阪神・オリックス戦
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「東海ラジオ ガッツナイター」の記事における「阪神・オリックス戦」の解説
毎日放送→MBSラジオ(『MBSベースボールパーク』) 朝日放送→朝日放送ラジオ(ABCラジオ、『フレッシュアップベースボール』) 原則として火~木曜と土・日曜デーゲームはMBS、月・金曜と土・日曜のナイターはABCとネットを組む。2007年まで土・日曜の中日主催時はSF制作版をラジオ大阪(OBC、『ドラマティックナイター』)へ同時ネットし、MBSはSF協力での自社制作かSF裏送り、LF制作版のいずれかをそのまま放送していた。また、阪神主催のナイターはラジオ大阪のネット受けまたは裏送りで中継を行っていた。しかし2007年を最後にラジオ大阪が野球中継から全面撤退したため、2008年・2009年の土・日曜は全面的にMBSとネットを組むことになった。2010年から土・日曜のJRNナイターが原則廃止され、ABCが土・日曜のNRNナイター担当局となったため、現行の体制となった。 詳細は「MBSベースボールパーク#中日戦」および「ABCフレッシュアップベースボール#中日戦」を参照 「TBSラジオ エキサイトベースボール#2010年度以降の週末ナイターの放送状況」および「ラジオ大阪ドラマティックナイター#NRN野球ネットについて」も参照 1976年から1980年までABCが阪神主催試合の優先契約を結んだ影響で、MBSが全国中継カードを主体とした放送体制とした1979年までは、対阪神戦ではABCとの相互ネットとなる月・金曜日以外は、中日主催時はローカル放送となることが多く、阪神主催時はMBS(1977年以降はNRNナイター週末担当となったOBCも)に製作本数の制限がかかったため、SFまたはLF(土・日曜はQRも)が乗り込むか、平日はABCがSF=LF予備=NRN向け裏送り分をCBC=TBS予備=JRN向けと二重制作するかのいずれかとなっていた。 対阪神戦については、阪神主催の場合は上記担当局との相互ネットとなるが、中日主催の場合は2003年以降両局によるSF協力の自社制作が大部分となり、高校野球期間中のABCも2009年から自社制作するようになったため、SF単独での放送が多くなっているが、2004年は阪神が優勝争いから脱落した関係でMBSにおける8月以降の試合が、2011年は7月5日からの3連戦と8月30日・31日の試合、2012年は6月26日からの3連戦と7月25日・26日の試合がそれぞれSFとの相互ネットとなった。なお、MBSでの中継がない日曜デーゲームを除き、MBS・ABC自局で中継がある場合はネット受けしない場合であっても、ネットワークの曜日に応じてMBS・ABCのどちらかから阪神サイドのリポーターが派遣される。 「ABCフレッシュアップベースボール#全国高等学校野球選手権大会期間中の対応」も参照 対オリックス戦については、上記担当局でオリックス戦が中継されることは少ないので、中日主催は単独放送、オリックス主催は上記担当局制作の裏送りとなる。上記担当局において予備カードとして組み込まれていない場合は、後述のように現地局の解説者+SFアナウンサーという形が採られることがある他、聴取率調査期間に該当した場合は実況・解説・リポーターとも自社で揃えることがある(最近ではCBC・SFとも2019年が該当)。巨人対中日戦の裏カードまたは中日戦非開催かつ阪神戦が非開催の時に、裏カードのオリックス主催試合を放送する場合、対ソフトバンク戦ではKBC向け裏送り分(MBS・ABCのどちらが担当するかは一定していない)をネットすることが想定されるが、対日本ハム戦の場合はSTVが2021年からデーゲームと土・日・月曜ナイターの中継を休止しているため、ABC・MBSのいずれかの裏送りによるHBC=SFの変則ネットを特例で行うかどうかは未定。 「ABCフレッシュアップベースボール#その他の裏送り」も参照 日曜日のデーゲームはMBSが中央競馬中継(『GOGO競馬サンデー!』)を最優先として放送しないため、阪神主催であっても裏送りとなる(中日主催は当然ながら単独放送)。ただし2014年以降は日曜デーゲームの「巨人×中日」の裏カードや屋外球場開催の中日戦(北陸シリーズのホームゲームや本拠地が屋外の広島・ヤクルト・DeNA主催など)の予備カードの昇格で阪神主催ゲームを放送する場合、ABC制作中継の同時ネットを受ける。この場合対広島戦ではRCCとの3局ネットとなる。デーゲームでは2021年5月2日が最初の実例となり、2022年も4月10日に行われたが、いずれもNRN単独局のSFがネットしていながら、、前日にRCCとの2局ネット(MBSがSFとの2局ネット)を行っていることから、機材運用の簡便化のため、他球場速報ではJRNの速報チャイムが使われている(ナイターでは2020年の日曜に一応のNRN本番扱いで一足先に実績があるが、この時はNRNの速報チャイムを使用した)。また2020年は変則日程により、10月以降は土・日曜でも中日が屋外開催のビジターゲーム時に予備補充を行うことがあるが、阪神主催ゲームについては土曜はMBSから、日曜はABCからの補充としている(最初の実例は10月3・4日の『DeNA vs 中日』〈QR制作裏送り〉の予備の『阪神 vs 巨人』)。 詳細は「RCCカープナイター#阪神・オリックス戦」および「MBSベースボールパーク#土・日曜日の阪神・オリックス主催戦中継」を参照 この競馬中継はGIなどの重賞レースのレース実況に限りCBCにもネットされるため、その場合は短い時間ではあるがMBS制作の番組で在名の2局が競合することになる。 詳細は「GOGO競馬サンデー! (CBCラジオ)#概要」を参照 日曜開催の阪神戦デーゲームについては18時以降も試合が続いている場合はMBSも飛び乗りで放送するが、2011年シーズンは「延長戦で試合開始から3時間30分を経過した場合は次のイニングに入らない」という特別ルールがあり、原則14時開始となる阪神甲子園球場でのデーゲームは、悪天候による中断などがない限り、試合終了が18時を越えることはない。そのためか、SFのアナウンサーがMBSの解説者と組んで日曜日の阪神主催デーゲームで実況する機会があった。 かつてナゴヤ球場・ナゴヤドームでオリックス・旧近鉄主催ゲームが開催された時に本番カードとなった場合は、NRN向けをSF制作でMBS・ABC両局へ裏送りを行うこともあり、全国ネットとなることもあった。 ナイターオフ編成時は、ナイター編成期間と比べてネットワークの縛りが緩いため、本来SF-ABCとなるべき月・金曜ならびにナイター時の土・日曜日でもSF-MBSのネットとなることもあり(この場合、CBCのネット相手もABCとなる)、ナイターオフ期も多数の試合を残していた2011年度は、SFがMBSに対して予備カードの融通を行った。また、本来MBSとネットを組む曜日であっても、MBS・CBC両局が中継しない場合はSFがネット受けするカードをABCが予備カードとして設定した事例もある。また、中継以外の野球情報番組で系列局からのリポートがある場合、SFの番組にはMBSのアナウンサーが出演することが多い(CBCにはABCのアナウンサーが出演することが多い)。 クライマックスシリーズについては、2010年までは曜日に関係なくMBSとネットを組んでいたが、2011年度はナイター編成期間通りのネットワーク関係となり、水・木曜開催の第1・2戦はMBS、金~日曜開催となった第3~5戦はABCとネットを組んだ。2012年度は2010年度までと同じ態勢に戻り、ファーストステージはSF-MBSの相互ネットで中継、ファイナルステージはMBSが第5戦まで自社制作したが、第6戦はLFの実況音源をSFと共にネット受けした。しかし、2014年のファーストステージは阪神主催となったが、広島の最終戦の結果によっては広島主催になる可能性があったため、主催球団に関係なくLFの自社制作分をネット受けすることになり、MBSからのネット受けは行わなかった。 日本シリーズでは2018年まで第1・2・6・7戦はMBS、第3・4・5戦はABCとネットを組んでいたが、2019年からABCが阪神の出場時のみ自社で放送し、オリックスの出場時は日程によりNRNへの裏送りのみ行うことにしたのと、2018年からNRNの配信がパ・リーグのホームゲームはQRが、セ・リーグのホームゲームはLFが幹事となることから、2021年のオリックス主管による第1・2・6・7戦はABCの裏送り分をネット受けする予定だが、今後ABCとMBSのNRNネットの分担が第1・2・6・7戦と第3・4・5戦との区分けとなるのか、阪神とオリックスでの区分けとなるのかは未定。 詳細は「ABCフレッシュアップベースボール#日本シリーズ」を参照
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阪神・オリックス戦
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「CBCドラゴンズナイター」の記事における「阪神・オリックス戦」の解説
毎日放送→MBSラジオ(『MBSベースボールパーク』。月・金曜日全て、土・日曜日ナイター) 朝日放送→朝日放送ラジオ(ABCラジオ、『ABCフレッシュアップベースボール』。火~木曜日全て、土・日曜日デーゲーム)2010年から土・日曜のJRNナイターが原則廃止され、ABCがNRNナイター担当局となったために上記の体制となった(福岡のRKBとは異なり、時間帯によってネット関係が固定されている)。土・日曜のMBS制作阪神・オリックス主催ナイターについてはNRNキー局のニッポン放送(『ショウアップナイター』)が本番・予備カードとする場合があるため、MBS-CBC-LFの変則ネットとなることも想定されている(これまでに何度かその予定が組まれたことがあるが、現時点では予備からの昇格はなく実現に至っていなかった。2016年7月30・31日には初めて本番カードでの変則ネットとなる)が、CBCが別途MBS協力による自社制作を行い対応することもある。なお、ABC発の場合は文化放送(QR)の、MBS発の場合はLFの報道素材扱いとなっているが、表面上はJRNの形式(速報チャイムはJRNの物を使用)で行われている(TBSにはABC、MBSの両方が提供している模様。なお土日はJRNに関してはデーゲーム・ナイターとも、NRNはデーゲームは個別ネット扱いになる)。詳細は「ニッポン放送ショウアップナイター#MBSとの2局ネット時の対応」および「MBSベースボールパーク#土・日曜日の阪神・オリックス主催戦中継」を参照 対阪神戦については、2013年から聴取率調査週間中を除いては主催球団に関係なく上記担当局との相互ネットとなる。ただし、9月28日と29日の中日主催の土日デーゲームはCBCのネット相手であるABCが自社制作を行った。 中日が関与しない阪神主催の土・日曜デーゲームについては、CBCが中継する「巨人 vs 中日」の裏カードとなる試合をSFがMBSと同時ネット(土曜)または裏送り(MBSが競馬中継優先となる日曜)を受けているが、2014年は日曜についてSFがMBSからの裏送りを受けず、ABCからの同時ネットに変更する例が発生している。 対オリックス戦については、上記担当局でオリックス戦が中継されることは少ないので、中日主催は単独放送、オリックス主催はABCまたはMBSからの裏送りか自主制作となる。ABCにおいて予備カードとして組み込まれていない場合は、ABC解説者+CBCアナウンサーという形が採られたケースもある(2009年、2010年、2013年)。なお、2006年、2008年、2011年、2012年、2019のオリックス主催試合は全てCBCが現地に乗り込んで自主制作した。また、オリックスのOB会長を務め、関西在住である山田が交流戦開始以来、2012年までは毎年最低1試合は必ずこのカードの解説を担当していたが、2013年は中日・オリックス両チームでコーチ経験のある高代延博がCBCの中継では初めて解説を担当した。2019年は6月13日(木曜)に山田とABCから派遣の福本豊とのダブル解説で放送した(山田と福本は阪急で同僚だった)。 中日主催試合における上記担当局のベンチリポーターは、原則としてCBCとの相互ネットの場合もしくはJRN全国中継となった場合のみ登場するが、例外として2010年9月21日からの3連戦のようにCBCローカルでありながらABCから阪神サイドのリポーターの派遣を受けたこともあった(このときはABCの自社制作分の一部にもCBCから中日サイドのリポーターを派遣した)。 2003年から2012年の中日主催の阪神戦はMBS・ABC共にCBC(いずれか一方がSFの場合あり)協力での自社制作が基本となり、CBC単独での放送が多くなっていた。ただし、この間も以下の試合は相互ネットで中継している。2004年-ABCにおける8月以降の試合(高校野球期間終了後も含む)。 2010年-MBSにおける8月6日の試合。 2011年-ABCにおける8月以降の試合(高校野球期間終了後も含む)とMBSにおける9月1日の試合(詳細は後述)。 2012年-ABCにおける5月1日からの3連戦、6月26日からの3連戦、9月9日と10日の試合。 かつてナゴヤ球場・ナゴヤドームでオリックス・近鉄主催ゲームが開催された時に本番カードとなった場合は、JRN向けをABCまたはMBSのアナウンサー・解説者が乗り込みCBC技術協力で自社制作する場合と、CBCが直接制作の上自社のアナウンサー・解説者が担当する場合があった。また、CBCは中日戦同様にRFラジオ日本・ラジオ関西向けを制作する場合があった。この場合、中日戦でないためAM岐阜ラジオへのネットがあったかは不明。 ナイターオフ編成時は、ナイター編成期間と比べてネットワークの縛りが緩いため、本来MBSと組むべき月・金曜ならびにナイター時の土・日曜日でもABCと組むこともあり(この場合、東海ラジオ放送(SF)のネット相手もMBSとなる)、ナイターオフ期も多数の試合を残していた2011年度は、CBCがABCに対して予備カードの融通を行った。ただし、CBC・MBS両局が中継しない場合はSFがネット受けするカードをABCが予備カードとして設定した事例もある。 セ・リーグのCSについては、2010年まではMBSが全試合NRN扱いで中継していたため、必然的にCBCはABCと組む(全試合JRN扱い)事になったが、ABCが中継を行わない年があったり、中継を行う場合もCBC・ABC両局が全試合自社制作を行ったため、双方の乗り込み自社制作時の技術協力に留まっていた。2011年度はナイター編成期間通りのネットワーク関係となり、水・木曜開催となったファイナルステージ第1・2戦はABC、金~日曜開催となった第3~5戦はMBSと相互ネットを組んだ。2012年度については、2010年までと同様にABCがJRN、MBSがNRN固定となり、ファーストステージはCBC-ABC、SF-MBSの相互ネット、ファイナルステージは聴取率調査週間にかかるため、ABCは第3戦、MBSは第5戦まで自社制作を行った。2013年は中日が敗退したため、ファーストステージの阪神対広島をABCからのネットで放送した(RCCは自社制作したが、ABC-CBCとリポーターの相互乗り入れを行った)。 日本シリーズでは第1・2・6・7戦はABC、第3・4・5戦はMBSとネットを組む。
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阪神・オリックス戦
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「RCCカープナイター」の記事における「阪神・オリックス戦」の解説
朝日放送→朝日放送ラジオ(ABCラジオ、『フレッシュアップベースボール』) 毎日放送→MBSラジオ(『MBSベースボールパーク』)(どちらもJRN、NRNのクロスネット) ラジオネットワークの本格発足前は、一部の阪神戦中継を制作していたラジオ京都(現・KBS京都ラジオ)やラジオ神戸(現・ラジオ関西、『火・水・木・土曜ナイター』)との相互ネットを行ったことがあったが、JRN・NRNの発足とともに朝日放送(現・朝日放送ラジオ)、毎日放送の2局との関係に整理されていった。 「ラジオ関西ジャイアンツナイター#プロ野球中継の開始」も参照 広島主催の場合、2002年までは月曜(JRN)・水・木曜(NRN)はMBSと、火・土・日曜(JRN)・金曜(NRN)はABCと相互ネットを結び、相互ネットを組まない局向けにRCCが裏送りを行っていたが、2003年以降、阪神戦はABC、MBSがRCC技術協力による自社制作を行う様になり、2005年からの交流戦におけるオリックス戦はこの両局での放送がほとんど行われないため、どちらにしてもRCCの単独放送となった(ネットワークはRCCのラインに準じる)。在阪局のリポーターも基本的に全国放送にならない限り出演しなかったが、在京局の聴取率調査期間の第1予備カードとなった場合等には配置される場合があった。全国放送本番カードになっていない阪神戦の場合は、ABC、MBSの放送をそのままJRN(水・木はABC、金曜はMBS)、NRN(火曜のMBS)の予備待機扱いとするケースもあり、この場合のRCCは全国放送になった場合にベンチリポーターのみ派遣するが、マツダスタジアム移転後は地方球場での開催時を除いて、RCCで裏送り側の予備待機を行うことが多くなった。 阪神・オリックス主催の場合は、広島が絡むカードについては曜日に関係なくABCとの相互ネット、もしくは裏送り を受ける。このため、RCCがABCのラインに合わせて、火~木曜はJRN、月、金~日曜はNRNライン(但し2013年度以降の土・日曜デーゲームでは便宜上JRNの速報チャイムを使用する場合がある)で受ける。これは1976年にABCが阪神主催ゲーム中継の優先契約を1980年まで結んだために、MBSがJRN・NRN本番カード以外では阪神戦の中継に制限が加わった対応の名残と、ネットワーク比率調整のための処置と思われる。土曜デーゲーム中継でABCが近鉄戦を優先していた2004年までにおいても、阪神戦におけるMBSへのネット振り替えは行わず、ABCからの裏送り分またはABC技術協力による乗り込み自社制作分を放送していた。但し、ABCが聴取率調査期間などに二重制作してRCC向けが裏送りとなり、かつ全国放送への昇格の可能性が低い場合は、必ずではないがABCがRCCの本来のラインに合わせた速報チャイム(月曜=JRN、水・木曜=NRN)を使用することがある。また、火~金曜に広島が絡まない阪神・オリックス主催試合をネット受けする場合はRCC本来のラインに合わせ、水・木曜はMBSから受ける。また、予備カードについては本来のネットワークに従うため、ABC制作の阪神対広島戦の予備としてMBS制作のオリックス主催試合が入っていることもある。 詳細は「ABCフレッシュアップベースボール#裏送り(主にオリックス・ソフトバンク主催試合)」および「MBSベースボールパーク#広島戦」を参照 2013年は、ABCは経費節減のため火曜(JRN)・金曜(NRN)のRCCからのネット受けを再開し、土・日曜デーゲームに乗り込み自社制作を行う場合もベンチリポーターはRCCのアナウンサーが担当する場合がある。2014年シーズンは再度ABCの自社制作が増加したが、高校野球期間中の金~日曜ナイターでは阪神ベンチのリポーターを派遣の上でRCCからのネット受けを実施した(全てNRN扱い)。 2015年6月24日の試合(富山市民球場アルペンスタジアム、広島主催)は、近年では珍しくRCC制作の裏送りが行われた。また、8月26・27日の試合はMBSがRCCからのネット受け(NRN予備扱い)で対応(両日ともABCは自社制作を実施。25日はMBSも自社制作を実施するため、RCCはJRN予備扱いの自社単独放送。またこの3連戦はTBSも特例で別途素材収録待機を実施し、この期間の『TBSラジオ エキサイトベースボール』(DeNA vs 中日)では番組中で実況録音素材 の再生や、当時TBSの解説者だった元木大介・緒方耕一との中継リポートの入中がされている)。 2016年8月9日-11日の3連戦(マツダ)は、高校野球期間中でABCの要員が不足したため9日がABCとの相互ネットとNRN向け素材実況を(MBSはこの日のみ自社制作)、11日はABCを含むJRN向け裏送りの全国放送を制作した。10日はABC向けに裏送り を行った(JRN予備扱い)。 2007年までは、広島主催の土・日曜ナイターを関西地区の土・日NRN担当だったラジオ大阪(OBC、『ビッグナイター』→『ドラマティックナイター』)に裏送りしていたが、OBCは近鉄戦(2004年度まで)やオリックス戦(2005年度。2006年度は一部試合のみ)のナイターがない場合には原則として全国放送カードを放送する方針を取っていたため、NRN本番カードまたは予備からの昇格時が中心だった。加えて、2008 - 2009年度は在阪局で土・日曜のNRN向け中継をネットする局がなくなっていた こともあり、土・日曜については2003 - 2009年の間もRCC側でNRN向け予備実況のスタンバイを行っていた。なお、OBCが阪神対広島戦をNRN本番カードで中継した際には、RCCからのリポーター派遣が行われないことが多かった。詳細は「ラジオ大阪ドラマティックナイター#NRN野球ネットについて」を参照 MBSはこのほかに土・日曜にLFとの2局ネット用の音源をRCC技術協力で制作することもあり、また、RCCがネットすることのないMBS制作の阪神対広島戦が水・木曜NRN、金曜JRNの全国放送本番カードとなった場合、RCCがベンチリポーターを派遣することもある。こうした形で、RCCはABC、MBS両局と対等に関係を結ぶ様に配慮している。 交流戦のオリックス主催試合では、2009年以降RCCがリポーターを派遣せず、在阪局のアナウンサーが広島ベンチのリポーターを担当している(在阪局自社でも放送となった場合は両サイド兼務)。一方、阪神主催試合では、RCCからのリポーター派遣を継続している。 なお、横浜主催試合がNRN独占だった時代のうち、1995年から2001年は「横浜 vs 巨人」(またはその逆)の裏開催のヤクルト主催試合の中継がTBS-JRNに認められていたたが、これが「ヤクルト vs 中日」である場合、CBCへのネットが認められていなかったため、該当日のJRN向けの「広島 vs 阪神」(あるいはその逆の組み合わせ)の中継ネット局にCBCが加わることがあった。 阪神は8月の時期に阪神主催のデーゲームを実施しないので、近年までこの時期での阪神主催ゲームの裏送りはなかった。2014年(平成26年)はこの慣例を破って8月9日、10日(いずれも京セラドーム)の試合でデーゲームを実施。ABCは例年のように高校野球を編成するため、裏送りとなるはずだった。ところが台風直撃により高校野球が両日とも中止となったのでABCとの相互ネットとなった。詳細は「全国高校野球選手権大会中継#雨天中止・ノーゲームの場合の対応」および「死のロード#京セラドーム完成後」を参照 1980年等、「死のロード」期間に、当時本拠とする球団が所在しなかった福岡県で開催された阪神主催の広島戦ではRKBやKBCが制作することがあったが、ABCに固定している通常のネットワークに倣って、ABCとネットワークを組む側となる局(火 - 木・土・日=RKB、月・金=KBC)に割り当てていた(1980年が該当。この時は曜日の関係上RKB制作。後述のソフトバンクとの交流戦では曜日や放送時間に応じて切り替えている)。「死のロード#負担軽減のために」も参照 TBSラジオが野球中継から撤退した2018年からは、火曜ナイターの阪神対広島戦(ABC制作)の予備補充でオリックス主催試合を放送する場合、水・木曜ナイター同様MBS制作中継の放送となる。 通常広島主催試合のローカル放送では相互ネットにならない限りベンチリポートはRCCのアナウンサーが1人で担当するが、本番カードの雨天中止で全国ネットに昇格した場合は、関西地区向けの自社制作のために派遣されている在阪局(火 - 木曜:MBS、金 - 日曜:ABC)のアナウンサーが阪神リポーターとして合流することがある。
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