白城学園関係者
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白城学園(はくじょうがくえん)は裕人たちが通う私立高校。学力レベルは裕人曰く「上の下」の進学校。乃木坂家は春香の入学時に多額の寄付金を学園に支払っており、校内施設の合鍵を所有している。 乃木坂 春香 詳細は#主要キャラクターを参照。 天宮 椎菜(あまみや しいな) 詳細は#主要キャラクターを参照。 上代 由香里(かみしろ ゆかり) 声 - 松来未祐 9月12日生まれ。23歳。身長163cm。B89/W56/H87。血液型A型。 音楽教師。2年1組の副担任で、後に3年3組の担任に昇格(14巻)。常に笑顔を浮かべており、人をからかうのが好きな小悪魔的な性格で面倒な雑用を押し付け、裕人を困らせるトラブルメイカー。ルコの旧友で、綾瀬家には昔からよく入り浸っている。そのため裕人とも顔馴染みで、「裕くん」と呼んでいる。現在彼氏募集中で冗談か本気かは不明だが、裕人の嫁になると彼に何度も悩ましい恰好で絡んでいる。ルコ同様酒豪で酒癖が悪く、セクハラ紛いの言動を繰り返し、美夏や椎菜などにセクハラをしたり、未成年に無理やり飲酒させるなどとても教師とは言い難い行為が目立つ。特技はアルコールを使用した「火炎放射」。悪意がないとはいえ空腹のあまり天王寺家で暴れまわり、屋敷の修理費を裕人が苦労して稼いだアルバイト料で相殺させたり、修学旅行中に、「火炎放射」をし火災警報器を鳴らしてしまい宿や他の客に迷惑をかけたとして教頭から旅行中の飲酒を禁止させられたが、それでも飲酒を行い露天風呂でジャグジーをやろうと電化製品を持ち込み宿全館を停電させたとして説教の後、強制送還させられたなど彼女が絡むと大抵ロクなことが起きない。が、春香は理想的な女性だと思い込んでいる。自称「永遠の十七歳(エターナル・セブンティーン)」。 白城学園のOG。普通校である白城学園から芸大のピアノ科に首席で入学し、特定の音楽家に師事することもなくそのままトップクラスの成績で卒業した「宵闇の独奏者」と呼ばれる伝説の人物。ルコによれば本気になれば春香の演奏も超えるらしい。なお、裕人曰く戦闘能力においては自分より下で、実際に天王寺家で暴れた際もルコとは違いあっさり捕まる等していたが、アニメでは「火炎放射」により逆にルコと同様に天王寺家の黒服やヘルハウンドを圧倒するなど何故か超人化している。 朝倉 信長(あさくら のぶなが) 声 - 高木礼子 1月1日生まれ。17歳(初登場時16歳)。身長163cm。血液型AB型。 学年:2年2組→3年3組(14巻) 裕人の幼馴染。明朗快活な性格で成績も優秀な美少年で学園祭で女装をした際には裕人も気づかなかったほどだが、小1で秋葉原の地理を熟知していた筋金入りのオタク。オタク向け業界での知名度はやたらと高く、アニメイト秋葉原店ではその買いっぷりから「皇帝〈カイザー〉」の異名をとり、COSPA社では役員クラスの会議に参加。さらにメイド喫茶「@ほぉ〜むカフェ」には「至高のご主人様〈マスター・オブ・マスターズ〉・ご帰宅記念」と書かれた写真が金色の額縁に囲まれて飾られている。また、冬コミでは特別外部監査委員になっている。 「女の子は二次元に限るよね〜」など、一般人から見ると問題のある発言をさらっと口にする。いつも声が大きい。「その気になれば個人情報なんて筒抜け」と語り、なぜか様々な個人情報に詳しいため、ヤンキー5人を病院送りにした過去がある空手部主将などの体育会系の春香親衛隊ですら彼には弱い。学園祭では宣伝のために女装しており、裕人はおろかスキルの高い葉月や那波でさえも言われるまで女装に気づかなかった。 裕人を「アキバ系の素質がある」と思っており、秋葉原やコミケ等のイベント会場で何かと遭遇することが多いために、春香と行動する裕人から煙たがれているものの、イベントのチケットなどで裕人を助けることもある。一方で春香を同じアキバ系だと知っている節があり、2人の仲を承知しつつも春香に直接は接触しないという微妙な位置をキープしていた。3年進級時に裕人や春香と同クラスとなり、2人のサークル「H&Y」の夏コミ出店に当たっては参加申請からゲーム制作、ブース準備まで八面六臂の活躍を見せた。本人の顔は永らく挿絵に登場しなかったが、4巻の挿絵の下の方に初めて横顔が描かれている。 彼のせいで幼少時に裕人と春香が出会い、春香がアキバ系の趣味にのめりこみ、現代で裕人が春香の秘密を知るという、ある意味二人が親しくなる全てのきっかけを作った人物でもある。 永井(ながい) / 竹浪(たけなみ) / 小川(おがわ) 声 - 宮下栄治(永井) / 安元洋貴(竹浪) / 大須賀純(小川) 学年:2年1組→3年3組(14巻) 裕人のクラスメイトで、3人まとめて通称「三馬鹿」。話の本筋とは無関係にしょうもない話題で時に信長も交えて熱く盛り上がっている。永井はブレザーの代わりにいつもトレーナーを着ている強気な印象だが軽薄で願い事によればギャルゲーをやっている模様。竹浪は体格の良く一見すれば温厚そうに見える大男だが裕人をフルネームで呼ぶなど粗暴な部分がある。小川は眼鏡をかけたインテリ風で言葉は「ですます」調だがやたらスリーサイズに拘るなどスケベな性格と三人とも性格に難ありなため、まったくモテずおみくじでも必ず三人揃って大凶を引く。3人ともアニメで初めてキャラデザインされた。『ふぃな〜れ』で最終回では出番が欲しかったらしくやたらと「最終回だから」という発言をしていた。 朝比奈 麻衣(あさひな まい) 声 - 豊崎愛生 学年:2年1組→3年3組(14巻) 大人しい性格に反して薙刀部の副部長を務め、「メガネっ娘なのに薙刀部副部長」というフレーズで親しまれている。文化祭ではミスコンに出場し、4位に入賞した。椎菜が来る前は裕人の席の隣だったが、今は椎菜に押される形で斜め後の席に移動している。椎菜や春香、裕人、良子と仲がよく、他のクラスメイト達と違って、裕人と春香の二人がほぼ恋人同士と認識している。 澤村 良子(さわむら りょうこ) 声 - 喜多村英梨 学年:2年1組→3年3組(14巻) 緑の髪と泣きボクロが特徴。楽しいこと大好きの暴走キャラで、その傍若無人ぶりは美夏をもたじろかせるほどである。中学時代からマッサージにこだわりがあり、「マッサージチェアライダーの良子ちゃん」とも呼ばれていたらしい。椎菜や春香、裕人、麻衣と仲がよく、麻衣と同様、裕人と春香の二人がほぼ恋人同士と認識しているが、彼女自身も裕人に思いを寄せている描写がある。裕人のことを「綾瀬っち」と呼んでいる。 千代 啓二(せんだい けいじ) 声 - 浅沼晋太郎(PS2版のみ) 2年1組。通称「狂犬(マッドドッグ)」。「アキバ系の天敵」として恐れられるが、せつなとともに秋葉原や夏コミ会場等で裕人に目撃されている。『キョウハクDOG's』からのゲスト出演。 八咲 せつな(やつさき せつな) 声 - 花澤香菜(PS2版のみ) 2年1組。通称「忠犬ハチ公」。かなりのドジっ娘。啓二とともに秋葉原や夏コミ会場などで裕人に目撃されている。『キョウハクDOG's』からのゲスト出演。文化祭ではミスコンにも出場したが、特技披露において「特技がない」という理由で棄権。PS2版では姿は見せなかったが声だけの出演となり、アニメ1期8話では逆に姿は見せたが台詞はない。 天王寺 冬華(てんのうじ とうか) 声 - 釘宮理恵 12月25日生まれ。15歳。身長149cm。B71/W51/H71 1年3組。「絶対零度の氷姫(プリンセス・ブリザード)」の名を持つ。性格は高飛車で傍若無人。天王寺家の第3位継承権を持つお嬢様だが、何らかの確執があるらしく普段は実家を避けており、相続問題の関係で一時的に屋敷に戻っていた。文化祭ではミスコンに出場したが、途中で「飽きたから」という理由で棄権している(アニメや漫画版では最後まで参加しており、特に漫画版では春香達の説得で無理やりドジっ娘アキちゃんのコスプレをさせられ、糸が解れ、下着姿になるなど散々な目に遭わされる。ただし、多少は彼女に感謝した)。 過去に「ロドリゲス」という名のエリマキトカゲを飼っており、専属の住み込み執事の短期バイトの面接に来た裕人にエリマキトカゲのモノマネをさせ、採用された裕人を「ロドリゲス」と呼んでいる。当初は不信感から裕人に無理難題を吹っかけてばかりだったが、純粋な善意で自分に接する裕人にやがて心を許すようになる。いわゆるツンデレであり、台詞も典型的なものばかりであった。目標は世界征服。身長に対してコンプレックスがあり、背丈は美夏と対して変わらない。「モ〜モ〜ミルク」を愛飲しており、経営不振だった豊平牧場に出資している。 アニメ第1期では台詞はないが文化祭のミスコンで姿のみ登場しており、第2期では第3話で登場、第5話でも僅かに登場。PS2版でも特定の条件を満たしたイベントで隠しキャラ的に登場している(声も釘宮理恵が演じており、イベント画像付きで登場する)。 澤北 幸子(さわきた さちこ) 学年:3年3組(14巻) 裕人たちが3年に進級して同じクラスになった少女。明るくて社交的であり情報通。良子とは仲が良く、一部では「ダブル『澤』」と呼ばれて恐れられているらしい。春香の友人だった聖樹館女学院の3人とは同じボランティアサークルに所属しており、善意から彼女たちを春香と夏コミで引き合わせようとする。 佐々岡 修斗(ささおか しゅうと) 3年生。バスケ部の主将で、顔をプチ整形している。性格と女癖の悪さで有名で、春香に1度振られている。春香をかばって生徒たちからアキバ系扱いされることになった裕人に対して春香に近づかないよう警告するも、裕人への悪口に怒った春香に投げ飛ばされてしまい、以降は怖がって春香と裕人に近づかないようになる。名前、言動などがシュート・サザーランドとリンクしている。アニメでは登場せず、役割は後述のアニメオリジナルキャラの小笠原孝に引き継がれている。 小笠原 孝(おがさわら たかし) 声 - 間島淳司 3年生。アニメオリジナルキャラクター。アニメでは登場しない佐々岡に代わって登場し、彼と同じ役割を担っている。裕人を非難したことで春香の怒りを買って投げ飛ばされてしまう。後述のシュート・サザーランドとよく似た容姿をしており声も同じである。 住友 美弥(すみとも みや) 3年1組。文化祭ミスコンの出場者で、ミスコンでは日本舞踊を披露。前年度のミスコンにて準グランプリを獲得している。 織川 巴(おりかわ ともえ) 3年2組。文化祭ミスコンの出場者で、ミスコンではテーブルマジックを披露。「騒擾の織姫」の名を持つ。 星屑守護親衛隊(インペリアル・ガード) 学園内における春香のファンクラブ。会員数が3桁に達するほどの集団で、春香と仲良くする裕人を目の敵にしている。 田鍋 繁夫(たなべ しげお) 2年1組の担任で、担当は世界史。独身で、夏休みの間に受けた101回目の見合いに失敗し、傷心から旅に出てしまう。
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