特定のイベントで登場
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「桃太郎電鉄シリーズの登場人物」の記事における「特定のイベントで登場」の解説
秘書 全作品に登場。常にプレイヤー(社長)のそばに付き従う。姿を見られるのは『II』の「なきおとしカード」使用時など極めて少なく、茶髪の中年男性。性格はお調子者で呑気、感激屋。カードの説明、物件の状況説明、イベントの斡旋、借金返済時の物件売却など、ゲームに関する進行に密接に関わってくる。 初期の頃は社長の意思に反して動くこともあり、『初代』では損害系イベントの大半は秘書によって起こされ(性質が後のシリーズの貧乏神に近い)、『II』では「できごころカード」によって勝手に物件を買ってくる。 ショッカーO野 『7』および『V』以降、特定の年に行われるレースイベントの司会者として登場。モデルが実在のショッカーO野(さくまあきらの事務所で働いていた)であることから、自己紹介の名前紹介に(実在)などと添えるのが定番となっている。レースイベントはサイコロを振って進み、基本的に最初にゴールした人や出目の合計が一番多い人の勝ちだが、ルールは様々である。 『タッグマッチ』までは、一定の確率でイベントが発生。『12』 - 『タッグマッチ』では開催・中止を選択できる(選択権は、人間のうち最下位のプレイヤー)。その後各プレイヤーはサイコロを3個振り、出た目の多い順に順番がシャッフルされる。 『WORLD(DS)』『2017』では、特定の年に必ずイベントが発生。レースの舞台が通常のフィールド上のため、誰かが銀河鉄道やボンビラス星にいる間は開催延期される。 登場時のテーマ曲は『X』 - 『2017』では「正義は必ず勝つ!」(池毅作曲)で、大半のイベントで開催中に使用される曲が「列車でGO!GO!レース」(宮路一昭作曲)であり、作品によっては「菜の花鉄道に乗って」(関口和之作曲)、「ペーロン・ヨーイヤサー!」(関口和之作曲)、「花の東京で」(池毅作曲)が使用される。レースイベントの数々 列車競争(『7』) トンネル掘りレース(『V』) 指宿砂蒸し風呂ガマン大会(『V』、『X(九州)』、『15』)出た目だけ温度が上がるが、ランダムでギブアップする。 わんこそば早食い大会(『X(全国)』) 湯布院牛食い絶叫大会(『X(九州)』) 佐賀気球まつりレース(『X(九州)』『11』『12(全国)』) 大井川鉄橋建設レース(『11』『12(全国)』) 鈴鹿ブロロロレース(『12(西)』) - 鈴鹿の物件「サーキットコース」所有者にも優勝賞金と別に臨時収入が入る。 銚子電鉄レース(『12(全国)』『G』) - 一番遅くゴールした人の勝ち。 ホットドッグ早食い大会(『USA』) 摩天楼ビル階段上り競走(『USA』) ペーロン競争(『15』『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』) 花の東京一周レース(『16』) 杜子春レース(『WORLD(DS)』『2017』) - 移動したマス数が一番少ない人の勝ち。1人勝ちなら360億円もらえる。 目的地バトルロイヤル(『WORLD(DS)』『2017』) - 目的地が8つになる。目的地到着金も通常通り出るため賞金の代わりにカードがもらえる。 伊香保温泉石段駆け上がりレース(『令和』) 出雲国引きレース(『令和』) ウクレレ職人 ハワイの物件「ウクレレ工房」の職人。その腕前でウクレレの売れ行きが好調になったかと思えば、ぷらぷら海外に出かけて工房を傾かせたりする。 モデルは音楽担当のサザンオールスターズの関口和之。 テーマ曲は「ワイキキ・サンライズ」(関口和之作曲)で、ハワイが目的地の時の到着BGMと同じ。 16代目関口寡黙右衛門 『DX』から登場(名前が付いたのは『X』以降)。有田の物件「有田焼き物工房」の職人。新作の焼き物の出来が気に入らないと割ってしまう、職人気質の厳しい性格。近作ではその功績が認められ、人間国宝に認定された。 上記のウクレレ職人と同じく関口がモデル。 台風小僧 7-10月に台風のイベントが発生すると出現。台風が通過した地域の物件に被害が出る。 作品によってデザインが数回変更されている。土居孝幸のデザインでは灰色の雲に「台(『USA』は「H」)」の文字が書かれているデザインや雲に乗り黄色い服を着たマラカスを持つ少年のようなデザインなどが存在する。大型の台風の場合、雲が大きかったり少年の数が増えたりしている。 テーマ曲は「台風こぞうだぜッ!」(関口和之作曲)。 雪だるま 12-翌2月に大雪のイベントが発生すると出現。スキー場に大雪が降れば収益が出るが、大都市で大雪が降ると大損害が出る。 テーマ曲は「スノウマン・ワルツ」(関口和之作曲)。 サンタクロース 12月にごく稀に出現。プレイヤーに物件をプレゼントする。 初期は「クリスマスカード」を12月に使用すると出現し、年数によってプレゼントする業種や金額が異なる。 借金を背負っている場合は、プレゼントが農林物件だったを除いてその場でプレゼントを手放すことになる。 テーマ曲は「サンタがゲームにやってきた」(関口和之作曲)。 マッドサイエンティスト 『USA』に登場。カナダにある「マッド駅」に住んでいる。マッド駅に止まり、予算に応じて投資をすれば、1年後に発明品が完成する。傑作が生まれると投資したプレイヤーにロイヤリティ収入が入るが、駄作が生まれると損害が出る。発明品が完成するまで1年かかるので最後の年には依頼できない。 テーマ曲は「マッド・サイエンティストのテーマ」(池毅作曲)。 モモイチロー 『HAPPY』 - 『jr.』で登場。神戸のプロ野球チームを所有していると、彼がMVPに選ばれて臨時収入をもたらす。 モデルはオリックス・ブルーウェーブ(当時)のイチロー。 テーマ曲は「うわさのMVP」(宮路一昭作曲)。 ましら&ブルーモンキーズ 『III』 - 『V』で登場。バックバンドを従えて歌いまくる音痴な猿鬼。 元々は『桃太郎伝説』シリーズ(『桃太郎伝説II』以降)に登場する、下手な歌でほほえみの村の人々を困らせるボスキャラクター。 東京の「ドームスタジアム」および宮崎の「シードーム」でのライブイベントに登場するが、音痴なため損害を出してしまう。 テーマ曲は「ましらのテーマ」(関口和之作曲)で、この曲は「桃太郎伝説シリーズ」でも使用されている。 すっとこどっこいマン 『X』のバラエティゲーム「デビルがいっぱい!」で登場。白い全身タイツに身を包んだ細身の謎の男。毎年4月にプレイヤー全員のカードルームの空きをデビル系カードで埋めてしまう。 テーマ曲は「すっとこどっこいマンのテーマ」。 カバたけし/田部スギ代/クーネル・サンダース/マル・マルイ 食品日本一(『USA』『WORLD(DS)』ではワールドチャンピオン)に選ばれた物件を発表する。 カバたけしは『HAPPY』-『jr.』に登場、モデルは鹿賀丈史。 田部スギ代は『V』 - 『12』に登場。 クーネル・サンダースは『USA』-『2017』に登場。外見の元ネタはカーネル・サンダースだが、名前は同氏の名前と糸井重里の代表的なキャッチコピー「くう ねる あそぶ」を掛けている。所々日本語が怪しい。 マル・マルイは『令和』に登場。 テーマ曲は『HAPPY』-『12』は「グレイト・フェスティバル」(宮路一昭作曲)、『USA』-『2017』は「クーネル・サンダース」(池毅作曲)。 オモチャ工場所長 『II』以降の、静岡のオモチャ工場を所有していると出現し、新製品の投資を依頼してくる。依頼が成功すると数倍の利益が返ってくるが、失敗すると工場が倒産して、所有権が白紙に戻ってしまう。 モデルは『ジャンプ放送局』の4代目担当だった大塚久永。 タンス・ニ・ゴーン 『15』から『2010』まで登場。横浜の自動車会社を所有すると一定確率で出現し、横浜の自動車会社の業績を立て直して利益率を上昇させる。 元ネタはカルロス・ゴーンとタンスにゴン。 テーマ曲は「未来への挑戦」(関口和之作曲)だが、この曲は他のイベントでも使用されている。 インチーキ博士 『16』に登場。地質学の権威。北海道大移動イベントで登場。氷河期に襲われた北海道を救うアイディアを発案する。イベント終了後は宗谷岬に博士の銅像が建立される。 八徳の玉 『20周年』から登場。館山駅が目的地となった際に停まると里見八犬伝イベントが発生し「八徳の玉(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)」が本州のいずれかの「プラス駅」「マイナス駅」「カード駅」に飛び散る。8つの玉を1人ですべて集めるとその場で目的地まで連れて行ってもらえ、通常の10倍の到着金が貰える(2回目は20倍、3回目は30倍、4回目は40倍、5回目以降は50倍に増額する)。玉を持つプレイヤー同士が同じマスに停まるとサイコロ勝負が発生し出目の大きい方が相手の玉をすべて奪える。サイコロの数はプレイヤーの持っている玉の数に応じて変化する。『20周年』ではこのイベントで目的地に入ると再び8つの玉が全国に飛び散るが、『2010』『タッグマッチ』『2017』では再び目的地が館山駅となり誰かが停まるまで発生しない。 テーマ曲は『20周年』 - 『2017』は「つかめ!八つの玉」(池毅作曲)。 持ち金2倍マン 『2010』 - 『WORLD(DS)』に登場。ターンの最初に出現し、プレイヤーの持ち金を倍にしてくれる。各プレイヤーの持ち金が少ない序盤に集中して出現し、中盤以降はほとんど現れない。1〜7年目が最も現れやすい。また、持ち金が一定金額以上だと現れない。 テーマ曲は「持ち金2倍マンのテーマ」(池毅作曲)。 怪人二十一休さん 『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』で登場。プレイヤーにサイコロ勝負を挑んでくる謎の怪人。サイコロを7個振って出目が21以上ならカードが1枚貰え、20以下だと21か月間その場から動けなくなってしまう。ただし、足止めされている間は貧乏神(全ての変身形態を含む)が付かない(擦り付けようとしてもすり抜ける)。 テーマ曲は「怪人二十一休さんのうた」(関口和之作曲)。 元ネタは怪人二十面相と一休さん。 怪盗ジパング 『20周年』 - 『タッグマッチ』で登場。美術館の物件を狙う怪盗。出現すると、毎ターン開始時にルート上をランダム数移動する(うんちは突破可能)。移動時以外は姿を隠しているため、探すには停まったマスを記憶しておくしかない。隠れているマスにプレイヤーが停まると捕まえたことになり、カードをもらえる。 『20周年』では、上野の美術館を所有するプレイヤーの近くに登場。上野に停まると上野の物件すべての所有権を白紙に戻す。 『2010』『タッグマッチ』では、空港に登場すると同時に、2体の分身が別の空港に出現する。購入済みの美術館がある駅に停まると、美術館の所有権を白紙に戻す。分身を捕まえても何も起こらないほか、分身は1か所目の美術館が襲われた時点ですべて消えるのに対して本物は捕まえない限り数か所襲うまで消えない。 テーマ曲は「怪盗ジパングのテーマ」(関口和之作曲)。 シャコチャーン 携帯版『AOMORI』で登場。遮光器土偶を模したキャラクター。木造駅の投資イベントで、100億円以上投資すると登場する。現金やカードをくれるほか、マイナス駅に停まっても持ち金が減らなくなる、貧乏神やミニボンビーが取り付いているときは追い払う(キングボンビーには効果がない)などのメリットを受けられる。
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