日本鐵道とは? わかりやすく解説

日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 16:01 UTC 版)

日本鉄道株式会社(にっぽんてつどう)は、かつて存在した日本鉄道事業者である。1881年(明治14年)に設立された日本初の民営鉄道会社(私鉄)であり、現在の東北本線高崎線常磐線など、東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線の多くを建設・運営していた。1906年(明治39年)に国有化された。


  1. ^ 博物館明治村には留萌鉄道に払下げられた釣り合い梁式の台車が展示されている。



日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:20 UTC 版)

東北本線」の記事における「日本鉄道」の解説

1883年明治16年7月28日:日本鉄道第一区の上野 - 熊谷開通上野駅王子駅浦和駅上尾駅鴻巣駅熊谷駅開業このうち上野 - 大宮駅(この時点では未開業)間が現在の東北本線相当する同年内に王子 - 浦和間に(貨)川口駅開業1884年明治17年9月23日川口駅旅客営業開始10月6日川口駅旅客営業廃止1885年明治18年3月1日赤羽駅開業。(貨)川口駅廃止3月16日大宮駅開業7月16日大宮 - 栗橋間および中田仮 - 宇都宮開通蓮田駅久喜駅栗橋駅中田仮駅古河駅小山駅石橋駅宇都宮駅開業橋脚完成していない利根川鉄道連絡船連絡していた。 1886年明治19年6月17日栗橋 - 中田仮間の利根川橋梁完成、同区間開通し上野 - 宇都宮全通中田仮駅中田信号所変更10月1日宇都宮 - 那須現・西那須野)間開通矢板駅那須駅開業。このときの宇都宮 - 矢板間は、現・東北新幹線に近い経路であった11月1日宇都宮 - 矢板間に長久保駅開業12月1日那須 - 黒磯開通黒磯駅開業1887年明治20年7月16日黒磯 - 郡山開通豊原駅白河駅矢吹駅須賀川駅郡山駅開業12月15日郡山 - 塩竈(後の塩釜線塩釜港)間開通本宮駅二本松駅松川駅福島駅桑折駅白石駅大河原駅岩沼駅仙台駅塩竈駅開業1888年明治21年10月11日増田駅(現・名取駅)・岩切駅開業1890年明治23年4月16日岩切 - 一ノ関開通山線経由)、(旧)松島駅小牛田駅瀬峰駅石越駅花泉駅一ノ関駅開業9月8日同月7日大雨影響白石 - 大河原間で線路破損し運転を取りやめる。 10月20日白石 - 大河原間の線路復旧作業終わり、運転を再開する11月1日一ノ関 - 盛岡間、貨物線秋葉原 - 上野間開通秋葉原駅前沢駅水沢駅黒沢尻駅(現・北上駅)・花巻駅日詰駅盛岡駅開業1891年明治24年1月12日越河駅槻木駅開業5月1日那須駅西那須野駅改称9月1日古田駅黒田原駅開業盛岡 - 青森間が開通し上野 - 青森全通好摩駅沼宮内駅(現・いわて沼宮内駅)・中山駅(現・奥中山高原駅)・小鳥谷駅三ノ戸駅(現・三戸駅)・尻内駅(現・八戸駅)・沼崎駅(現・上北町駅)・野辺地駅小湊駅浅虫駅(現・浅虫温泉駅)・青森駅開業12月20日福岡駅(現・二戸駅)・下田駅開業1892年明治25年3月1日鹿島台駅開業10月20日王子 - 浦和間に(貨)川口駅開業上野 - 赤羽間、川口 - 大宮複線化1893年明治26年2月15日石鳥谷駅一ノ戸駅(現・一戸駅開業3月25日小金井駅開業5月野辺地駅付近に日本初防雪林植林7月16日蕨駅野内駅浦町駅開業1894年明治27年1月4日利府駅新田駅乙供駅狩場沢駅開業4月1日間々田駅古間木駅(現・三沢駅開業1895年明治28年4月1日長岡駅(現・伊達駅開業7月6日雀宮駅開業1896年明治29年2月21日長町駅開業2月25日泉崎駅開業4月1日田端駅開業荒川橋梁複線化され、上野 - 大宮間の複線化完成4月9日王子 - 間の(貨)川口駅廃止1897年明治30年2月25日宇都宮 - 矢板経路変更当時、同区間では西鬼怒川、東鬼怒川現在の鬼怒川本水路)の2本の鬼怒川渡っており、夏季鬼怒川大水対す橋脚護岸補修費および時間がかさみ問題化したため、その下流部東西鬼怒川合流し流路帯が狭くなる地点を渡る現在の経路切り替えることとなったもの。新線上に岡本駅氏家駅開業旧線上の古田駅長久保駅廃止野崎駅開業6月1日日和田駅開業6月5日片岡駅開業7月1日金ケ崎駅剣吉駅開業1898年明治31年1月11日川口駅(現・岩手川口駅開業5月28日平泉駅開業9月1日矢幅駅開業11月24日東那須野駅(現・那須塩原駅開業1899年明治32年10月7日矢板 - 野崎間で箒川鉄橋列車転落事故発生10月21日宝積寺駅開業1900年明治33年9月5日藤田駅開業1904年明治37年12月31日中山 - 小鳥谷間に小繋給水所開設1905年明治38年4月1日日暮里駅開業7月1日野内 - 浦町間に(貨)練兵場開業11月11日練兵場廃止1906年明治39年1月21日滝沢駅開業4月1日上野 - 日暮里複々線化4月16日田端 - 王子間に田端北部信号所赤羽 - 間に金山信号所浦和 - 大宮間に大原信号所開設田端北部信号所廃止日不明10月日暮里 - 田端3線化

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日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 15:22 UTC 版)

日本の鉄道史」の記事における「日本鉄道」の解説

日本鉄道は、まず東京から養蚕地の群馬県へ向かう鉄道路線より建設をはじめ、1883年明治16年7月28日に初の路線である上野駅 - 熊谷駅間を開業させた後、1884年明治17年8月20日前橋駅まで延長、さらに1891年明治24年9月1日には、現在の東北本線にあたる上野駅 - 大宮駅 - 仙台駅 - 青森駅間を全通させるなど、短期間急速に路線延ばしていくことになった。この鉄道の建設国策要素強く、また仙台駅以北過疎地であり、完成後も赤字見込まれることから、手厚い援助受けた。すなわち、建設中資金利子 (8%) を国が負担開業後の収支収益の8%を国が保証官有地無代払い下げ民有地買い上げ払い下げ用地地租免除である。 この会社1885年開通させた前橋駅 - 赤羽駅 - 品川駅ルート(のちの高崎線赤羽線山手線)は、官営鉄道品川駅 - 横浜駅)と合わせて当時の主要輸出商品であった生糸絹織物産地輸出港を結ぶ路線となり、鉄道による産業発展への貢献第一となった

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日本鉄道

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国鉄400形蒸気機関車」の記事における「日本鉄道」の解説

日本鉄道は1892年官設鉄道管理していたナスミス・ウィルソン社製W2/4形18両、ダブス社製D2/4形12両を正式に自社所有とし、1897年両毛鉄道合併してナスミス・ウィルソン製の46 - 47号機を追加した1899年には、Cタンク機との交換岩越鉄道からナスミス・ウィルソン製の18II - 19II号機を譲受している。 1907年鉄道国有法による国有化時点保有数は、ナスミス・ウィルソン社製W2/4形が19両、ダブス社製D2/4形が12両の計34両である。

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日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:47 UTC 版)

青い森鉄道線」の記事における「日本鉄道」の解説

1891年明治24年9月1日:日本鉄道(盛岡駅 - 目時駅) - 青森駅間が開業当時目時駅未開業)。 12月20日下田駅開業1893年明治26年7月16日野内駅浦町駅開業1894年明治27年1月4日乙供駅狩場沢駅開業4月1日古間木駅現在の三沢駅開業1897年明治30年7月1日剣吉駅開業1905年明治38年7月1日野内駅 - 浦町駅間に貨物駅として練兵場開業11月11日練兵場廃止

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日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:36 UTC 版)

両毛線」の記事における「日本鉄道」の解説

1884年明治17年8月20日:日本鉄道 高崎駅 - 前橋駅(旧)間延伸開業1889年明治22年12月26日前橋駅(旧) - 前橋駅両毛鉄道)間を延伸前橋(旧)駅廃止

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日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 23:56 UTC 版)

いわて銀河鉄道線」の記事における「日本鉄道」の解説

1891年明治24年9月1日:日本鉄道盛岡 - (目時 - 青森)間が開業当時目時駅未開業。 1893年明治26年2月15日一ノ戸駅現在の一戸駅開業1898年明治31年1月11日川口駅現在の岩手川口駅開業1906年明治39年1月21日滝沢駅開業

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日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 19:03 UTC 版)

東海道新線」の記事における「日本鉄道」の解説

終戦直後1946年前述した弾丸列車計画民間主導実現しようという声も出た。この計画五島慶太らが日本鉄道(明治期私鉄ある日鉄道現在のJR東日本前身一つ)とは関係ない)を設立し東京 - 福岡間に標準軌新線敷設、同区間10時間で結ぼうというものであったが、主要幹線国有方針復興資金及び資材国鉄優先注入方針から、国の認可下りるには至らなかった。

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