2代目桂枝雀(かつらしじゃく)
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「落語家」の記事における「2代目桂枝雀(かつらしじゃく)」の解説
上方落語の立役者。神戸出身。元々は実弟(後のマジカルたけし)と素人漫才でならしたが、大学時に落語に転向し、3代目桂米朝に入門。師匠譲りの古典落語を演じる。しかし古典の美学を究めるより、笑いを求めて精進の結果、「爆笑王」の異名を取る。その一方で『貧乏神』『雨乞い源兵衛』『茶漬えんま』『ロボットしずかちゃん』など小佐田定雄作の新作落語を演じることも多く、英語のレッスンを受けて英語落語にも挑戦している。また、本業の落語のほか、タレント・俳優としても活躍。
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2代目桂枝雀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:42 UTC 版)
2代目桂枝雀の「笑いは緊張の緩和」であるとの見解(「緊緩理論」)を支持していたが、当の枝雀の芸に対しては「好きになれない」と低い評価を下していた。しかし晩年それは誤りだったとし、さらに「自分の提唱したイリュージョンを枝雀はやっている。枝雀は米朝(枝雀の師匠)そっくりにできて、次の米朝になれて、それが嫌ならイリュージョンもできたのに……」と語った。さらに、志ん朝の死後「(志ん朝は)さっさと死にやがって、俺は死にたくても死ねないのに……。志ん朝と言い、枝雀と言い、俺がライバルと思ったやつはみんな先に死んでしまう。死なれちゃあ、勝てないじゃないか」などと談志独特の表現でその死を悼んでいる。「桂枝雀 (2代目)#うつ病再発」も参照
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