排気量とは? わかりやすく解説

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はいき‐りょう〔‐リヤウ〕【排気量】

読み方:はいきりょう

内燃機関で、ピストンが最も上の位置から最も下の位置まで動くときに押し出す気体の体積


排気量

自動車エンジン大きさを表す尺度のことです。自動車検査証車検証)の「排気量」記載されています。
※この「自動車保険用語集」の内容は、チューリッヒ保険会社が扱う保険の内容に即しております。

排気量

英語 displacement

ピストン下死点から上死点まで動くストローク排出されるガス容積を、排気量という。通常、ボア・ストロークの呼び寸法による計算値で示しエンジン大きさを表すのに用いる。

参照 行程容積
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

排気量

総排気量ともいわれ、エンジン一度吸い込め混合気体積のこと。吸い込める量が多ければ多いほど爆発強くなり、大きな力が生まれる。
たとえば、注射器イメージするわかりやすい大き注射器であればたくさん吸い込め小さければその逆になる。しかし、たとえ小さ注射器も本数を増やせば、すべての総量増やすことができるのだ。
400cc、750ccなどといわれるのが、この排気量。単位ペットボトルでもおなじみの「cc」(またはml)なので、だいたいの大きさ把握できるだろう。ただ注意したいのは、多気筒の場合。たとえば400ccで4気筒なら、1気筒あたり100cc大きさということ。1気筒あたりの排気量は大きい方が力を出しやすいがその分部品大きく(重く)なって各部負担増える小さい方が負担少なく壊れにくい傾向にあるため。単気筒エンジンどんなに大きくても800ccぐらいに抑えられている。
詳細に説明をすれば、排気量とはシリンダー内でピストン往復するところの体積となり、その上運動の距離(ストローク)とピストン表面積から、簡単に計算することができる。表面積ピストン半径(ボア半分)から求めることができ、ストローク一緒にスペック表記載されている。計算式は、(ボア[cm]÷2)の2乗×円周率×ストローク[cm気筒数=総排気量となる。
排気量


関連用語混合気 シリンダー

排気量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 12:50 UTC 版)

排気量 (はいきりょう)とは、内燃機関の燃焼行程に関わる容積の大きさを示す数値で、エンジンの性能指標のひとつである。単位は立方センチメートル (cm³) であるが、慣習的にリットルを用いたり、日本国外では立方インチを使用するケースもある。




「排気量」の続きの解説一覧

排気量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:28 UTC 版)

オートバイ用エンジン」の記事における「排気量」の解説

オートバイ用エンジンの排気量は、小さいものではモペッドなどに搭載される25cc程度のものから、大きいものでは1800cc程度のものが生産されている。アメリカではエンジンの排気量をキュービックインチ(cu.in)で表しそのままそのエンジン固有識別詞として用い場合も多い。 オートバイ免許税制度では排気量によって区分され国ごと区分が違う場合が多い。日本では400ccを境に免許区分異なっていることから、日本市場向けの400ccエンジン搭載したヨーロッパメーカーの車両多く生産されていた歴史的経緯存在する。 なお、単純な排気量の多寡の面では、ボスホスカノンが5730ccや8200ccのV型8気筒搭載した製品を現在でも販売しており、過去には少数生産ながらも8300ccのV型10気筒搭載したダッジ・トマホークなどの事例もあったが、これらは四輪車用エンジンオートバイ搭載したものであり、オートバイ用エンジンとして製造されたものではない。

※この「排気量」の解説は、「オートバイ用エンジン」の解説の一部です。
「排気量」を含む「オートバイ用エンジン」の記事については、「オートバイ用エンジン」の概要を参照ください。

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