2ストロークとは? わかりやすく解説

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2ストローク

エンジン爆発行程一つ2スト2サイクルともいわれ、その名の通り2つ行程(ストローク)で燃焼(爆発)を完了させる第一行程が「吸入圧縮」、第二行程が「爆発排気(掃気)」である。ここでいう一行程というのは、ピストン一回下がる、または上がること。つまり、2ストロークはピストン上がって下がって一回爆発終了となるのだ。4ストローク吸入圧縮爆発排気の4行程(ピストン2往復)となるので、2ストロークの方が同排気量では4ストロークよりパワー出しやすい。
2ストローク車と4ストローク車を見分ける方法に、たとえばマフラーがある。4ストローク場合エキゾーストパイプはほぼ一定の大きさ直径保ってサイレンサー到達するが、2ストロークの場合途中チャンバー呼ばれる膨張室があることが多い。また、エンジンをかけたときに音が甲高い傾向がある。他にも、エンジンオイル一緒に燃えてしまうので、チャンバーから白煙が出やすいなどの特徴がある。
現在市販されているバイク多く4ストローク採用しており、2ストロークを採用している車両はかなり少なくなってしまった。というのも2ストロークの場合、その構造上で排気ガスに未燃焼ガス(有害ガス)が多く含まれるため、環境性能向上することが難しく環境への配慮から世界的に4ストローク化が進んでいるからなのだ。
2ストローク


関連用語エンジンオイル オフ車 混合気 サイレンサー 4ストローク

2ストローク機関

(2ストローク から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 12:40 UTC 版)

2ストローク機関(ツーストロークきかん)は内燃機関の一種で、2行程で1周期とする2ストローク1サイクルレシプロエンジン式の名称。英語のtwo-stroke cycleの省略で、昭和年間以前には2サイクル機関2行程機関とも呼ばれた。




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