燃料噴射装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 14:42 UTC 版)
燃料噴射装置(ねんりょうふんしゃそうち、英: Fuel injection system)は、予混合燃焼機関で、液体燃料を吸入空気に霧状に噴射する装置である。
注釈
- ^ そのため、キャブレター車と同じ大きさのエアクリーナーが使用されている。また、寒冷時のエンジン始動方法もマルチポイント式とは少し異なり、セルモーターを回す前にアクセルペダルを1/10程度踏み込む必要があった(1990年版のP10プリメーラの説明書より)。
- ^ a b いすゞ自動車にOEM供給されていた製品を含む。その場合、ジェミニやアスカのカタログにも、「PGM-FIは本田技研工業株式会社の登録商標です。」の旨が記載されている。
- ^ 四輪車での呼称。二輪車の場合は単に「フューエルインジェクションシステム」と記載されている。
- ^ インジェクター側の開弁時間が同じ時、燃圧が低い程噴射される燃料が減るため、燃圧の低下はエンジンの性能低下に繋がる。逆に燃圧が強すぎる場合は噴射量が増大する為排ガス浄化性能に悪影響を与える。
- ^ インテークパイプの外部に直接燃料が漏れ出すため、放置すれば車両火災の発生に繋がりかねない。
- ^ 俗に「後垂れ」とも呼ばれる。軽微な場合でもエンジン停止中の燃料パイプ内の燃圧が次第に低下するため、再始動時に始動不良などに陥ることがある。重度な場合はシリンダー内に燃料が溜まってしまい、クランキング時にウォーターハンマー現象を起こしてエンジンの破壊に繋がる恐れもある。
出典
- ^ a b “GSX-R1000に搭載したS-DMS装置の開発について” (PDF). 一般社団法人日本機械学会. 2015年2月25日閲覧。
- ^ “デュアルインジェクター”. 日産自動車 (2010年4月). 2020年1月8日閲覧。
- ^ デュアルインジェクター | 日産|技術開発の取り組み
燃料噴射装置(燃料噴射ポンプと燃料噴射弁)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 05:53 UTC 版)
「ディーゼルエンジン」の記事における「燃料噴射装置(燃料噴射ポンプと燃料噴射弁)」の解説
詳細は「噴射ポンプ」を参照 ディーゼルエンジンにおいて燃料噴射が着火と燃焼の制御手段なので、噴射装置は重要な部品となる。現在2,000bar(約2,000気圧)程度の高圧と多段噴射が必要とされており、かなりの高額部品になっている。自動車用ディーゼルエンジン・コストの半分は燃料噴射系で占める。 初期から50年ほどは大型エンジンの起動用と共有する圧搾空気で燃料を噴射する「空気噴射」もあったが、効率が悪く圧力を高められないために廃れた。燃料だけを高圧噴射する「無気噴射」になった後の経緯を以下に示す。
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燃料噴射装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 19:08 UTC 版)
詳細は「燃料噴射装置#コールドスタートインジェクタ」を参照 近代的な電子制御式燃料噴射装置(フューエルインジェクション)の場合、温度センサーでエンジンの暖気状態を判定し、エンジンコントロールユニットが各インジェクターに暖気完了まで燃料を増量する指示(冷間増量)を行うか、冷間増量専用のインジェクター(コールドスタートインジェクター)を作動させる事で、チョーク弁の代用としている。
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