裕一の恩師・幼なじみとは? わかりやすく解説

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裕一の恩師・幼なじみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:47 UTC 版)

エール (テレビドラマ)」の記事における「裕一の恩師・幼なじみ」の解説

藤堂清晴とうどう きよはる) 演 - 森山直太朗 裕一小学校時代担任の先生裕一音楽才能いち早く見抜きいじめられっ子だった彼の人生に希望の光与えた優秀な教師で、裕一成人してからもことあるごとに相談乗っており、彼からは生涯恩師として慕われている。 この他小学校時代鉄男一家貧困のため夜逃げする直前鉄男作詞才能潰えてしまうことを憂い彼に新聞社働き口紹介し、そこで働く知人名刺渡したまた、久志とは裕一達と同じクラスになる前からの担任で、彼の歌の才能いち早く見出したり、離婚して家を出て行った実母の現在を目の当たりにしてショック受けた時は励まして立ち直らせた過去があり、『福島三羽ガラス』は3人とも藤堂に恩がある。彼らの小学生時代にはハーモニカ倶楽部顧問をしており、裕一部員一人であった。 「船頭可愛いや」の大ヒットきっかけに、東京活躍する裕一に『福島吾妻尋常小学校』の校歌作曲してもらいたい頼み裕一数年ぶりに帰郷するきっかけ与えた陸軍将校(すでに退役)の息子だが、彼自身父親反対押し切って教師の道に進んだことを裕一告白している。 3回離婚歴がある昌子求愛受け入れて結婚し息子の憲太が生まれた5年後予備役将校として召集され戦地へ出征する出征の前、自分のこと思って詞を作ってほしいと鉄男頼み、それに応えて鉄男作詞した暁に祈る」が国民的人気を博すると共に作詞家として鉄男名声上昇した出征時の階級章は「少尉であったが、ビルマ戦場では「藤堂大尉」と呼ばれていたことから、最終的には「大尉」まで昇進したインパール作戦最中慰問のためビルマに来た裕一再会するが、裕一指揮による慰問が行われる予定だった当日の朝に敵襲を受け、激し銃撃戦の末に部隊壊滅、彼自身腹部致命傷負い裕一の腕の中で息を引き取った敵襲直前、妻の昌子宛てて書いた遺書裕一預けており、その遺書裕一の手昌子届けられた。 第1話1964年東京五輪開会式直前シーンでは、鉄男藤堂墓参りをしている。またそのシーンは第118話でも再度挿入されていた。 エールコンサートでは、久志と「栄冠は君に輝く」をデュエットした。 大本モデル古関裕而小学校時代担任教師であった遠藤喜美治。ただし、実在遠藤召集されておらず、東京五輪よりも更に後、大阪万博後の1971年まで健在であった佐藤久志(さとう ひさし) 演 - 山崎育三郎幼少期山口太幹県議会議員息子裕一小学校時代同級生少年時代大人びた言葉遣いで、裕一の側に突然現れては助言送り次の瞬間には消えているという神出鬼没存在であった裕福な家庭息子であるが、貧し友達への思いやりもあり、後述鉄男家庭の事情藤堂伝え裕一言葉と共に鉄男希望与えることになった東京帝国音楽学校首席卒業音の2年先輩ハンサムなため、彼の言動女子生徒達は悲鳴をあげ「プリンス」と呼ばれていた。『椿姫』の恋人役に選ばれている。 福島引っ越す前に梶取保(後述)と出会っており、勘違いだったが恵は近いうちに結婚するかもしれないから、当たって砕けろプロポーズをしろと背中押した8歳時に両親離婚し実母麻友のことが忘れられ継母玲子馴染めずにいた。その寂しさから、女中幸代から麻友住んでる場所を聞き出し見付けたため、声を掛けようとするが、麻友がすでに再婚して子供生まれている現実目の当たりにして、自分実母捨てられたものと絶望する。 しかし、担任教師となった藤堂励ましと、帰宅時に玲子優しく抱きしめてくれた暖かさから、彼女を「お母さん」と呼べようになった前述通り東京帝国音楽学校首席卒業したが、プライドの高さが災いして卒業から4年経ってプロスカウトがなく困っていたところをコロンブスレコード専属歌手オーディション応募裕一から勧められ音楽教師御手洗清太郎後述)と互いに強烈なライバル意識燃やしつつ最終オーディションまで勝ち残り、そこで「丘を越えて」を歌った。しかし、ディレクター廿日市誉からは才能認められるも、コロンブスレコード経営陣帝都ラジオ会長息子寅田熊次郎(後述)をコネ合格させたため不当に落選させられてしまい、最終的に廿日市尽力で「研究生」という形で入社することになった上京して来た裕一義妹関内一目惚れし、得意のウインク落とそうとするが、文学一筋には全く効かなかった。その後田ノ上五郎後述)と三角関係になるが五郎選んだ時は潔く身を引き、「梅さん幸せにしろよ」と背中押した。 後に日本戦争状態へと突入した時期に、裕一作曲した露営の歌」「暁に祈る」の歌唱担当し大ヒット収めるその後藤堂続いて召集令状届いてしまうが、痔であることを理由兵役免除され帰って来た。 そしてこれを機に高齢により体にガタがきていた父・弥一のため、裕一達に『福島三羽ガラス復活誓って福島帰っていった。 しかし、終戦後農地改革によって土地家屋財産奪われた上、弥一亡くなったことに加え、彼自身気付いていなかったが戦時中に「露営の歌」などの戦時歌謡歌っていたことで「戦犯呼ばわりされており、そのこと弥一地域住民から痛烈に非難され心労抱えていた(それが原因弥一病気悪化して亡くなった)ことを、弥一葬儀集まっていた参列者たちの会話から偶然に知ってしまった。これらの出来事きっかけで、東京で酒と博打溺れ自堕落な日々送っていたが、鉄男池田からの叱咤激励、そして彼に一途な思いを寄せる藤丸後述)と裕一献身的な支え信じ続け優しさから「夜更けの街」、「栄冠は君に輝く」を歌い歌手として再出発した。そして藤丸婚約し後に結婚した。第105話でのクリスマス慈善音楽会藤丸サンタクロース衣装を身に着けリンゴの唄」をデュエットした。また開演前には、ライバル御手洗再会した裕一池田制作する鐘の鳴る丘』の、登場人物仙人そまびと)の歌声裕一依頼務めた。それをもとに作曲された「イヨマンテの夜」を「売れないと言われながらもステージラジオ歌い続け大ヒットをものにした。またその曲は久志代表曲となった東京オリンピック前に裕一、音、鉄男木枯、そして藤丸裕一の家で飲んで高原列車は行く」を歌っていた。 エールコンサートでは「船頭可愛いや」と「栄冠は君に輝く」を歌った古関裕而親友歌手伊藤久男モデル村野鉄男(むらの てつお) 演 - 中村蒼幼少期込江大牙魚屋治(うおはる)」の長男。 「乃木大将」と呼ばれるガキ大将単なる喧嘩っ早い性格ではなくて貫禄もあり、それは自分より大柄な太郎言うことを聞くほど)で、当初いじめられっ子裕一を「づぐだれ(意気地なし)」と呼んで見下していたが、いじめっ子敵わぬながらも本気で立ち向かった裕一認めて助けに入る。また、裕一相手でも自分の非は素直に認めて謝罪する子供の時から詩を書くこと好きだったが、家が非常に貧しく、父、善治の借金から一家夜逃げし福島去った後、福島日民新聞社記者となって裕一川俣再会する裕一の上京後、希穂子と出会い交際するが、自分縁談話を聞かれてしまい、姿を消したため有給休暇使い度々上京しながら探していた。 「パピヨン」で再会後、告白するが「自分縁談受けたと言われ失恋する。 その後吹っ切れたようで新聞社退職して上京し、たまたま出会った老人山根おでん屋屋台継ぎ裕一達の行き付けの店になった裕一作曲した福島行進曲」の作詞担当して作詞家デビューする失敗に終わるが、後年日本戦争状態に突入した時期に、裕一作曲した暁に祈る」の作詞を6回の書き直し経た上で手掛け久志歌唱担当し、これによって『福島三羽ガラス』の存在世間認められるようになった同時におでん屋店じまいした。 その後福島時代の上司が東京働いており、人手少ないからと誘われ新聞記者戻ったが、本当理由人々戦争駆り立てる詩を書きたくないからであった戦中藤堂の死や戦況について嘘ばかり書かされたことにショック受けていたが、元々の性格悲痛な少年時代送ったことから『福島三羽ガラス』の中では最も立ち直り早く終戦後作詞家復帰し湯の町エレジー」の作詞手掛ける。その曲は木枯正人作曲し大ヒットし、鉄男代表作となったその後作曲木枯作詞鉄男村野)の曲がヒット作連発させたことから『木枯村野コンビ』と呼ばれるようになった裕一仕事を共に行うようになった池田二郎とも裕一義兄関内智彦のラーメン屋常連客になる。そして聖マリア園でのクリスマス慈善音楽会で音が歌った曲「蒼き空へ」の作詞行った昭和26年コロンブスレコード杉山あかねから、家族題材にした映画主題歌作詞依頼されるが、家族との複雑な心情もあって一度断った。それを聞いた裕一から、母校の『福島信夫小学校』の校歌の作詞依頼され完成させて、校歌お披露目会に裕一出席し生徒たち講演行った講演では「たとえ今辛くて未来変えられる」と話した。なお、発表され校歌第1話紹介されている。 お披露目前夜裕一夜逃げ後のこと初め語った山奥暮らしていたが父からの暴力は相変わらずで、弟の典男が家を出たあと、母・富紀子から口減らしと言われながらも「自分の道を歩いて行けと言われ鉄男も家を出て夜逃げ前に藤堂から渡され名刺頼り歩いていった。追い出された形になったとは言え、母を捨てたことが鉄男には大きな重荷となったお披露目会に出席した長男の話を聞いた弟の三上典男が宿泊している裕一実家訪ね鉄男再会しその後に典男の家族招き裕一、まさを交え食事会楽しんだ。 そして帰京後一度断った映画主題歌作詞完成させた。その後も「東京だョおっ母さん」の作詞などで活躍する東京オリンピックの開会式には藤堂の墓の前でラジオをつけて、裕一作曲の「オリンピック・マーチ」を聞かせていた。 エールコンサートでは「船頭可愛いや」のギター担当した。 「福島民友新聞」は、古関裕而親友作詞家野村俊夫モデル報じている。 楠田史郎(くすだ しろう) 演 - 大津尋葵幼少期細井鼓太裕一同級生小学校時代太郎一緒に裕一をいじめる。福島商業学校の頃には友達となっており(友達になった理由裕一の項を参照)、裕一とともにハーモニカ倶楽部所属する裕一帰省した時にはハーモニカ倶楽部はすでに辞め家業継いだとのこと

※この「裕一の恩師・幼なじみ」の解説は、「エール (テレビドラマ)」の解説の一部です。
「裕一の恩師・幼なじみ」を含む「エール (テレビドラマ)」の記事については、「エール (テレビドラマ)」の概要を参照ください。

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