ドラムブレーキ
摩擦材をドラムの内周面または外周面に押し付けて制動するブレーキで、それぞれを内拡式ドラムブレーキ、外部収縮式ドラムブレーキと呼ぶ。内拡式はホイールの内部に装着するのに適し、ブレーキシューの作動方式により、リーディングトレーリング式、2リーディング式、2トレーリング式、およびデュオサーボ式などの種類がある。種類ごとに効きの指標である制動内部効力係数が異なるので、前後軸の適切な制動力配分を得るように種類を選択できる。ハイドロリックブレーキとエアブレーキのいずれにも使用できるので、乗用車、トラック、バスに広く採用されている。外部収縮式はプロペラシャフトに作動し、駐車ブレーキに使用する。
ドラムブレーキ
ドラムブレーキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 18:23 UTC 版)
ドラムブレーキ(英: drum brake)は、軸とともに回転する円筒形状の部材(ドラム)に制輪子(ブレーキシュー)を押し付けて、制動力や拘束力を得るブレーキの一種である。
- ^ 日本の鉄道では路面電車と国鉄レールバスに見られる。
- ^ a b “JAF|クルマ何でも質問箱:メカニズムの基礎知識|ディスクブレーキとドラムブレーキの違い”. 一般社団法人 日本自動車連盟. 2015年11月11日閲覧。
- ^ “ブレーキディスクのメリットとは?穴の種類やその効果とは?”. 株式会社アイアンドシー・クルーズ (2015年6月16日). 2015年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月11日閲覧。
- ^ “|S&Eブレーキ株式会社”. S&Eブレーキ株式会社. 2015年11月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『大車林 自動車情報事典』三栄書房、2003年。ISBN 978-4-87904-678-9。
- ^ a b c d “ドラムブレーキ|自動車用ブレーキ|製品|製品・技術|曙ブレーキ工業株式会社”. 曙ブレーキ工業株式会社. 2015年11月16日閲覧。
- ^ a b c “平成16年度標準技術集作成要領 14-3-1” (PDF). 特許庁. 2015年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月17日閲覧。
- 1 ドラムブレーキとは
- 2 ドラムブレーキの概要
- 3 関連項目
ドラムブレーキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/19 07:15 UTC 版)
主に自動車、オートバイ、自転車などに採用されている、車輪と一緒に回転する円筒形ドラムの内側にブレーキシューを押し付け制動力を得る方式。ディスクブレーキにくらべ、放熱性に劣りフェード現象に陥りやすい反面、倍力装置などに頼らずとも高い制動力を発揮することができる。 詳細は「ドラムブレーキ」を参照
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ドラムブレーキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/09 08:16 UTC 版)
「ブレーキ (自転車)」の記事における「ドラムブレーキ」の解説
ドラムブレーキは、回転するドラムの内側にブレーキシューを押し付け制動力を得るものである。放熱性がよく高負荷でも制動力が良好であるが、大きくて重くなりやすいので自転車にあまり用いられない。(但しローラーブレーキをドラムブレーキと考えれば別。)しかしタンデム自転車のように大きな制動力の求められる用途には(例えば、かつてあったフランスATOM社のタンデム自転車用ハブなどの)実例がある。
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