せつ‐げっ‐か〔‐クワ〕【雪月花】
スカルソープ:雪、月、花
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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スカルソープ:雪、月、花 | Snow, Moon and Flowers | 作曲年: 1971年 |
雪月花
雪月花
雪・月・花
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/21 13:54 UTC 版)
「雪・月・花」 | ||||
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工藤静香 の シングル | ||||
初出アルバム『Best of Ballade カレント』 | ||||
B面 | Wish | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||
作詞・作曲 | 中島みゆき | |||
チャート最高順位 | ||||
工藤静香 シングル 年表 | ||||
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「雪・月・花」(せつ・げつ・か)は、工藤静香の通算31枚目のシングル。1998年2月18日に発売された。発売元はポニーキャニオン。
背景
表題曲「雪・月・花」は、フジテレビ系『金曜エンタテイメント』のエンディング・テーマソングとして使用された。ちなみに2時間ドラマ枠のテーマソングに工藤の楽曲が採用されることは初めてである(単発ドラマを除く)。
楽曲提供者の中島みゆきが1998年に行ったコンサートツアー「中島みゆき Concert Tour 1998」では「雪・月・花」のセルフカバーがいち早く披露されたが、その際のアレンジは限りなく工藤バージョンに近いものであった(編曲はどちらも瀬尾一三)。コンサートのMCでは、工藤に手作りのネックレスをもらった話が披露された。その後、2002年10月23日発売『おとぎばなし-Fairy Ring-』で初CD音源化。中島が仮唄を吹き込んだ音源は存在するが、工藤のみが保有していた。(音源はDATに落としマスターは廃棄された[2]。後に音源化されたものとは別物である。)
収録曲
収録アルバム
雪・月・花
- Best of Ballade カレント
- ミレニアム・ベスト
- Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best
- MY PRECIOUS -Shizuka sings songs of Miyuki-
- (オリジナルアルバムには未収録)
Wish
脚注
出典
- ^ “雪・月・花|工藤静香”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年7月21日閲覧。
- ^ 日本テレビ系「FAN」での発言より。
関連項目
- 激情 28thシングル(中島みゆき 作詞・作曲)
- Clāvis -鍵- 39thシングル(中島みゆき 作詞・作曲)
雪月花
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 08:38 UTC 版)
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雪月花(せつげつか、せつげっか)は、白居易の詩「寄殷協律」の一句「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」による語。雪・月・花という自然の美しい景物を指す語である。
概要
殷協律は白居易が江南にいたときの部下であり、長安からこの詩を贈ったものである。この詩における「雪月花の時」は、それぞれの景物の美しいとき、すなわち四季折々を指す語であった。そうした折々に、遠く江南にいる殷協律を思うというのである。
「雪月花」は、日本の芸術・美術の特質の一つとしても捉えられており[2]、日本においては、この語句が詩歌だけでなく、以下に述べる含みを持つ語として使われるようになった。
「雪月花」は日本の詩歌においては、これら三種を一度に取り合わせたものを指すものとしてしばしば用いられる。日本語における初出は『万葉集』巻18に残る大伴家持の歌である。「宴席詠雪月梅花歌一首」と題して「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき子もがも」(4134)の歌がある。すなわち月の明るい折に、雪と花をあわせたものを提示するという遊戯的な設定を和歌の題材としたものである。この取り合わせは『枕草子』の一節に村上天皇の挿話として見え、日本の宮廷文化においては、しばしば珍しい取り合わせとして、また「最君憶」(最も君を憶う)との連想において好まれた。「雪月花時最憶君」は『和漢朗詠集』交友の部に前句とともに採られており、先に触れた村上天皇の挿話もこの連想を下敷きにしたものである。なお、大伴家持の歌は749年・32歳の作で、白居易の詩は825年・54歳頃の作と考えられている。
音読語としては「雪月花」が用いられることが多いが、和語としては「月雪花」(つきゆきはな)の順で用いることが伝統的。
現代では伝統的な日本の美の感覚を連想させる語として、様々な場所で用いられている。地方自治法施行60周年記念貨幣の1000円銀貨共通裏面のデザインにも採用されている。
1914年の宝塚歌劇団の組の花・月・雪という組分けもここから来ている。
なお、この雪月花に「風」を加えた「雪月風花(せつげつふうか)」という語も存在し、4つの文字それぞれが「冬(雪)」、「秋(月)」、「夏(風)」、「春(花)」の四季に対応している。
三種の景物
時代が下ると、雪月花は主に雪・月・桜の取り合わせとして理解され、この三種の景物、さらにはそうした景物をめでる風流な態度そのものを示す語句として理解されるようになった。
脚注
参考文献
- 川端康成『美しい日本の私―その序説』(講談社現代新書、1969年)
関連項目
雪月花
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 07:17 UTC 版)
「機巧少女は傷つかない」の記事における「雪月花」の解説
硝子に製作された三姉妹の禁忌人形。精瑠(セル)と呼ばれる物質で構成され、普通の生物のような細胞分裂により自己を生長、修復できる。イオネラ曰く、硝子の著した本に書かれている『人形に生命なし』『省みる甲斐なし』といった花柳斎の製作理念とはかなり異なるらしい。 いろり 声 - 茅野愛衣 硝子の側仕えを務める銀色の髪に大人びた風貌の少女型人形。「雪月花」の長女「雪の乙女」。禁忌人形。夜々の姉妹機にあたり「いろり姉さま」と呼ばれている。 冷気の魔術回路「氷面鏡(ひもかがみ)」を搭載しておりその威力は単独でシンを圧倒するほどだが、それは能力の表層に過ぎない。真の力は原子単位での熱の収奪であり、心眼を開いた術者が用いれば音を立てることなく周囲一帯を凍り付かせることもできる。その優秀な空間制圧能力によって、三姉妹中最高の戦闘能力を誇る。 古き良き大和撫子然とした少女で、誰に対しても礼節を弁え凛とした立ち居振る舞いをし、特に硝子と雷真には絶対の信服を置き付き従う。しかし、常に落ち着いた態度の反面激情家なところもあり、特に「家族」を傷付ける者には語気が荒くなる。堅い性格で夜々ほど自分の感情を素直に表面に出さないが、とても情の深い女性。また、結構なうぶでありその方面の知識に疎いが、夜々に影響されているのか物語が進むごとに微妙に言動と行動が過激になっていく。 人見知りというわけではないが身内には極めて情が深く、特に夜々、小紫の妹二人に対して顕著。気難しい夜々に対してはお堅い上にうぶなこともあって小言が多いが、夜々の身に少しでも危険があるとわかるとたちまち平常心を無くす心配性で、最早姉バカの様相である。ただし、小紫ばかり可愛がるのに夜々には小言ばかりで、夜々は嫌われていると思い込んでいた。 硝子の側仕えをするだけあって家事にも長け、料理が得意。家を失い、また赤羽の家を出奔していた雷真にとっては母の料理以上に「おふくろの味」であり、いろりが名乗らずとも彼女の料理ならすぐにわかるほどに好んでいる。 色恋話には奥手な性分だが、様々な窮地に遭遇しては「雪月花」としての自信喪失に悩む妹達を励ましその成長を支え、自分達に人間相手と変わらない態度で接してくれる雷真に、いつしか「大切な恩人」以上の感情を抱いていく。夜々の誘拐事件で一時的な雷真のパートナーとなって以来その心が顕著になっていき、故意にか無意識にか、頻発する雷真を巡る女の戦いにたびたび参戦。夜々とその相手が派手にやりあっているところ、目立たないところで自身も騒ぎに参加していたりする。漁夫の利を持っていくことが多い。 夜々(やや) 詳細は#夜々を参照。 小紫(こむらさき) 声 - 小倉唯 紅葉色の髪を左右に結った可愛らしい少女型人形。「雪月花」の三女「花の乙女」。禁忌人形。夜々の姉妹機にあたる。夜々、いろりをそれぞれ「姉さま」と呼び慕う。 外見に似つかわしい奔放な小悪魔少女的性格の少女で、堅いいろり、気難しい夜々に比べ、非常に明るく、根が素直で、人懐っこい性格。良くも悪くも裏表が無いが、姉二人に比べるとタメ口がデフォルトになっており、礼儀正しいとは言い難い。色恋沙汰には興味津々であり、夜々へのネタ振りが軽い。 夜々は姉に当たるが、「夜々姉さま」と呼びつつも夜々自身の素行や言動からあまり敬っているように見えず、若干ナメている節がある。夜々自身はいろりからよく子供扱いされているため、小紫に対しては姉ぶりたい様子である。しかしいろりと同じく姉妹の絆は固く、夜々の危機には本気で心配する。 硝子の屋敷にやってきた雷真と打ち解けるのは三姉妹のうち最も早かった。雷真に対してはとても良く懐いているが、雷真に恋慕している夜々といろりに比べると、その好意は家族に向けるようなものであるようで、今のところは兄妹のような関係。彼女もまた、人と人形を同じように扱う雷真に全幅の信頼を置く。 隠形の魔術回路「八重霞(やえがすみ)」を搭載しており、各種センサーから生物の五感まで、あらゆる知覚情報を支配する力を秘めている。その特性は指向性の高いステルス機能に加え、高度な幻術にも応用できるが、直接戦闘には不向きな上、使い手を選ぶ高度な能力だったため、実戦で中々日の目を見ることがなく、長らく姉達の力に対するコンプレックスの種だった。戦闘では<八重霞>の力で自身や味方の姿を隠し、適切な場面で強襲をかける暗殺者スタイル。また要所要所で幻術の力を使い相手を欺き、戦闘を有利な方向へ持っていく。
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雪月花
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