綾瀬家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 20:45 UTC 版)
小岩井家の隣に住んでいる家族で、小岩井家が引っ越してきた日から両家は家族ぐるみの付き合いをしている。よつばは、ほぼ毎日の様に綾瀬家に遊びに行っている。 綾瀬 あさぎ(あやせ あさぎ) 綾瀬三姉妹の長女。大学生。身長165センチメートル。髪は亜麻色のストレートで腰まで届くロングヘア。 長身・小顔・痩せ型とモデル並のスタイルの持ち主で鼻も高く整った顔立ちであり、ジャンボ曰く「すげえ美女」。やんだが初めて会った際にもモデルかと勘違いしたほどである。男性にモテるらしく、今のところ相手からフラれたことがないらしい。風香によれば彼氏がいたらしいが、現在は不明。容姿や性格は父親いわく昔の母親似らしく、現在でも度々似た者同士の光景が見られる。 時折意地悪な冗談を言うなど良くいえば小悪魔といった性格であるが、立ち回りに長けているため嫌味に見られることはない。よつばに対しては「可愛い」「面白い」という感情が強いせいか、面倒見のいい一面も見せ、子供心をよく理解した接し方でよつばからも頼れるお姉さんとして懐かれている。また、よつばを上手くまるめこんで納得させる名人。手先は器用なようで、テディベアを自作した経験を生かし、壊れたジュラルミンを直したこともある。 自転車はルイガノ・LGS-MV1(初期型)を所有している。 綾瀬 風香(あやせ ふうか) 綾瀬三姉妹の次女。16歳。身長158センチメートル。紫陽花西高校2年2組。学校内では生徒会の副会長を務めている。髪型は栗色のショートカットで耳を出している。体型はややむっちりした中肉中背で、バストが大きい。虎子には「ちょっと脚が太い」と評され、風香自身も気にしているようで様々なダイエットを試しているシーンが多くある。高校生らしい元気な性格であり、家事なども積極的に手伝い歳の割には非常にしっかりしているが、天然ボケな面もあり周囲と少しずれた行動や発言で周りが呆れてしまうことが多く、所謂「残念な子」といった印象を持たれがちである。よつばにとっては面倒見の良いお姉さんという存在ではあるのだが、他キャラと同じくよつばにすら残念な子といった扱いを受けている。町内会でも子供にとても懐かれており、評判が良い。 いつも妙なプリントのTシャツを好んで着ていたり、鞄に変なキーホルダーを付けていたり、ウクレレを弾いては家族から野次を飛ばされたり、よつばが内容を理解できないほど絵が下手だったりと、芸術的な感覚は乏しい様子。“ちよ父”がお気に入りのキャラクターであり、Tシャツやぬいぐるみ、キーホルダーといった様々なグッズを保有している。 片想いの相手がいたが、告白する前にあえなく失恋した。しかし、男性受けするスタイルのためか結構モテるらしくラブレターを貰ったり(本人談)、海でナンパされたりすることもある。 とーちゃんやジャンボと同じく泳げない。 よつばに次いで本作品を代表するキャラとなっており、表紙を飾ることや彼女に関係したグッズが発売されることも多い。 イメージの元になったのはグラビアアイドルの平田裕香とされる。 綾瀬 恵那(あやせ えな) 綾瀬三姉妹の三女。小学4年生。身長130センチメートル。セミロングのやや茶がかった黒髪で普段は下ろしているが、運動する際や和装など状況によっては二つ結びにすることがある。 よつばと比較的年齢が近いためか、一緒に遊んだりレジャーに連れて行ってもらうことが多い。おしとやかそうな外見とは裏腹に度胸が座っており、物怖じしない性格である。動物好きで、虫やカエルなどの両生類も平気。チャレンジ精神も旺盛で、作中ではジャンボから魚の捌き方を教わり自ら捌いていた。勝負事は本気で頑張るタイプ。 よつばの夢を壊さないことが大事らしく、みうらが「ダンボー」の正体を明かそうとすると、普段の行動からは想像出来ない止め方をしたりすることもある。 よつばと2人で遊ぶことも多いため、よつばに対しては保護者としての責任感が強いようである。 絵がとてもうまかったり、ぬいぐるみを自分で修繕するなど、姉の風香とは違い芸術的センスに恵まれている。 熊のぬいぐるみに、それぞれ「アン」「ジュリエッタ」「ゼペット」という名前を付けて大事にしており、部屋に一人でいる場合は話しかけるなど少女らしい一面も見られる。よつばより年上であるが、よつばには「子供」と認識されている。 綾瀬家の母 三姉妹の母親。身長160センチメートル。本名は不明。昼間は家にいたり、テニスに出かけたりといった光景が見られる。 よつばを実の娘のように可愛がっており、互いに実の親子のように接している。よつばは自身に母親がいないことも相まって、よつばは彼女のことを「かーちゃん」と呼んでいる。滅多なことでは怒らないが、よつばが布団に包まって階段を転げ落ち、それを楽しみもう一度試みようとした時など、本当に危ないことをした場合のみ叱る。 三姉妹の父である夫の評によると若いころはあさぎと似て少しドライな性格だったようであるが、現在でも似た者同士な描写が度々見られる。 本人は「産んで失敗だった」「子供のころはあんなに可愛かったのに、こんなにやさぐれて…」などと、折に触れてあさぎを悪評するが、夫や虎子からはあさぎがそのような性格になったのは彼女のせいではないかと思われている。 日産・マーチ(K12型)を所有しており、とーちゃんが運転したことがある。 綾瀬家の父 三姉妹の父親。本名は不明。初登場は第20話。 いつも笑顔を絶やさず、のほほんとした性格で、よつばの意味不明な言動にも笑って返す大らかな人物である。しかし風香の失恋を知った時には、娘を持つ父親のステレオタイプのように「失恋なんか父さん許さないぞ」と取り乱したこともあった。また風香のズレたギャグに周囲が白ける中で唯一大ウケしていたり、恵那にもらった肩たたき券の最後の一枚は彼女が結婚して家を出て行く際に使うと言って大事に持つロマンチストな面もあり、これらの性格は風香に受け継がれているようである。彼曰く恵那も父親似であるが、そう言われた恵那本人は不満気な様子であった。 登場時期や登場頻度のメタ要素を表わしているかのように、あさぎから知らない人や故人扱いされるほど一家でも存在感が薄い。 よつばには「おっちゃん」と呼ばれている。
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綾瀬家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 06:43 UTC 版)
綾瀬千鶴(あやせ ちづる) 本作の主人公。東京都立桜ヶ丘高校の1年生。 ごく普通の団地に住む課長の娘だが、クラスメイトから「社長令嬢」と勘違いされており、正体がバレないように四苦八苦している。俳優・松平常彦(まつだいら つねひこ)のファン。 綾瀬十志郎(あやせ とうしろう) 千鶴の兄。高校を卒業後、ニート生活を送っている。 兄妹仲はよいがロリコン趣味がある危険人物で千鶴の制服をブルセラに売ったこともある。逮捕されることもしばしばで、千鶴には完全に将来を諦められている。 綾瀬百合子(あやせ ユリコ) 千鶴の妹。凄まじいほどのバカだが、運は異常によい。10年後の世界では絵本作家となっており、「子供目線で描かれていて素晴らしい」と評判になっている。 綾瀬一郎(あやせ いちろう) 千鶴の父。一般企業の課長だが、清水のミスを庇って僻地へ左遷される。10年後の世界では本社に復帰しているが、清水の部下の係長となっている。
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