズやゲームにメンバーが挑戦するが、ダウンタウンによる理不尽な言動や暴力・イチャモンの連発に振り回される。最終対決では象の切り絵の出来栄えを競うバトルが行われ、ダウンタウン側の要求により今までの得点関係なく、このバトルで優勝を決めることとなる。しかし浜田は想像を絶する作品(象を真正面から見た切り絵)を作り、松本の説得は通らず、優勝はライセンスとなる。その結果に納得がいかない松本は、「待て待て待て、おかしいぞ!!!」と怒鳴り散らし、「晴乃ダイナ(紙切り師)を知らないやつが切り絵の進行するのはおかしい」とイチャモンを付ける。それにメンバーが戸惑っている中、浜田が急にライセンスから賞品目録をかっさらい、ダウンタウンはスタジオを後にした。
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