4ストロークエンジンとは? わかりやすく解説

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4ストロークエンジン

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4ストローク機関

(4ストロークエンジン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 08:48 UTC 版)

4ストローク機関(フォーストロークきかん、: Four-stroke cycle engine)は容積型内燃機関の一種で、エンジンの動作周期の間に4つの工程を経る、4ストローク/1サイクルエンジンのことである。4サイクル機関4工程機関、略して4ストとも呼ばれる。


  1. ^ 夏目幸明 『ニッポン「もの物語」』 講談社 2009年6月 ISBN 978-4-06-215315-7 その15 スーパーカブ(p.150)
  2. ^ DISCOVERY Chanel 「Legend of motorcycle」
  3. ^ Hondaの挑戦が生んだ、トライアル世界チャンピオンの系譜:第3期 「4ストローク、第二世代(水冷/プロリンク)他の追随を許さない、4ストロークの技術革新」


「4ストローク機関」の続きの解説一覧

4ストロークエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 09:50 UTC 版)

ガスエンジン」の記事における「4ストロークエンジン」の解説

大気ガスエンジンオットーの4ストロークエンジンに置き換えられた。 4ストロークエンジンへの切り替え迅速に進み最後大気エンジン1877年製造された。液体燃料エンジンはすぐにディーゼル1898年頃)とガソリン1900年頃)が登場した

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4ストロークエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:55 UTC 版)

直列3気筒」の記事における「4ストロークエンジン」の解説

4ストロークエンジンでは、用途上、振動問題を相当に度外視できる農業用トラクターなどの動力として、エンジンモジュラー化などの見地から3気筒ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンが用いられる事例があったものの、一般自動車用としては長く廃れていた。 乗用車用エンジンとしての一般へリバイバルは、1976年ダイハツ工業(以下ダイハツ)が同社小型乗用車シャレード」用として、バランスシャフト装備した1,000ccのSOHCエンジン(CBエンジン)を開発し実用水準到達させてからである。ダイハツシャレード用に、ガソリンエンジン設計ベースにした1,000cc3気筒ディーゼルエンジン(ターボモデルも存在)も開発(CL型エンジン)し、市販したその後1978年スズキ軽自動車用550ccエンジン4代目フロンテ先行搭載)として、バランサー持たない低コスト直列3気筒4ストロークエンジン(F5Aエンジン)を開発市販開始したこの程度の小排気量であれば、より大きなクラス自動車比べて4ストローク3気筒欠点である振動問題になりにくく、バランスシャフト省いても、従前軽自動車主流レイアウトである直列2気筒4ストロークエンジン(1970年代前半から、360度クランクでの一次振動低減するため、やはりバランスシャフト装備一般化しつつあった)よりはまだスムース、かつ簡略であると判断されたからである。 以後既存2気筒エンジンに1気筒追加もしくは既存4気筒エンジンから1気筒を減らすという低コスト開発手法で、廉価型の小型車エンジンとして市場投入する手法1980年代常道化日本軽自動車や1,000cc-1,200cc級小型車ヨーロッパ小型車の700cc-1,000cc級最廉価グレードエンジンとして用いられるようになった。 これ以後三菱3G83エンジン(660cc)のようなバランサー軽自動車直列3気筒もなかったわけではないが、廉価車向けエンジンという割り切りから、コストダウンバランスシャフト駆動する出力ロス低減のためにバランサー装備自体廃れ直列3気筒見直しきっかけ作ったダイハツ三菱自動車工業スズキなどもバランサーレスの3気筒1,000ccエンジン(例・前者EJエンジン、および1KR-FEエンジン等、中者が3A90型エンジン等、後者がK10B/10C型エンジン等)を作るようになっている日産・HR12型エンジン(1,200cc)もバランサーレスの直列3気筒ではあるが、クランクシャフト両端延長上に設けたアンバランスマスにより、偶力振動低減している。前述コストダウン目的加えエンジンマウント改良や、エンジン自体振動抑制努力が、バランサーレス4ストローク3気筒普及の背景にあると言える2010年代以降は、直列3気筒自動アイドリングストップ機構与えて停車時にエンジン自体止めてしまうことや、本来ディーゼルエンジン搭載車用に開発されペンデュラム式のエンジンマウント用いてアイドリング時にエンジン不快な振動を目立たなくすることで、低回転でのアイドリング中における不整振動問題をほぼ根本解消する手法急速に広まりつつあり、小排気量車で直列3気筒採用を更に拡大させるとともに排気量も1,500程度までに拡大してきている。また昨今直噴デュアルインジェクター等の採用によりノッキング問題緩和されたこともあり、熱効率の面で不利となる自然吸気直列4気筒過給機付き直列3気筒置き換える事例、または排気量そのまま自然吸気直列4気筒直噴デュアルインジェクター化して自然吸気直列3気筒置き換える事例決し少なくない

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4ストローク・エンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/26 21:25 UTC 版)

ジャン=ジョゼフ・エティエンヌ・ルノアール」の記事における「4ストローク・エンジン」の解説

フランス技術者アルフォンス・ボー・ドゥ・ロシャス(Alphonse Beau de Rochas)が1862年提唱した(ボー・ドゥ・ロシャス・サイクルや4ストローク・サイクルと呼ばれる点火前に燃料と空気の混合気を圧縮させる考え方フランス特許 #52,593、1862年1月16日)を元に1863年には初期段階キャブレター備えた初の4ストローク・エンジンを発明した燃料には水の電気分解発生させた水素ガス利用した同年、このガスエンジン使いルノワールには2号目となる水素自動車を製作。1.5 hp出力しパリ市内~ジョアンヴィル=ル=ポンfr:Joinville-le-Pont)間の往復18kmを3時間かけて走行したニコラス・オットー新たに4ストローク・サイクルの内燃機関技術開発したオットーエンジン比べてルノワールエンジンガスオイル消費量多く、その動作荒かった。そのため、以降エンジンルノワールデザインを使わなくなったオットーエンジンは、技術的にルノアールのものを下地にしているが、ガスではなく液体燃料(つまりガソリン)を使っていた。当時ガソリン廃棄物みなされていた。オットー自身研究認められず、気落ちしていた時期ルノワールエンジンの展示見て勇気付けられ自身研究方向間違っていないことを確信し研究邁進するようになった

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