レシプロエンジンとは? わかりやすく解説

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レシプロエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 19:18 UTC 版)

レシプロエンジン英語: reciprocating engine)は、往復動機関あるいはピストンエンジンピストン機関とも呼ばれる熱機関の一形式である。燃焼熱を取り出す方法によって、外燃式内燃式に大別される。


注釈

  1. ^ 日本語訳でフリーピストン機関とされている事が多いが、英語のFree-piston engine(ドイツ語ではFreikolbenmaschine)とは別物なので注意が必要。

出典

  1. ^ 『学習漫画早わかり航空会社のしくみ』128頁。


「レシプロエンジン」の続きの解説一覧

レシプロエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:16 UTC 版)

「ヘリコプター」記事における「レシプロエンジン」の解説

エンジン回転数一定保ちながら、必要な馬力に応じてエンジンスロットル開閉させて出力トルク増減させるため、コレクティブピッチレバーの位置連動してエンジンスロットルが動くようになっており、コレクティブピッチレバーの先端には、コレクティブピッチレバーの位置そのままエンジン回転数だけを修正するスロットルコントロールグリップがあり、グリップを回すことでエンジンスロットルが動くようになっている

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レシプロエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 01:59 UTC 版)

航空用エンジン」の記事における「レシプロエンジン」の解説

ピストン機関利用したエンジン基本的に自動車用などと共通し個人レベルでも製作できることから、動力付き航空機誕生時から使用されてきた。 多く回転軸プロペラ取り付けられるが、O-300のように減速ギアボックス介するエンジン存在する第二次世界大戦中には軍用機向けとして開発進み飛躍的に発展、2,000馬力超のエンジン実用化され、3,500馬力発揮するエンジンまで出現し航空機搭載できる小型軽量過給機インタークーラー水メタノール噴射装置などの補機類多数開発された。 第二次世界大戦終結後は、ジェットエンジン発達ターボプロップエンジン小型化加え音速超える推力著しく低下するので、プロペラ機時速750km程度限界であることから、20世紀後半以降は150-300馬力軽飛行機向けが中心である。このため多数存在したレシプロエンジンのメーカー廃業統合相次いだ戦後新規参入として1980年代ポルシェ911エンジンベースにしたPFM3200を販売したが、参入時期小型機市場停滞期重なり80基あまりを製造したのみで1991年撤退、これ以降ライカミング・エンジンズコンチネンタル・モータースシェア二分している。 軽量スポーツ航空機英語版) (light-sport aircraft (LSA)) などの軽量機向けとしてロータックスが80-100馬力軽量エンジン生産している。超軽量動力機モーターグライダーなどは100馬力未満十分なため、ロータックスのほか、SOLO社 (de) やフレッシュブリーズ社 (Fresh Breeze) などの専門メーカーが、10-50馬力小型エンジン製造している。無人航空機用としては斎藤製作所など模型航空機用のエンジンメーカーの製品利用されている。 初期にはロータリー式星形使われていたが、次第空冷では星型液冷ではV型主流となった現代では軽量振動少な空冷水平対向主流である。倒立V型など特定機種戦闘機)にとってメリット大き形式存在する少数ながら、ヴァンケルロータリーエンジンを搭載したモーターグライダー存在する点火装置信頼性高くバッテリー不用なマグネトー式が主流である。エンジンオイル循環方法は、ごく一部除き重力加速影響少なドライサンプを使う。 燃料航空用ガソリン使用するガソリンエンジン主流であるが、より安価なジェット燃料 (JET-A1) を使用する航空用ディーゼルエンジン英語版)も存在するまた、代替燃料研究行われている。 過給器ターボチャージャースーパーチャージャー)の有無ガソリンディーゼルかかわらず操縦士整備士資格は「ピストン」に分類される。なお、ピストンとなっているがヴァンケルロータリーエンジンも含まれる

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