シャレード
シャレードとはなぞ解きのこと。新しい時代のあるべき姿(なぞ)を解いたクルマとして命名した。初代は1977年11月発売。まったくの白紙から企画した新型車で、エンジンは新設計の直列3気筒993cc・55ps、前輪駆動、ミッションはフロア式の4速、5速MT。ボディは5ドアハッチバックスタイルで、全長3460mm、全幅1510mm、全高1360mm、ホイールベース2300mmというコンパクトなサイズだった。東京標準価格は65万3000円~82万3000円。
78年9月、3ドアハッチバッククーペを追加した。ホイールベースは変わらず、リヤクォーターピラーに丸いマリンウインドウを設けたことがユニークだった。5ドアハッチバック車で4.588だった最終減速比は、クーペでは4.277とハイギヤードになった。5ドア車にはなかったタコメーターが付いた。
79年9月、マイナーチェンジ。ラジエーターグリル内のパターンを新しくし、インテリアも改良した。テールゲート上部の形をルーフスポイラー風に手直し、空力特性を改善。セダンのXTEとクーペ全車の1Lエンジンを55→60psにアップした。
80年10月、マイナーチェンジ。60psエンジン車に2速ATを設定した。エクステリアでは、ヘッドランプを角形にし、グリルを変え、大型テールランプでイメージを変えた。インスツルメントパネルのデザインも一新。女性を対象としたAT仕様の設定も話題だった。
81年9月、マイナーチェンジ。ツートーンカラーでガラスサンルーフを備えたXTSと、全国統一の低価格車XD(66万円、4速MT)を設けた。83年1月、フルモデルチェンジ、第2世代に入った。ホイールベースは2320mmに延び、全長3550mm、全幅1550mm、全高1400/1435mmと、わずかに大型化した。全高1435mmはハイルーフ型。3ドアと5ドアのハッチバック車で、クーペはモデルチェンジしなかった。新型で最大の注目点は993ccの自然吸気ディーゼルエンジンを搭載したことだった。最高出力38ps/4800rpm、最大トルク6.3kg-m/3500rpmで、5速MTとの組み合わせ。ガソリンの1Lエンジンは55ps/60psの2種。東京標準価格は、ガソリンが63万5000円から、ディーゼルの5ドアCXが97万9000円、3ドアTXは101万9000円(いずれも5速MT)だった。
83年9月、1Lガソリンターボ車を設定した。80psのハイパワーで、5速MT仕様。3ドア型で東京標準価格は96万9000円。84年1月、デトマソ・ターボを追加。イタリアのデトマソ社がドレスアップし、エアロパーツ、バケットシート、モモのステアリングホイール、カンパニョーロのアルミホイール、ピレリのタイヤなど、イタリアの一流ブランドで装ったクルマだった。5速MT車で東京での価格は124万1000円。
84年9月、ディーゼルエンジンのターボ付きを追加した。50psにパワーアップし、タコメーターも備えた。3ドアと5ドア車があり、5ドア・5速MT車の東京標準価格は107万5000円だった。
85年2月のマイナーチェンジでは、ヘッドランプとボディが面一化され高級感が出た。
86年1月、ATを2速から3速に改良。 87年1月、フルモデルチェンジ、3代目。新型はロングルーフでトレンドに乗り、プレスドアなどでフラッシュサーフェイズ化した。3ドアと5ドアモデルがあり、エンジンはガソリンとディーゼルにそれぞれNAとターボ、新しいDOHCガソリンターボ105psの計5種をそろえた。いずれも排気量は993cc。ガソリンターボはGTti(3ドア車)に載った。新型のサスペンションは、リヤも独立式となった。
88年2月、ガソリンの1.3Lエンジンを導入した。4気筒SOHC・1295cc、自然吸気、ネット94psを発生。電子制御燃料噴射装置付きだった。初のフルタイム4WD車設定。FF車には3速AT仕様があったが、4WD車はMTだけ。4WDシステムは、ベベルギヤによるセンターデフと、LSD、駆動力配分機構としてビスカスカップリングをも使う本格的なもの。このとき、1L・SOHCターボはなくなり、GTtiはGT-XX(ダブルエックス)と名称を変えた。
89年2月、前後バンパーの大型化、内装のシート地変更などを実施した。4月、4ドアセダンのソシアル追加。セダン型はこれが最初だった。1.3Lエンジンを積んだFF車で、3速AT。ソシアルは英語で社会的な、親しみやすいという意味。
91年1月、フロントグリルやテールランプなど外観のデザインを変更、内装ではシート地を改良した。サイドインパクトビームとリヤシートの3点式ELRシートベルトをオプション設定。
93年1月、フルモデルチェンジ、4代目に移行した。新型はロングルーフをやめ、普通のプロポーションとなった。3ドア、5ドアのハッチバックボディでバリエーションを構成した。エンジンはガソリンの1.3Lだけ。ホイールベースは2395mmとなり、旧型より55mm長く、全体に丸みを帯びたスタイルになった。ヘッドランプは立体的で、いっそう上質感が出た。駆動方式はFF、ミッションは5速MTと4速ATがあった。
93年8月、新開発の1.6L・SOHC・125psエンジンを積んだデトマソモデルが復活した。先代と同じく内外装にデトマソ・デザインのパーツを身にまとっていた。ボディカラーはピュアレッドまたはブラックメタリックで、随所にデトマソのマークを付け、一目で識別できた。3ドア車でFF駆動。ミッションは5速MTと電子制御4速ATがあった。ブレーキは4輪ディスク(フロントはベンチレーテッド)たった。
同じ月、通常モデルに1.5Lエンジンを追加した。新開発の4気筒SOHC・1498ccエンジンは最高出力97psで、FF車と新しい4WD車に搭載した。4WDの方式はビスカスカップリング・センターデフ方式だった。1.3L型もポゼやTZ、CZといったグレードを加えて併売した。
94年5月、セダン型ソシアル追加。全長はハッチバックよりも350mm長い4100mmで、延長分はトランク部分にあてた。エンジンは1.5Lの97ps型だけで、FF車と4WD車があった。
95年11月、マイナーチェンジ。フロントのスタイルを大きく変えた。車種体系も整理。96年10月、一部グレードを除き運転席SRSエアバッグを標準装備とし、1.5Lエンジンの性能をアップした。
97年9月、一部改良で、キーレスエントリーの標準装備や抗菌インテリアの採用など装備の充実をはかったが、このモデルを最後に、2000年4月をもって生産を中止した。
シャレード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/11 15:12 UTC 版)
シャレード(英: charade)は、身振り手振りで言葉あてをする遊び。ジェスチャー・ゲームのひとつ。
- 1 シャレードとは
- 2 シャレードの概要
シャレード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/05 18:44 UTC 版)
「メタリックガーディアンRPG」の記事における「シャレード」の解説
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シャレード
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「ソウルキャリバーの登場人物」の記事における「シャレード」の解説
シャレード プロフィール 初出作品:ソウルキャリバーII 格闘スタイル:マインドピーピング 誕生日:不明 出身地:不明 身長:一定周期で変動を繰り返している 体重:一定周期で変動を繰り返している 血液型:無し 武器銘:シャレード 年齢:不明 家族構成:ソウルエッジの欠片は世界中に散っている。動き回っている固体としては現在のところ形態の異なる2体の目撃例が確認されているが、それらが同一固体ではないとする根拠は無い。 Charade 登場作品: (2)(3PS2) (2)でプレイヤーキャラクターとして使用でき、(3PS2)では特定のモードでのみCPU専用キャラクターとして登場する。
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