日本鉄道サイバネティクス協議会
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「日本鉄道技術協会」の記事における「日本鉄道サイバネティクス協議会」の解説
日本鉄道サイバネティクス協議会は、鉄道におけるサイバネティクスに関する技術の調査研究、規格策定等のために、1963年に設立された協議会である。当時は事務局を日本鉄道技術協会においていただけだが、1985年に併合して、特定部会として活動している。この協議会で策定された標準化規格は、サイバネ規格と通称される(CJRC規格とも呼ばれることもある)。主に磁気乗車券(特に、クレジットカード等より若干幅の広い、磁気プリペイドカードのサイズはサイバネ規格によるもの)、ICカード乗車券(Suicaなどが準拠、ただしSuicaのサイズ等はISO規格ベースである)、駅コード(サイバネコード)などの規格がある。また協議会に参加するためには多額の年会費を払う必要があり、その費用が負担となるため参加せず独自規格でICカードを導入している事業者もある。
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