パワーウインドウ
ウインドウガラスの昇降機構ウインドウレギュレーターの作動を、レギュレーターに組み込まれたモーターなどで電気的に行う装置。運転席近くに、昇降可能な全ガラスを制御できるマスタースイッチ、そのほかの席には直近ガラス用のスイッチが設けられる。モーターは、電圧が印加された状態で回転が止まると最大トルクを発生するため、幼児がガラスと車体の間に首をはさまれ死亡する事故が相次いだ。このためスイッチの操作モードを逆転させたり、ガラスが上昇中に異物をはさみ込んだ場合、モーターが反転するはさみ込み防止機構を設定している車両が一般化した。運転席のみ、自動的に全開・全閉ができるワンタッチ操作の機能を備えるものや、タイマー機能をもたせたものもある。
パワーウィンドウ
(パワーウインドウ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 00:38 UTC 版)
パワーウィンドウ (power windows) は、スイッチ操作により、主に電気または空気による動力で開閉できる窓のこと。または、その設備。一般に自動車のことをさす場合が多いが、建築物や鉄道でも採用がある。
- ^ 普通車だと初代日産・プリメーラや三菱・デリカスターワゴン、軽自動車はダイハツ・ミラ(6代目)などに見られた。特に初代プリメーラの場合、センターコンソールにパワーウィンドウのスイッチがあったことから、初期型は助手席ドアのパワーウィンドウのスイッチが省略されていた。
- ^ 世界で初めて採用されたのは、1980年(昭和55年)に発売された日産の4代目ローレルである。なお、タイマー式パワーウィンドウは国産車のみならず多くの輸入車にも採用されている。
- 1 パワーウィンドウとは
- 2 パワーウィンドウの概要
- 3 脚注
- パワーウインドウのページへのリンク