ラッシュアジャスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/31 02:37 UTC 版)
ラッシュアジャスター(英: Hydraulic Lash Adjuster, HLA)とはタペットの一種で、内燃機関のバルブクリアランスを自動的に0にする機構である。英語圏ではハイドロリックリフター(hydraulic lifter)[1]、ハイドロリックタペット(hydraulic tappet)とも呼ばれ、日本では油圧タペットやオイルタペットとも呼ばれる。
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- ^ これに対して、従来型の手動調整式のタペットはソリッドリフター(solid lifter)やメカニカルリフター(mechanical lifter)と呼ばれる。
- ^ バタバタやジャーといった規則的な連続音がシリンダーヘッドから響くことが多い
- ^ バルブクリアランスが0を超えてマイナスとなる=常時カムにバルブが押された状態になる。
- ^ 普及価格帯のRB20DE/25DEではHLAであるが、最上位の日産・RB26DETTでは敢えてシム式を採用してチューニング耐性を優先している日産・RBエンジンなど
- ^ シーソー式HLA
- ^ スイングアーム式HLA
- ^ 直打式HLA
- ^ 挟角DOHCのスバル・EG33エンジンなど
- ^ Schaeffler Automotive Aftermarket Germany | Products | Switching tappet
- ^ Schaeffler Automotive Aftermarket Germany | Products | Switching pivot element
- ^ Schaeffler Automotive Aftermarket Germany | Products | Switching roller tappet
- ^ 通常は細い棒でチェックボールを押し込んでオイルを排出しなければ圧縮できない
- 1 ラッシュアジャスターとは
- 2 ラッシュアジャスターの概要
- 3 欠点
- 4 形式
- 5 ラッシュアジャスターの交換
- 6 関連項目
ラッシュアジャスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 03:38 UTC 版)
タペットにバルブクリアランスを自動的に調整する機能を持たせたものはラッシュアジャスターと呼ばれる。あるいはハイドロリックリフター(hydraulic lifter)とも呼ばれ、これに対比して従来のタペットはソリッドリフター(solid lifter)やメカニカルリフター(mechanical lifter)と呼ばれる。 ラッシュアジャスターは内部にエンジンオイルが満たされたプランジャ状の部品で、内部のオイル量によって全長が変化し、バルブクリアランスが常に0 mmに保たれる。タペット調整が不要となる反面、エンジンオイルの品質や粘度に動作の安定性が左右される場合がある。また、アジャストスクリューやシムと比較すると部品が大型で、慣性質量が大きくなる。 詳細は「ラッシュアジャスター」を参照
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