踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! |
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監督 | 本広克行 |
脚本 | 君塚良一 |
製作 | 村上光一 |
製作総指揮 | 亀山千広 |
出演者 | 織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 水野美紀 ユースケ・サンタマリア 佐戸井けん太 小林すすむ 甲本雅裕 遠山俊也 星野有香 北村総一朗 斉藤暁 小野武彦 小西真奈美 岡村隆史 マギー 小泉孝太郎 高杉亘 小木茂光 筧利夫 真矢みき いかりや長介 |
音楽 | 松本晃彦 |
主題歌 | 織田裕二 feat.MYA 「Love Somebody -CINEMA Version II- 」 |
撮影 | 藤石修 |
編集 | 田口拓也 |
制作会社 | ROBOT |
製作会社 | フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー |
配給 | 東宝 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 138分 119分(国際戦略版) |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 173.5億円 |
前作 | 踊る大捜査線 THE MOVIE |
次作 | 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ! |
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(おどるだいそうさせん ザ ムービー ツー レインボーブリッジをふうさせよ)は、2003年7月19日に公開された日本映画(実写)である。
キャッチコピーは、「DANCE AGAIN.」 「He’s back(彼が戻ってきた)」 「現場に正義を。」(青島) 「所轄に愛を。」(すみれ・和久) 「捜査に信念を。」(雪乃・真下) 「接待にモナカを。」(室井・スリーアミーゴス)。
概要
フジテレビの連続テレビドラマ『踊る大捜査線』の劇場版第2作。スタッフからの略称はOD2。日本国内での観客動員数1260万人、興行収入173.5億円で、2003年の国内劇場公開映画の興行収入第1位を記録した[1]。これは、実写邦画歴代興行収入第1位、邦画歴代興行収入でも第7位の記録である(2024年現在)[2]。本映画のヒット後、再編集・再録音された『踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2』が制作され、上映された。劇中の設定は、2003年11月22日から24日の3日間である。
ストーリー
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副総監誘拐事件から5年後の2003年、空き地だらけだったお台場は、いくつものビルが建ち並び、おしゃれなスポットで埋め尽くされた一大観光地へと変貌した。
湾岸署では、道案内や迷子、交通整理など観光客相手の地味な業務に忙殺されていた。
3連休の初日11月22日。湾岸署管内でスリ事件と、女性を狙った通り魔事件が発生する。さらに管内で会社役員の他殺体が発見され、警視庁捜査第一課は湾岸署に特別捜査本部を設置する。本庁初の女性管理官=沖田仁美警視正が捜査本部長として指揮をとり、室井慎次警視正が捜査副本部長を務めることになる。
沖田警視正のサポート役、それと同時に警察庁が湾岸署管内に秘密裏に設置した監視カメラシステム「C.A.R.A.S.(Criminal Activity Recognition Advanced System)」による捜査も開始され、青島や同僚の恩田すみれがその任務に就くが、その監視網をあざ笑うかのように第2の会社役員殺人事件が起きてしまい、室井はその責任を取らされる形で、監視ルームに実質軟禁されることになる。
キャスト
登場人物については、踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧を参照。
- 青島俊作(湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長) - 織田裕二
- 室井慎次(警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査担当管理官・警視正) - 柳葉敏郎
- 恩田すみれ(湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長) - 深津絵里
- 柏木雪乃(湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長) - 水野美紀
- 真下正義(警視庁刑事部捜査第一課・警視) - ユースケ・サンタマリア
- 袴田健吾(湾岸署刑事課長・警部) - 小野武彦
- 魚住二郎(湾岸署刑事課強行犯係長・警部補) - 佐戸井けん太
- 秋山副署長(湾岸署副署長・警視) - 斉藤暁
- 中西修(湾岸署刑事課盗犯係長・警部補) - 小林すすむ
- 緒方薫(湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長) - 甲本雅裕
- 森下孝治(湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長) - 遠山俊也
- 神田署長(湾岸署署長・警視正) - 北村総一朗
- 一倉正和(警視庁刑事部捜査第一課長・警視正) - 小木茂光
- 草壁中(警視庁警備部警備第一課特殊急襲部隊(SAT)中隊長・警視正) - 高杉亘
- 吉田敏明(警視庁副総監・警視監) - 神山繁
- 安住武史(警察庁刑事局長・警視監) - 大和田伸也
- カジノの内の外国人 - ジリ・ヴァンソン
- 捜査員(警視庁刑事部捜査第一課) - 佐々木蔵之介、眞島秀和、小須田康人、中根徹
- 犯人グループ:国見昇 - マギー、高橋健三 - 入江雅人、三島龍也 - 森下能幸、中島高志 - 木村靖司、瀬川吉雄 - 三宅弘城
- 国土交通省道路局道路交通管理課職員 - 池田成志
- りつ子の上司 - 高嶋ちさ子
- スリ一家:母親 - 山下裕子、父親 - 原田修一、長男 - 神木隆之介、里佳子 - 向井地美音
- 噛み付き魔の被害者の女子高校生 - 小松彩夏
- ガールズ7 - 橘凛、津乃村真子、千崎若菜、広澤草、川田希、柴田かよこ、木村陽子
- 事務職員 - 近江谷太郎
- 小池茂(監視モニター室オペレーター・警察庁情報通信局付技術捜査官) - 小泉孝太郎
- 江戸りつ子 - 小西真奈美
- 沖田仁美(警視庁刑事部捜査第一課強行犯担当管理官・警視正) - 真矢みき
- 新城賢太郎(警察庁長官官房審議補佐官(刑事局担当)・警視正) - 筧利夫
- 榊原(警察庁長官官房審議官(刑事局担当)・警視監) - 中原丈雄
- 増田喜一(女子高生を連続して襲う噛み付き魔) - 岡村隆史
- 和久平八郎(湾岸署刑事課指導員) - いかりや長介
スタッフ
- 監督 - 本広克行(ROBOT)
- 脚本 - 君塚良一
- 音楽 - 松本晃彦
- 主題歌 - 織田裕二 「Love Somebody[Cinema Version Ⅱ]」
- 製作 - 村上光一(フジテレビ)
- 企画 - 永田芳男、宮内正喜
- 撮影 - 藤石修
- 美術監督 - 梅田正則
- 編集 - 田口拓也
- 照明 - 加瀬弘行
- 録音 - 芦原邦雄
- エクゼクティブ・プロデューサー - 亀山千広(フジテレビ)
- プロデューサー - 臼井裕詞、堀部徹、安藤親広、石原隆、高井一郎
- キャスティング・プロデューサー - 東海林秀文
- アシスタント・プロデューサー - 前田久閑、関口大輔
- 助監督 - 河合勇人
- 監督補 - 長瀬邦弘
- 演出補佐 - 波多野貴文
- セカンドユニット監督 - 羽住英一郎(ROBOT・本編冒頭のSAT突入シーン)
- 録音スタジオ - 日活スタジオセンター
- 協賛 - TOSHIBA、日産自動車、ライフカード、ローソン
- 制作プロダクション - ROBOT
- 制作 - フジテレビ、アイ・エヌ・ピー
いかりや長介のシリーズ最期の出演作品
初日の舞台挨拶で、退院したばかりのいかりや長介がファンの前で挨拶した。その席で深津絵里が涙ぐむ一幕もあったが、踊る大捜査線の仕事においては、いかりやが公の場に姿を見せた最後の場所となった。
和久役でいかりやを知ったファンも多く、2004年3月20日にいかりやが死去した際、告別式で「和久さーん」と叫ぶ声もあった。また、告別式を警備していた警備員や警察官が霊柩車に敬礼をして見送る姿に、和久の存在を重ねる場面もあった。
いかりやの没後に発売となったDVDでは、スタッフロールの最後に「ありがとう、和久平八郎 さよなら、いかりや長介 湾岸署一同」の一文が追加されている。
レインボーブリッジ
- 本編でレインボーブリッジを封鎖するシーンは、実際のレインボーブリッジを貸し切っての撮影が不可能であったため、当時工事中で供用前だった京都府の京滋バイパス久御山ジャンクションで2003年3月13日から15日にかけて行われた。撮影許可を得るため、日本道路公団(当時)に話を持ちかけたところ、関西支社の担当責任者の一人が『踊る大捜査線』の大ファンであったこともあり、撮影場所の工事を前倒しで行うなどの対応がとられ、異例の「供用前の自動車専用道路」を借り切ってのロケが可能となった[3]。本編には、久御山ジャンクション付近にあるジャスコ久御山ショッピングセンター(現:イオンモール久御山)の看板が小さく写っている。また本作は同店内のシネマコンプレックス(イオンシネマ)でも上映され、公開当日に同館で行われた舞台挨拶ではサプライズで登壇した織田裕二からロケ地が発表された。
- 本編には山の影がうっすらと映っているなど実際のレインボーブリッジではあり得ないシーンがあるが、本広克行監督によれば「どのくらいの人が気づくかなと思い、フィクションであることを示すために意図的に残してある」とのことで、撮影に全面協力してくれた日本道路公団への感謝の意味もあったなどとしている。
- 本編ではレインボーブリッジの封鎖に各方面への手続きが必要で完全封鎖に苦慮するというシーンがあるが、実際には一般道を封鎖するのと同様に警察の権限で簡単に封鎖が出来る。脚本家の君塚良一も取材の過程でそのことを知ったが、あえて無視したという[4]。現実では上映年の2003年の台風発生時にレインボーブリッジは全面通行止め(事実上の封鎖)になった。この日たまたまラジオのゲスト出演があった織田は「レインボーブリッジ、(本当に)封鎖しちゃいましたね」と一言漏らした。これ以外も、災害や事故等の理由で橋上通行止めの措置が取られるケースは珍しくない。
- 2009年3月1日にはレインボーブリッジにて「東京レインボーウオーク」というイベントが開催され、レインボーブリッジが開通以来初めて災害・事故以外の理由で閉鎖された。このことを通行止や閉鎖などではなく「レインボーブリッジ封鎖」を見出しとして報道した新聞があった[5]。
- 映画発表直後のテレビCMには、映画本編では使用されなかった青島刑事の後ろでレインボーブリッジが(CGではあるが)爆発するシーンがあった[6]。
オマージュ
作中に出てくる手掛かりの一つとなっている東北なまりと「カメダ」の元ネタは松本清張の『砂の器』の内容を多少変えたものである。砂の器では捜査の結果、東北訛りに類似する方言を話す地方の島根県の亀嵩のことであった。恩田が「砂の器」と呟くのは同作品へのオマージュであるとされる。犯人が話したとされる「カメダ」は本当は蒲田のことで、『砂の器』で冒頭に他殺死体が発見されたのも蒲田だった。
劇場版の1作目では誘拐犯の位置を特定する色のついた煙があげられ、その光景がモノクロ(煙だけがカラー)で映される。それを見た青島刑事が「天国と地獄だ」とつぶやくのも黒澤明監督作『天国と地獄』からのオマージュであり、そのモチーフの使用に関しては権利者である黒澤プロダクションから正式な許諾を受けている。その劇場版第1作の事件は誘拐事件、それも誘拐対象が犯人によって誤認されるというあたりまでそっくりである。このように、日本映画の傑作サスペンス映画からのオマージュを作品のガジェットとして製作されている。
『砂の器』、『天国と地獄』ともに、第一の殺人事件発生後、スリーアミーゴスが刑事課に特捜本部設置の報告をしに来た際に、緒方と恩田が調べていたビデオの山の中に含まれている。
トリビア
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- 制作に当たり、本広は押井守監督の『機動警察パトレイバー2 the Movie』を何度も見返し、「同作では横浜ベイブリッジを爆破したのに我々は封鎖するだけでいいのか」とスタッフと盛り上がったりしていたという[7]。
- 映画の冒頭で豪華客船でのSATの訓練風景のシーンがあるが、SATが船内に突入した際、ブリッジ(船橋)にいる船長役の人は、撮影に使用した船の本物の船長である[要出典]。
- 監視モニター室オペレーターの小池は本作の時点では民間会社から警察庁に出向している技官である[要出典]。
- 劇中で青島とすみれが国際展示場駅構内での置引きを監視モニター越しに発見し報告するシーンや、柏木雪乃の拉致に伴う広域外周配備が発令される際の無線指令の音声は、エグゼクティブ・プロデューサーの亀山千広が自ら担当している。
- 本作ではCGによる合成映像を多用しているが、代表的なシーンとしては、冒頭のSATの訓練風景で豪華客船上空を飛行するヘリコプター・お台場を封鎖するシーンでの道路の電光表示板の文字、渋滞している車列・クライマックスのレインボーブリッジで犯人残り3名を確保するシーンで現場に急行するSATのヘリコプター及び、隊員が降下して犯人を制圧するシーン、意外なところでは、最後に室井が警視総監賞を受賞するシーンの列席者(実際の撮影では20名ほどしかおらず、後でコンピューターでコピーして列席者が沢山いるように見せている)などがある[8]。
- ラストで報賞式を欠席した青島に対して室井が東北弁でつぶやいた「かだっぱり こいで」とは「片意地を張りやがって」という意味[9] である。
主要受賞
- 第27回日本アカデミー賞[10]
- 優秀作品賞
- 優秀監督賞(本広克行)
- 優秀脚本賞(君塚良一)
- 優秀主演男優賞(織田裕二)
- 優秀助演男優賞(柳葉敏郎)
- 優秀助演女優賞(深津絵里)
- 優秀音楽賞(松本晃彦)
- 優秀撮影賞(藤石修)
- 優秀照明賞(加瀬弘行)
- 優秀録音賞(芦原邦雄)
- 優秀編集賞(田口拓也)
- 話題賞[11]
- 第58回毎日映画コンクール 日本映画ファン賞
- 第28回報知映画賞 助演女優賞
- 第23回藤本賞
- 第21回ゴールデングロス賞 日本映画部門最優秀金賞・日本映画部門特別大賞[12]
- 第16回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 石原裕次郎賞
- 第77回キネマ旬報ベスト・テン
- 日本映画ベストテン第25位
- 読者選出日本映画ベストテン第9位
- 第28回エランドール賞作品賞[13]
DVD / Blu-ray
発売元はフジテレビジョン / アイ・エヌ・ピー、販売元はポニーキャニオン。
- DVD(1枚組、2004年6月2日発売)
- 映像特典:メイキング、制作者紹介、出演者紹介、映画への軌跡
- 音声特典:プロデューサー公開コメンタリー(プロデューサー:亀山千広×プロデューサー:堀部徹)、キャスト公開コメンタリー(北村総一朗×斉藤暁×小野武彦×監督:本広克行)、スタッフコメンタリー(監督:本広克行×音楽:松本晃彦×撮影:藤石修×照明:加瀬弘行×録音:芦原邦雄×美術監督:梅田正則×編集:田口拓也×タイトルバック:山本雅之)、隠しコメンタリー(プロデューサー:安藤親広×ラインプロデューサー:羽田文彦×宣伝渉外(フジテレビ):久保晴世×美術進行:大倉謙介)
- 封入特典:ブックレット
- 初回限定特典、ポストカード(2枚)、アウターケース付きデジパック仕様
- 初回生産分終了後はアウターケース、ポストカード無しのトールケース仕様で発売。
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 1&2 Hi-BiT Twin Edition(2枚組、2004年9月15日発売、初回限定生産)
- Blu-ray(1枚組、2010年7月21日発売)
- 映像特典:『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』劇場予告編、音声特典:DVD版と同様
テレビ放映
- 地上波放送・関東地区のみ記載。
- 視聴率はビデオリサーチ調べ。関東地区でのデータ。
回数 | 放送局 | 放送枠 | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 平均世帯 視聴率 |
備考 |
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1 | フジテレビ | (なし) | 2005年1月2日 | 18.8% | 地上波初放送 | ||
2 | プレミアムステージ | 2005年10月22日 | 21:00-23:55 | 175分 | 26.7% | 完全版初放送 | |
3 | 土曜プレミアム | 2007年10月13日 | 21:00-23:10 | 130分 | 23.9% | 「10th anniversary特別企画」と題して完全版を放送 | |
4 | 2009年7月18日 | ||||||
5 | 2010年7月17日 | 19.7% | 「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」満員御礼記念として放送 | ||||
6 | 2012年9月8日 | 21:00-23:30 | 150分 | ||||
7 | 2024年10月5日 | 21:00-23:55 | 175分 | 9.8% | 「踊るプロジェクト」の最新映画2部作「室井慎次 敗れざる者」(10月11日公開)、「室井慎次 生き続ける者」(11月15日公開)の公開記念」と題し、4Kリマスター&完全ノーカットで放送 |
踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2
国際戦略版として制作された本編を約19分カットした1時間59分の短縮バージョン。オリジナル版から内輪ノリのギャグやシリーズを通して見ないと理解できない部分をカット。主人公・青島の視点から描くように再構成し、同じシーンでも別カットに差し替えられている。音響制作をスカイウォーカー・サウンドに依頼。スタッフロールや説明用の字幕は英語のみとなり、オープニングのメインキャスト紹介にユースケ・サンタマリアが追加されている。DVDは、日本映画として初めてのTHX社認定のTHX-DVDとなっている。 2012年9月8日21時 - 23時30分の「土曜プレミアム」にて、劇場版最終作の公開記念として日本初放送された。
- BAYSIDE SHAKEDOWN 2 -踊る大捜査線 THE MOVIE2 国際戦略版- DVD THX Edition(2枚組、2004年6月2日発売)
- ディスク1:本編DVD
- ディスク2:特典DVD
- イントロダクション、OD2プロジェクト、監視カメラ映像、刑事ウォーズ、観光案内、プロジェクトK、VFX、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』特報・劇場予告編集・『BAYSIDE SHAKEDOWN 2』予告編、隠し映像
- 封入特典:ブックレット
- 初回限定特典:ポストカード(1枚)、アウターケース付きデジパック仕様(初回生産分終了後はアウターケース、ポストカード無しのトールケース仕様で発売)。
出典
- ^ “2003年(平成15年)興収10億円以上番組” (PDF). 日本映画製作者連盟 (2004年). 2013年11月15日閲覧。
- ^ [1] 映画ランキングドットコム
- ^ このようなロケーションは『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でも行われた。
- ^ 夏木りお: “「踊る」脚本家が初告白「レインボーブリッジは簡単に封鎖できます」”. IRORIO (2014年12月17日). 2018年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月15日閲覧。
- ^ レインボーブリッジ封鎖! 「東京レインボーウオーク」開催 産経新聞 https://web.archive.org/web/20110303200753/http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/227159/ 他。
- ^ 元々は、このシーンを使用する予定だったが、イラク情勢の煽りを受けて早い段階で中止となった。
- ^ 映画「イノセンス」公式サイト
- ^ 「BAYSIDE SHAKEDOWN 2」特典DVD内『VFX』より。
- ^ 日本語字幕では「意地(かだ)っぱり こいで」とセリフが当てられている
- ^ “第27回 日本アカデミー賞 優秀賞”. 日本アカデミー賞公式サイト. 日本アカデミー賞協会. 2025年6月6日閲覧。
- ^ “アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』が『第46回日本アカデミー賞 話題賞』の作品部門を受賞! 声優・田中真弓さん&名塚佳織さんのコメントも公開”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2023年3月11日). 2025年4月17日閲覧。
- ^ “第21回ゴールデングロス賞受賞作品”. 全国興行生活衛生同業組合連合会. 2025年6月16日閲覧。
- ^ “エランドール賞歴代受賞者一覧”. 一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会. 2025年6月15日閲覧。
外部リンク
- 東宝による公式サイト(Internet Archiveによるキャッシュ)
- ポニーキャニオンによる公式ページ
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! - allcinema
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! - KINENOTE
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! - IMDb
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:03 UTC 版)
「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の記事における「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の解説
江戸りつ子 演 - 小西真奈美 2件目の殺人事件の目撃者。殺された会社役員の会社に勤めている。殺人を目撃したことで仕事を休もうとしたが、沖田に焚き付けられ、青島とすみれの警護の元、会社主催のパーティに出席する(実際は犯人をおびき出すための囮)。警察の作戦は失敗に終わったが、警護の御礼にと新品のコートを青島にプレゼントする。このときの出来事が沖田に所轄の仕事を否定され落ち込んでいた青島を立ち直らさせた。間接的に青島が初心を取り戻すきっかけとなった人物。 増田喜一 演 - 岡村隆史 『THE MOVIE2』で初登場。若い女性の首筋に噛み付くという手口の連続婦女暴行犯。犯行は口にドラキュラのような入れ歯を付けて行っていた。湾岸署入口で行なっていた献血に並んでいた女子高生の首に噛み付こうとして、誤って魚住の腕に噛み付いてしまい、そのまま身柄を確保された。このときは最後までしゃべるシーンがなかった。 『THE MOVIE3』にもヤツら(同作での犯人が解放させることを要求したかつて青島が逮捕した9人の犯罪者たち)の1人として登場したがレインボーブリッジで渋滞に巻き込まれ、犯人の指定時刻までに間に合わないため、時間切れで連れ戻される。なお、岡村登場のシーンをコメディにしたくなかったことからこのときでは多くのセリフがある。 りつ子の上司 演 - 高嶋ちさ子 りつ子の会社の上司。パーティーでの青島のコート姿に冷めた視線を送り、コートを脱ぐようりつ子に伝える。 スリ一家 ペアルックを着た、「絵に描いたような幸せそうな家族」を演じている。この一家は実は本物の家族ではなく、何度もすみれに逮捕されたスリの常習犯である「母親」がスリをやりやすくするために、父親とその子供(こちらは本当の親子)を雇ったという関係である。この四人はストーリー冒頭における、青島の通勤シーンでも登場している。連続殺人グループのメンバーである国見昇の財布をすったところが監視モニターに映っていたため、すみれに逮捕された。母親 演 - 山下裕子 この「母親」だけが本物のスリ常習犯であり、3人を雇った。テレビシリーズ第6話に、すでに湾岸署で恩田すみれに取り調べを受けているスリの常習犯として登場している。「秋の犯罪撲滅スペシャル」にも万引き常習犯として登場して、テレビシリーズと同様に湾岸署で恩田すみれに取り調べを受けており、「万引きを辞めたくても辞められない。この指を切り落としてくれ」などとすみれに訴えている。 父親 演 - 原田修一 リストラで無職になり金に困っていたため、2人の子供とともに本職のスリである「母親」に雇われた。 長男 演 - 神木隆之介 妹と一緒に道を尋ねるふりなどをして、スリの標的の注意をそらせる役目を果たしていた。 里香子 演 - 向井地美音 スリ一家の娘。すみれが一家を逮捕した際、ひとりだけ行方不明になってしまう。すみれが負傷した後SATに保護される。 BSフジのドラマ『警視庁捜査資料管理室 (仮)』において『柴田里香子』として登場。自分を命懸けで守ってくれたすみれに憧れて警察官を志し、高校卒業後、警察官採用試験に合格。最初に配属された地域課の交番勤務では自慢の俊足を活かし、痴漢やスリ、ひったくり犯などの現行犯逮捕の記録を作った。現在は刑事課の見習い刑事として活躍している。 会社員連続殺人事件の犯人グループ 全員、元はリストラされたサラリーマン。殺人事件の被害者が建設会社に勤めていたこともあり、資材用のトラックを逃走に使用していた他、お台場の地理に詳しく後述する工事中の蒲田トンネル等、最新のお台場の地図に載っていない場所をアジトにして身を隠していた。国見昇 演 - マギー 羽田空港で盗んだ拳銃を持っており、雪乃を脅して拉致し、さらに逃走の際、すみれに向かって発砲し重傷を負わせる。工事中の蒲田トンネルを隠れ家のように利用していたが、スリ一家に財布をすられたことを切っ掛けにそれが捜査本部に知られてしまう。 高橋健三 演 - 入江雅人 最初に捜査本部に電話をするが、応対した沖田仁美のあまりに高圧的な態度にキレて電話を切ってしまう。 三島龍也 演 - 森下能幸 捜査本部に電話をしてきたときに最初に真下が相手をすることになる。国見と一緒に雪乃を連れ回していた。 中島高志 演 - 木村靖司 SMプレイに通じており、殺人事件の被害者をロープを使ってSMプレイ特有の複雑な縛り方で縛ったり、アジトに使用していた廃ビルの中にロープを張り巡らせたりしていた。 瀬川吉雄 演 - 三宅弘城 東北出身者。殺人事件の目撃者である江戸りつ子を追いかけてカジノパーティーにひそんでいたが、そこで「蒲田(カマタ)」のことを東北訛りで「カメダ」と聞こえるように発言していたため捜査本部が混乱することになる。 国土交通省職員 演 - 池田成志 レインボーブリッジを封鎖しようとした警察に許可を取るように求める。 女子高校生 演 - 小松彩夏 『THE MOVIE2』で初登場。台場連続婦女暴行事件の被害者の1人。『逃亡者 木島丈一郎』では木島と遼が逃亡開始前に立ち寄ったファストフード店「フレッシュネス・バーガー」の女性店員として登場。『THE LAST TV』からは婦人警官として再登場し『THE FINAL』でもその姿を見ることができる。 ガールズ7 演 - 橘凜、津乃村真子、千崎若菜、広澤草、川田希、柴田かよこ、木村陽子 『THE MOVIE2』で登場。湾岸署観光者相談係の新人婦人警官。「ガールズ7」は愛称。 事務職員 演 - 近江谷太朗 『THE MOVIE2』に登場。湾岸署警務課の制服事務職員。 警視総監 演 - 江原達怡
※この「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の解説は、「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の解説の一部です。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」を含む「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の記事については、「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の概要を参照ください。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の例文・使い方・用例・文例
- これは,人気刑事ドラマシリーズ「踊る大捜査線」に基づいた第2作目の映画である。
- 「踊る大捜査線THE MOVIE 2―レインボーブリッジを封鎖せよ!」が特に人気で,実写の日本映画としてこれまでで最高の収益を得た。
- 脚本は「踊る大捜査線」の脚本家,君(きみ)塚(づか)良(りょう)一(いち)さんだ。
- この名称は人気テレビ・映画シリーズ「踊る大捜査線」の中の「湾岸署」に由来する。
- 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
- 警察ドラマ「踊る大捜査線」は1997年にテレビシリーズとして始まった。
- それらの映画の1本である2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は,現在でも日本の実写映画の興行収入歴代1位である。
- 命題と論理演算子『AND』『OR』『IF THEN』『EXCEPT』『NOT』を結合するジョージ・ブールによって考案された組合せ手順の、または、命題と論理演算子『AND』『OR』『IF THEN』『EXCEPT』『NOT』を結合するジョージ・ブールによって考案された組合せ手順に関する
- 新顔の中では,KICK THE CAN CREW,w-inds.そしてRAG FAIRが白組(男性チーム)での出場だ。
- しかし,「プリンセス&プリンスON THE アイス」というタイトルのCD は,2月22日に発売されてからすでに1万5000枚以上を出荷している。
- 隠し砦(とりで)の三悪人 THE LAST PRINCESS
- 交渉人 THE MOVIE
- 5月に公開予定の映画「座(ざ)頭(とう)市(いち) THE LAST」に出演している。
- THE LAST MESSAGE 海猿
- 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のページへのリンク