鍛造ホイール
軽合金を素材にした鍛造ホイールのこと。軽合金の固まりに高圧(5000t級プレス鍛造機)をかけて成形する。鋳造よりも材料の密度が高くなるので、強くて軽いものができる。1ピースだけでなく、2ピース、3ピースホイールで、リムあるいはディスクの片方を鍛造でつくり、部分的に強度を上げ、軽量化しているホイールもある。鍛造ホイールは高価で、競技用や超高性能車への供給が主であったが、近年量産効果によって使用例が増加している。
参照 1ピースホイール、2ピースホイール、3ピースホイール鍛造ホイール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 18:11 UTC 版)
鍛造アルミホイールは、アルミニウム合金を鍛造(高圧プレス、加熱、裂開、圧縮進展、熱処理など)成型する。生産に手間を要するために高価であり、成型時のデザイン自由度に制限がある。しかし、鋳造に比べて強度が優れ軽量に作ることができるメリットがある。その硬度故に引っ張り強度には強いが曲げ強度に弱いという側面も持つ。 最近では合金材料や製造技術が進歩し、コストもしだいに低くなっており、一部の高級車や軽量化を徹底したハイブリッド車などではライン装着(純正標準装着)にも採用されている。
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