幼少・少年期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:00 UTC 版)
幼少から邪気の全くない性格で父親の悟空同様筋斗雲に乗れる。 悟空が初めて悟飯を連れてカメハウスを訪問した際には、ブルマが「孫くんの子にしては礼儀正しいわね」と発言した。また、ピッコロに「さっさと上着を脱げ」と言われた時にも服をきちんとたたんでいる。祖父や両親と違って標準語で話している チチの教育もあり、非常に礼儀正しく常識がある優等生であり、クリリン、ヤムチャ、天津飯、餃子、未来から来たトランクスなど目上の人物に対しても、「さん」付けで敬語を使用している。 悟空と異なり争いごとを嫌う性格だが、仲間が危機に陥ると激怒して凄まじい戦闘力を発揮し、当時遙かに上だったベジータやフリーザさえもおどろくほどだった。単純な潜在能力だけを言うならば悟空やベジータを超えており、ナメック星でも当時のベジータは自分や悟空以上に伝説の超サイヤ人に最も近いと考えたこともある。魔人ブウとの戦いでも戦闘力が衰えながらも「逆上したらどうなるか分からない」とベジータは指摘しており、逆上して理性を失った時こそが最も悟飯の戦闘力が発揮される時である。そのことをセル編では本人も自覚していた。当初は幼い子供らしく敵に怯えていたばかりだったが、師匠であるピッコロとの修行や、彼が自分をかばって死んだ時を境に精神面で成長。敵から怯えて逃げることはなくなり、むしろ自分から積極的に向かっていくことが増えた(この時も、ピッコロが死ぬ間際に「逃げろ」と言ったにも関わらず、ナッパへ向けて魔閃光を撃って逃げる体力をも失っている)。ナメック星ではクリリンが制止したにもかかわらず、ドドリアに殺されそうになったデンデを自らの危険も省みずに助けに行っている。フリーザ戦でも、ピッコロやクリリンが大きなダメージを追わされたり、デンデが殺されたりした時などは激しく怒り、戦闘力では敵わないことを承知の上でフリーザに向かって行った。アニメ版では悟空がフリーザに倒されたと思い、フリーザのサイヤ人絶滅への執着を理解し、ブルマとピッコロを宇宙船で逃がし、幼い身で死を覚悟の上でフリーザをナメック星の爆発で道連れにしようと戦った。人造人間戦ではピッコロが人造人間20号(ドクター・ゲロ)に気を吸い取られていることをピッコロからのテレパシーで知ると、いち早く駆けつけて、ピッコロを救っている。セルゲームにおいて超サイヤ人2へと覚醒した際は普段の優しさがなりを潜め、襲い掛かるセルジュニアを躊躇い無く一挙動で引き裂き、逃げようとした個体すら追撃して死滅させ、セルに対してはすぐには止めを刺さずにもっと苦しめようという発言もしている。 大人しい性格ではあるものの、年代が違う大人のクリリンやブルマと自然に親しくなったり、回数はさほどではないがヤムチャや天津飯にも自ら話しかけたりしており、人見知りをせず子供ながらに社交的な面もある。特にクリリンとの仲は良く、ナメック星へ向かう宇宙船の中ではピッコロを尊敬していることを見抜かれたり、逆に少年期のセル編終盤においてクリリンが人造人間17号と共に18号に仕掛けられた爆弾の除去を神龍に頼む直前に、彼が18号を好きだということを見抜いている。また、デンデとも仲が良く、デンデが神様を引き継ぐために地球へ来た時は再会を喜び合ったりセルゲームの後では掌を合わせながら別れるなどしている。また、作者の鳥山明は、作中で友達になりたいキャラクターとして、クリリン、ブルマ、デンデ、亀仙人と共に、悟飯も挙げている。アニメや劇場版ではハイヤードラゴンの背中にまたがって遊んだりなど、動物と戯れることが好きな面や、逃げ回っていた恐竜や豹を追い掛け回したりするやんちゃな一面も見せている。 母親であるチチに頭が上がらず、ナメック星編終了時には宿題をやっていなかったために怒られることを不安がっている場面がある。青年時代にもチチに天下一武道会への出場を恐る恐る打診している。基本的には戦いと無縁の人生を生きてほしいと願う彼女の親心を理解し言いつけをきちんと守っているが、ナメック星編で悟飯がナメック星へ行ってピッコロをこの手で生き返らせたいと伝え、チチが頑なに反対した時に、その迫力で悟空や亀仙人たちが押し黙っている中、「うるさい!」と怒鳴りチチを黙らせている。この時悟空は心の中で、悟飯は本当に強くなったと感心していた。劇場版でも、チチが勉強を優先させるため悟空を助けに行こうとするのを反対した際に強く言い返している。 また、アニメ『ドラゴンボールZ』では、仲良くなった遺跡探索用のロボットや草食恐竜を失うというショッキングな出来事も経験した後、立ち直ってその後成長していくといった場面や、親を亡くしたピゲロやロムたちと楽しそうに遊ぶといった、子供らしい面も見せている。 野沢雅子は幼年期の悟飯を演じるに当たり、「見ている人が「この子は守ってやらなくっちゃ」と思うくらい弱々しい感じにしておくと、後にたくましく成長したときに、よりちがいが出るんじゃないかと思って演じています」とコメントしていた。
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幼少・少年期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:23 UTC 版)
2代目桂枝雀とかつら枝代の次男、兄は桂りょうば(前田一知)。最初の記憶は(おそらく)2歳ころ。隣家の仏壇を拝んでいる光景。3歳にして死にかける。ガラス製のコップを落としてしまい自分もその上に落下し、頸動脈近くを15針縫う怪我を負った。歌う事が好きで4〜5歳のころはタクシーに乗っては後部座席の中央に立って歌いまくっていた。将来の夢は漫画家。6〜8歳のころ、毎週兄と「ザ・ベストテン」を見ていた。好きだったのはチェッカーズ。9歳、引っ越し(吹田市)に伴い転校する。クラブはサッカー部を1年で辞めて、漫画研究部に2年いた。兄の影響でベースを弾き始める。この頃好きだったのはTHE ALFEEとLOUDNESS。兄がドラムに転向したので、ギターを弾き始める。X JAPANの洗礼を受け作曲を始める。またピアノを習いコード理論などを覚える。この頃から一生の仕事としてミュージシャンを志すようになる。吹田市立南千里中学校に入学し山田ジャパン(劇団)主宰の山田能龍と出会う。中学3年生の文化祭ではX JAPANのミドルテンポの曲を3曲演奏した。高校は家から一番近いという理由で学区2位(当時)の進学校に入学する。この頃にX TOSHIのオールナイトニッポンに低姿勢前田というハンドルネームで度々出演した。軽音部に入部し結果的にSHAMEの前身となるバンドを組んだ。パートはギター。髪を伸ばし、ヘヴィメタルに傾倒していく。メタリカ、メガデス、パンテラなど。アマチュア時代はこの頃作曲した曲をよく演奏していた。「早くなければロックじゃない」と思っていた。ニルヴァーナに出会い、オルタナティブに開眼。スロウでヘヴィなスタイルに挑戦するようになる。高校3年生の夏、後のshameのギタリスト、TAKEYAと出会う。大学に行かず、バンド活動をする事は決めていた。高校卒業と共にshameを結成、ベースにKOSYO、ドラムに実兄の前田一知を迎える。
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幼少・少年期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:20 UTC 版)
「エルヴィン・ロンメル」の記事における「幼少・少年期」の解説
子供の頃のロンメルは、病気がちで大人しい少年だったという。姉ヘレーネによると、ロンメルは、色白で髪の色も薄かったので、家族から「白熊ちゃん」とあだ名されていた。しかし、ロンメル本人は、人事記録の中に挟んだ覚書の中で、「幼い頃、自分の庭や大きな庭園で走り回って遊ぶことができたので、とても幸せだった」と述懐している。 1898年、父がアーレンの実科ギムナジウムの校長となったことで、一家はアーレンに引っ越したが、アーレンには小学校(Volksschule)がなかったため、ギムナジウムに入学するまでの間、ロンメルは家庭教師から授業を受けていた。そして、1900年には、父親が校長を務める実科ギムナジウムに入学した。当初、ギムナジウムでは劣等生であり、怠け者で注意散漫だったという。あるとき、勉学に不熱心だったロンメルに勉強させるため、教師が「書き取りテストで間違いしなければ、楽隊と一緒に遠足に出かけよう」と彼に言うと、ロンメルは、これを真に受けて必死に書き取りの勉強をして、テストで間違いをしなかったが、約束の遠足につれて行ってもらえなかったので、また勉強をしない生徒に戻ってしまったという。読書にも運動にも興味がない子供だったが、10代になると突然活発になった。数学の成績が良くなり、スポーツにも関心を持つようになった。また、飛行機の研究に夢中になり、14歳の頃には親友と二人で実物大のグライダーを作成した。結局、まともには飛ぶことはなかったが、ヨーロッパでは1906年に初めて動力を備えた飛行機が飛行したばかりであった。 ロンメルは、航空機関連のエンジニアになることを希望していたが、父親がそれに反対したため、ヴュルテンベルク王国軍に入隊することになった。軍に入ることについて、本人はあまり乗り気でなかったらしい。
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