アルミホイール
軽量で、剛性の高いアルミニウム合金製のロードホイールをいう。アルミニウム合金の特徴は、軽量で、熱伝導性、加工性、機械加工精度、再生産性が高く、ホイールの素材として優れた特性をもっている。アルミニウムの比重は2.7で、鉄の3分の1である。ロードホイールが軽いとばね下重量が小さくなり、接地性や乗り心地がよくなる。加工性のよさから造形の自由度が高く、ファッショナブルなデザインが可能になる。熱伝導性の高さとディスクの形状から、ブレーキやタイヤからの熱を効率的に発散できる。ホイールとしての機能の高さに加えて、ファッション面での商品価値が高く、スチールホイールに比べて高価にもかかわらず多くのクルマに採用されている。
参照 鍛造ホイール、鋳造ホイール、1ピースホイール、2ピースホイール、3ピースホイールアルミホイール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 18:11 UTC 版)
アルミホイール(英: Aluminum wheel)は、車輪の構成要素である、リム、スポーク、フランジのすべて、または大部分をアルミニウム合金を用いて製造した自動車の部品である。同様の物を英語ではalloy wheel(合金ホイールの意)と呼ばれており、日本では輸入車のカタログにアロイホイールと記載されている場合も有る。オートバイ用のものはマグネシウム合金などの他の素材も含めて「キャストホイール」と呼ばれることもある。
- ^ 例えば、スズキ・スイフトの場合、純正の15X5.5JJ +45スチールホイール(ホイルキャップ付)の質量は一本あたり6.9 kgであるのに対して、純正の同サイズのアルミホイールの質量は一本あたり8.2 kgである。
- ^ ただし運送トラックなどの場合、一般的な車両と異なり、高速道路などに置ける定速走行を長時間行う環境が主になるなどの諸条件も考慮しなければならない
- ^ 大型トラック・バスに、新・ISO方式ホイール採用 - 日本自動車工業会
- ^ サーキット向けを謳った極端な超軽量ホイールの場合、マグネシウムホイール同様に走行中に縁石に乗り上げるなどの強い衝撃が加わった際に破損する危険性がある。言葉にできない - YouTubeの場合、サーキットで通常の走行を行っている際にハブボルト近辺からホイールが割れ、ホイール全体がタイヤごと外れてしまっている。
- ^ アルミホイールによる収れん火災に注意!-メッキ処理された凹面鏡のようなホイールについて-(商品テスト結果)_国民生活センター
- 1 アルミホイールとは
- 2 アルミホイールの概要
- 3 関連項目
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