マグネシウムホイール
マグネシウム合金製のロードホイールのこと。略してマグホイールとも呼ばれる。マグネシウムの比重は1.74でアルミニウムより軽く、軽量化効果が大きい。ホイールが軽いとばね下重量が小さくなり、足まわりのバタツキが少なく、接地性と乗り心地がよくなる。反面、マグネシウムは鋳造が難しく、機械加工時に発火しやすく、造形の自由度が高くないのでファッション性の期待をもてず、また腐食しやすいなどの欠点がある。軽量化の要求が高いレーシングカーなどへの採用が中心で、一般のクルマに使われることは少ない。
参照 1ピースホイール、2ピースホイール、3ピースホイールマグネシウムホイール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 14:17 UTC 版)
マグネシウムホイール(Magnesium wheel)は、素材にマグネシウム合金を使ったロードホイールである。
|
- ^ 鍛造アルミホイールがサーキット走行中に破損した例(ただし本例はスポークが破断)
- ^ 先述の通り、マグネシウム合金は腐食に弱く、コンディションの維持でオーナーを悩ませる事例が多かった。この問題を解決するため、ある有名ホイールメーカーが同一デザインのアルミホイールを限定製作しており、それと交換することもあった。
- 1 マグネシウムホイールとは
- 2 マグネシウムホイールの概要
- 3 関連項目
マグネシウムホイール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/16 05:03 UTC 版)
「LAF ジャパン」の記事における「マグネシウムホイール」の解説
自動車やオートバイの操作性を重要視する場合、バネ下重量の軽減は最も求められる要素であり、タイヤホイールの軽量化は最大のテーマとなる。マグネシウムは実用金属中最も軽量であることから、マグネシウム合金で作られたワンピースホイールはF1を始めとしモータースポーツ界では必須アイテムとなっており、市販車分野に於いても、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーと呼ばれる車種のみならず国産車でも高級スポーツカーには、装着事例が増えている。ただし、マグネシウムは耐腐食性など課題も多く、一般道の走行を前提とした場合、縁石との接触などによる塗装皮膜の剥離などを起こさぬよう、運転者に細心の取り扱いを要求する難点もある。[独自研究?]
※この「マグネシウムホイール」の解説は、「LAF ジャパン」の解説の一部です。
「マグネシウムホイール」を含む「LAF ジャパン」の記事については、「LAF ジャパン」の概要を参照ください。
- マグネシウムホイールのページへのリンク