三省堂 大辞林 |
自動車用語辞典 |
OHV(オーバー・ヘッド・バルブ) Overhead Valve
一般にはOHVといえば、カムシャフトをシリンダーヘッドより低い位置に置き、プッシュロッドとロッカーアームでバルブを作動させるプッシュロッド方式を指す。
バイク用語辞典 |
OHV(オーエイチブイ)
【スペル】OHV
オーバーヘッドバルブ(Over Head Valve)という方法でバルブ(弁)の開け閉めをするエンジンのこと。 OHC同様4ストロークエンジンは、バルブと呼ばれる弁がついている。そのバルブが、シリンダーの上側に配置されているので、オーバーヘッドバルブと呼ばれている。 エンジンが動いていれば、ピストンで生みだされた力はクランクによって回転運動に変えられ、クランクケース内に設置されたカムシャフトに伝えられる。当然、カムシャフトはそれによって回転することになるのだが、その際、カム(でっぱり)がプッシュロッドという棒(図中にある細い棒)を押し上げる。さらにプッシュロッドがロッカーアーム(シーソーのような部品)を押し上げ、反対側につながっているバルブが下がる(弁が開く)。 OHVのエンジンは、プッシュロッドが入っている筒が外から見えることが多いので、特徴あるデザインになる。 バルブがシリンダーの上側にあるという点で、OHCもOHVと一緒だが、OHCの方が主流となってしまったため、OHVは従来の意味(バルブがヘッドの上にあるエンジンという意)で使われるようなことがほとんどなくなり、カムシャフトが上にあればOHC、カムシャフトが下方にありプッシュロッドを使うエンジンならOHVということが多くなった。

【関連用語】カムシャフト バルブ
ウィキペディア |
OHV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/12 16:54 UTC 版)
OHVとは、 Over Head Valve(オーバー・ヘッド・バルブ)の略語で、4ストローク機関の吸排気弁機構の形式の一つ。バルブ機構をシリンダヘッド上に備えた形式を言う。日本語では頭上弁式と表記される。カムシャフトをシリンダヘッドに備えたSOHCやDOHCも、吸排気弁をシリンダヘッドの上部に持つため、頭上弁式に含まれるが、OHVでは、SOHCとDOHCを除いた物を呼ぶ。
- ^ 自動車用国産OHVエンジンでの例・トヨタ・K型、日産・A型、三菱・4G4型など
- ^ 例・トヨタ・4R型→トヨタ・9R型およびトヨタ・T型→トヨタ・2T-G型系、トヨタ・3T-GTEU、日産・H型→日産・FJ型系など
- ^ ただし逆の場合もあった。
- ^ 初代A73型の1,200cc車。
- ^ その後、1,800cc車はレガシィへの移行により廃止。しかしその後もレオーネの1,600cc車は廉価車種として生産され続け、1994年にようやくカタログ落ちしている。
- ^ なおスバルの直列エンジンは市販車初投入以降一貫してOHC(含むDOHC)である。
- ^ ただし一部の自動車用は例外的にタイミングチェーンやタイミングベルトが用いられる場合がある。
- ^ B110・310系サニーは、レース仕様としてA12エンジンをベースにプッシュロッドをカーボン素材とし、10,000rpmという高回転を実現し、現在に至るまで伝説になっている。当時はまだ、OHCにも市販用エンジンベースでは達成不可能だった。
- ^ 当時、DFSエンジンなどの市販車用エンジンブロックを用いないDOHCエンジンは排気量が2,650ccと規定されていたが、ビュイックエンジンなど市販車用のエンジンブロックを用いOHVを採用した場合に限り、3,400ccまで排気量を拡大することが許されていた。
- ^ 高回転高出力を実現する為の機構の工夫も特徴で、ロッカーアームにはスイングアーム式ローラーロッカーアームを採用。ロッカーアームやバルブリフターの支点、接点には全てニードルローラーベアリングを用いる等徹底したフリクションロス低減の策が採られた。DOHCのDFSエンジンがカムが2本必要だったのに対し、OHVのメルセデスエンジンはカムが1本で済む事も軽量化の上で大きな差となった。
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