トルクステア
前輪駆動車または4輪駆動車において、駆動力の変化に応じて操舵力や保舵力が変化する現象をいう。とくに駆動力変化の大きい発進時や加速時にみられ、ハンドルがとられたり進路が乱れたりすることがあり、過大になると運転に支障が出る。大トルクのパワートレーンを搭載するクルマに発生しやすいが、作動装置による駆動力の左右差、ドライブシャフトの傾き角の左右差、アライメント、接地荷重、路面摩擦係数などの左右差がおもに影響する。クルマにはいくらかの左右差があり、トルクステアは皆無にはできないが、通常気にならないレベルに調整されている。AT車は、一般にトルクの立ち上がりが緩やかで有利であるといわれる。
トルクステア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 01:07 UTC 版)
トルクステアは、自動車において左右の駆動輪での駆動トルクに差が生じて、ハンドルを切っていないのに車が曲がろうとする現象である。
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