ワイパー【wiper】
ワイパー
クルマの視界を確保するため、付着した雨水、雪、虫や泥、挨などの異物を拭き払う装置で、ウインドシールド(フロントウインドウ)やリヤウインドウに主として使われる。ドアミラー、ヘッドランプにも使われることがある。ウインドシールド用は自動車の誕生とともに取り付けが義務づけられた。また性能面においても作動回転数、払拭面積などをアメリカFMVSS、欧州ECE法規でかなり厳しく規定している。日本においても、この基準に準拠する動きがあって、近い将来法制化される見込み。
ワイパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 14:02 UTC 版)
ワイパー(英: Wiper)とは、汚れや不純物を拭き取る機構である。
- ^ 【今日はなんの日?】ワイパーの日 くるまのニュース、2019年6月6日
- ^ NISSAN HERITAGE COLLECTION
- ^ 日本ワイパブレード株式会社 ワイパーの基礎知識
- ^ 通常はウインカーレバーの反対側に付いているが、メルセデス・ベンツの主要車種(商用車も含む)みたいに、ウインカーレバーと一体化させて左側にまとめてある例もある。
- ^ AE86カローラレビン/スプリンタートレノ、AW11MR2など
- ^ 純正車体のいすゞ・キュービックは左右両スイング式。
- ^ テレビ朝日『今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王』→おさらい→バックナンバー2009年5月20日放送「自動車の後ろのワイパーがワゴン車に多く付いている理由は?」
- ^ ワイパーの取り付け方の注意
- ^ 車のワイパー交換 値段はいくら?交換時期の目安となるサインってある?
- ^ “雪の日、なぜクルマのワイパーを立てるのか あまり立てない地域、立てられないクルマも”. 2019-01-31乗り物ニュース (2019年1月31日). 2019年2月2日閲覧。
- ^ フローリング用 クイックルワイパー - 国立科学博物館産業技術史資料情報センター
- 1 ワイパーとは
- 2 ワイパーの概要
- 3 工作機械のワイパー
ワイパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 03:22 UTC 版)
「PUSH 光と闇の能力者」の記事における「ワイパー」の解説
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ワイパー (ステージ:ワリウォッチ)
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「まわるメイド イン ワリオ」の記事における「ワイパー (ステージ:ワリウォッチ)」の解説
本体を回すことによりワイパーを動かし、指定された範囲の曇りをふき取る。
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ワイパー
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「メアリー・アンダーソン」の記事における「ワイパー」の解説
1903年の冬にニューヨーク市を訪れたとき、凍るような日に路面電車でみぞれが降るたびに運転手が窓の向こうを光野に苦労しているのを観察した。路面電車のフロント窓は悪天候時の視界を確保するように設計されていたが、マルチペインのフロントガラスのシステムはあまりうまく機能していなかった。そのため、視界をはっきりとさせるためには、運転手は窓を開けるか、電車から身を乗り出すか、または電車を止めて外に出てフロントガラスを手でふく必要があった。エンジニアではなく起業家であったアンダーソンは、問題と機会を特定した。運転手が内側から操作できるワイパーのブレードを思い描いた。当時、この問題を解決しようと考える人はほとんどおらず、運転手がただ受け入れ対処するものでした。 アラバマに戻ったとき、フロントガラスを拭くための手動式装置の設計者を雇い、地元の会社に実用的なモデルを作らせた。ワイパーの17年間の特許を出願し、1903年に付与された。特許出願は1903年6月18日にされ、1903年11月10日に窓ふき装置 (Window Cleaning device) について特許番号743,801が付与された。 この装置は、車内ののレバーを操作して、フロントガラスの外側にあるゴム製のブレードを制御するものであった。レバーを操作すると、ばねの付いたアームがフロントガラスを前後に移動する。ワイパーと窓が確実に接触するように釣り合い重りが使用されていた。装置は冬が過ぎた後に必要に応じて簡単に取り外すことができた。似た装置はそれ以前にも作られていたが、効率的なフロントガラスの清掃装置はアンダーソンのものが初めてであった。現在のワイパーでも単純な機構と基本設計はほとんど変わっていないが、今日のワイパーの大きな違いは、アンダーソンのものは不要な時に取り外すことができた点である。 アンダーソンが特許出願をした1903年当時、自動車はそこまで普及していなかった。ヘンリー・フォードのA型自動車はまだ製造されていなかった。そのため、アンダーソンは1905年にカナダの著名な企業であるDinning and Eckensteinに発明の権利を売ろうとしたが、却下された。その理由は「この発明はわれわれがその販売を引き受けるほどの商業的価値があるとは考えられない」というものであった。さらに、この発明に価値を見出すことのできない人が多く、彼らは運転手がワイパーや動くワイパーの操作に気を取られてしまうという危険性を強調した。 1920年に特許が切れ、自動車産業が飛躍的に発展すると、アンダーソンの基本設計を採用したワイパーが標準装備されるようになった[要出典]。1922年、キャデラックが自動車メーカーとして初めてワイパーを標準装備した。 1922年、車の運転が一般的になり、個人が運転する車にはまだフロントガラスを清掃するものはなかった。キャデラックは、アンダーソンの市外電車に関する発明を自分たちの自動車にも適用すべきであると考えた。その結果、キャデラックはワイパーを標準装備するようになった。 1917年、Charlotte Bridgewoodはブレードの代わりにローラーを使用した初の自動ワイパーシステムである“electric storm windshield cleaner”の特許を取得した。アンダーソンと同様にBridgewoodも自分の発明でお金を稼ぐことはできなかった。リッチモンドのEmmanuel Episcopal Churchの牧師であり、アンダーソンのgreat-great nieceであるSara-Scott Wingoは、アンダーソンが自立した女性であったために、その発明が進まなかったのではないかと考えている。WingoはNPR Newsのインタビューで「彼女には父親がいなかった。夫もいなかった。そして当時の世界は男性に支配されていた」と話している。
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「ワイパー」の例文・使い方・用例・文例
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