2代目校舎
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「青森県立青森高等学校」の記事における「2代目校舎」の解説
1970年(昭和45年)に完成。3階建てで、高校では珍しい校内での土足履きも認められていた。そのため掃除の時に砂がたまり、雨や雪の日などは廊下が濡れることがよくあった(現校舎では内履きに履き替えている)。元々は1階が無く2階から上が柱で支えられ、校舎の真下が自転車置場になる予定だったが、着工前に発生した十勝沖地震で初代校舎が被災した時にこれでは危険だと判断され1階がある校舎に設計が変更された。
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2代目校舎(旧校舎)
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「豊郷町立豊郷小学校」の記事における「2代目校舎(旧校舎)」の解説
1937年(昭和12年)、本校出身で丸紅の専務取締役であった古川鉄治郎が私財を投げ打って建設した。設計はヴォーリズ建築事務所、建設は竹中工務店が担当し、神谷新一が現場監督となって指揮を執った。通常「旧校舎」と言えばこちらを指す。 当時としては珍しい、壮麗な鉄筋コンクリート造の校舎は、「白亜の殿堂」や「東洋一の小学校」との異名を取った。また、暖房設備など当時最先端の技術を惜しみなく使用し、その総工費は365,000円に上っている(当時の村予算の10倍に相当)。階段の手摺には、イソップ寓話「兎と亀」をモチーフとしたブロンズ装飾が設置され、後述する保存運動のシンボルともなった。 2009年(平成21年)5月に耐震工事を終え、町の複合施設である『豊郷小学校旧校舎群』としてリニューアルされ、一般公開されている。 一般公開の開始と時をほぼ同じくして、2009年4月より放映された深夜アニメ『けいおん!』(京都アニメーション制作)にて、登場する架空の高校がこの校舎と酷似しており、そのモデルとしても認知されることとなった。これにより、いわゆる「聖地巡礼」として、国内外より作品の舞台を訪ねる多くのファンが訪れることとなった。町側では来訪者の多さを受け、町観光協会が旧校舎の酬徳記念館内に観光案内所を設けるとともに、商工会も町おこしを目的として同校舎内にてカフェの営業を開始した。 2011年(平成23年)からは高校生バンドの全国コンテストである「とよさと軽音楽甲子園」が開催され、アニメの作中におけるライブの舞台とされている講堂にて、全国の高校生バンドが最優秀賞である文部科学大臣賞をめざして腕を競い合うなど、新たな教育振興の場としても活用されている。 その後も旧校舎は、映画『逆転裁判』(2012年)、映画『だいじょうぶ3組』(2013年)、映画『僕は友達が少ない』(2014年)、ドラマ『田上トパーズ』(2013年)、ドラマ『LEADERS リーダーズ』(2014年)、ドラマ『経世済民の男 小林一三』(2014年)、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年)、映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)、映画『カツベン』(2019年)、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2020年)、同『カムカムエヴリバディ』(2021年)、ドラマ『眼の壁』(2022年)等、多くの作品のロケーション舞台として使用されている。 2012年9月21日、文化審議会による登録有形文化財の答申があり、豊郷小学校旧校舎群も対象となった。 2014年(平成26年)9月には旧校舎2階の理科準備室にて、旧校舎完成時の記念式典の映像などを収めた16ミリフィルムが町職員の手によって発見された。 豊郷町は旧校舎の保存や管理を目的とした寄付ならびにふるさと納税を募っており、町は収入を活用して校舎の保存や管理を行うほか、季節に応じて校舎のライトアップやイルミネーション等が行われ、訪れる市民を楽しませている。 兎と亀のブロンズ像 講堂
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