エスキーテニスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 方式・規則 > 主義・方式 > 競技 > スポーツ競技 > エスキーテニスの意味・解説 

エスキーテニス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 08:24 UTC 版)

エスキーテニス (ESCI tennis) とは、鳥の羽をつけたスポンジのボールを木製のラケットで、テニスと同じように打ち合うスポーツである。広島の事業家、宇野本信によって考案された。当初「ハネツキトリオゲーム」、「ハネツキテニス」と呼ばれていたが、1947年頃から第二次世界大戦後の広島の復興に寄与した教育科学文化研究所 (Education Science and Culture Institude) の頭文字をとって「エスキーテニス」と呼ばれるようになった。カレッジスポーツとして広島県を中心に広まり、現在では老若男女問わず楽しまれている。[1] また、アウトドア(屋外)、インドア(屋内)どちらでもプレーが可能であるが、天候(雨,風等)の影響を受けず、四季を通じてできるインドアスポーツとして発展してきている。

ルール

試合は3セットとし、2セットを先取した方が、その試合の勝者となる。セットは得点で競い、原則として11点を先取した方がそのセットの勝者となる。ただし、双方の得点が10点以上で同点になった場合はジュースとし、その後連続して2得点した方がそのセットの勝者となる。 基本的なルールはテニスと同じだが、サービスは肩の高さよりも低い位置からそのサービス所定位置内にボールを自然に落下させ、ワンバウンドしたボールがツーバウンドする前までにラケットで打たなければならない。 また、サーバーは飛びあがってサービスすることはできない。

コート

コートのサイズは8×4メートル(テニスコートの1/8のサイズ)

用具

ラケットは、卓球のラケットを少し大きくした感じで、木製でグリップを含めた長さは38cmである。ボールは球速を落とすために、直径4cmのスポンジボール(重量は20g以内)に羽根がついている。 [2]

段級位

エスキーテニスではエスキーテニスに関する技量、功績等について段位又は級位を日本エスキーテニス連盟又はその委任を受けたものが認定することができる。 現在3級から3段まである。 またこの段級位を持っていないとシングルスの大会に参加できない事がある

参考文献

  • 『ニュースポーツ百科』清水良・紺野晃編、大修館書店、1995年 pp.616-619. ISBN 978-4469263183
  • 『ニュースポーツ用語事典』野々宮徹著、遊戯社、2000年 pp.28-29. ISBN 978-4896596250

出典

関連項目

外部リンク





エスキーテニスと同じ種類の言葉


固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からエスキーテニスを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からエスキーテニスを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からエスキーテニス を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エスキーテニス」の関連用語

エスキーテニスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エスキーテニスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエスキーテニス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS