湯の町エレジーとは? わかりやすく解説

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湯の町エレジー

作者坂口安吾

収載図書ちくま日本文学全集 006 坂口安吾
出版社筑摩書房
刊行年月1991.4

収載図書坂口安吾
出版社筑摩書房
刊行年月2008.2
シリーズ名ちくま日本文学


湯の町エレジー

作者矢作俊彦

収載図書仕事が俺を呼んでいる
出版社新潮社
刊行年月1993.5


湯の町エレジー

作者高山よし子

収載図書ある病棟物語
出版社健友館
刊行年月2002.9


湯の町エレジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/25 23:33 UTC 版)

湯の町エレジー
近江俊郎シングル
A面 湯の町エレジー(近江俊郎)
B面 雨の夜汽車(奈良光枝
リリース
規格 SP
録音 1948年6月16日
日本 コロムビア内幸町スタジオ[1]
ジャンル 歌謡曲
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 作詞:野村俊夫
作曲:古賀政男
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湯の町エレジー(ゆのまちエレジー)は、1948年古賀政男の作曲、近江俊郎の歌唱により大ヒットした流行歌。ギター伴奏による古賀メロディーの代表的な一曲である。

解説

本作の作詞:野村俊夫、作曲:古賀政男ギター伴奏を行っているのは、作曲した古賀政男自身と弟子の古屋雅章(山本丈晴)である。ギターの音色を特徴とする「古賀メロディー」を代表する曲であり、同時に近江俊郎の代表曲ともなり、彼の人気を不動のものにした。しかし、玉置宏によると、当初は霧島昇が歌うのを想定して作られた曲であるとのこと。

近江俊郎はレコーディングの際、歌い出しの低音がうまく出せず、23回のNGを出したというエピソードがある。用意された原盤が最後の1枚になったところでようやくOKをもらった[1]。発売当時、40万枚(または43万枚[2])という当時としては戦後最高のレコード売上枚数を記録した[3]

当初、「湯の町ブルース」の曲名で会社から発注されたが、作曲した曲がブルース調にならなかったためタイトルが変更された[1]

本曲をモチーフとして、1949年5月に東宝が『湯の町悲歌(エレジー)』を近江俊郎の主演で製作・公開した[4]

本曲に続いて、同じ作詞者・作曲者コンビによるエレジーソング第2弾「シベリヤ・エレジー」が伊藤久男の歌唱でレコーディング・発売された[1]

また、本曲に続く「湯の町もの」第2弾として同じ作詞者・作曲者・歌手により「湯の町夜曲」が発売され、かなりの売れ行きだった。しかし、それに続いて出された「湯の町物語」はさほどヒットしなかった[5]

アメリカのヒップホップグループNon Phixionの楽曲「Black Helicopters」は湯の町エレジーをサンプリングした曲である。

脚注

  1. ^ a b c d e LPレコード『懐かしのメロデー 日本歌謡史 第12集 昭和23年』(国際情報社)付属ライナーノーツ、19-20頁。(同ページの著者は森一也
  2. ^ 『各界成功伝うらおもて』自由国民社、1957年、216頁。NDLJP:2971478/116
  3. ^ 丘灯至夫『歌暦五十年』全音楽譜出版社、1954年、539頁。NDLJP:1353828/298
  4. ^ 湯の町悲歌(エレジー) All cinema Database
  5. ^ 丘灯至夫『歌暦五十年』全音楽譜出版社、1954年、588頁。NDLJP:1353828/323



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