ウォードレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:30 UTC 版)
「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の記事における「ウォードレス」の解説
歩兵・戦車兵の標準装備。白兵戦闘専門の戦車随伴歩兵には出力・装備などが強化された製品が支給される。人工筋肉による倍力効果を持ち、一般装備は刀・小火器だが、戦車随伴歩兵だとレーザーライフルや40ミリ高射機関砲を装備する場合もあり、副腕を2本備えた砲撃型の特殊なタイプも存在する。
※この「ウォードレス」の解説は、「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の解説の一部です。
「ウォードレス」を含む「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の記事については、「パワードスーツの登場するサイエンス・フィクション一覧」の概要を参照ください。
ウォードレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:31 UTC 版)
「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の記事における「ウォードレス」の解説
ウォードレスとは戦車兵や歩兵(実際は指揮車乗組員や整備士など、戦場に出る兵士全て)の装備する強化装甲服。人工筋肉で装着者を強化、保護する。表面は主に強化プラスチックで覆われ、金属装甲が用いられることは一部の局地戦用を除きほとんどない。またウォードレスの名称の形式は開発された地域によって変わり、西日本は漢字二文字、東日本は横文字となっている。幼児体形のののみ、歩けない狩谷、太り過ぎの中村は着ることが出来ないため、歩兵にはなれず、士魂号搭乗時に自機が破壊された場合は脱出できずに即死亡してしまう。 互尊(ごそん) KKWD-19。熊本で一般的に使用されている標準的なウォードレスで、特徴がないのが特徴。戦車兵仕様のC型と狙撃兵仕様のA型が主に登場する。変な名前を付けられているが、これは開発元である熊本開陽高校の校是「互尊協和」が由来。基本設計は優れているものの、同機のために開発していた新型人工筋肉の搭載が予定通りにいかなかったため、歩兵からはパワー不足で不評、しかし戦車兵からは着心地の良さと動きやすさから好評を得ている。男性専用だが、芝村舞は初期状態で着用している(廃棄された際には他の女性キャラと同様に着用不可能)。 武尊(たける) KKWD-19P。貧弱だった人工筋肉を、高性能ウォードレス「アーリィフォックス」のものと換装した互尊であり、設計時の計画通りの高い性能を発揮できる。装甲は薄いが圧倒的な機動力を誇る。いわばスカウト版士翼号。可憐も同様であるがスカウト用ウォードレスのため、性別を問わず着用可能。 久遠(くおん) KSWD-26。女性兵士用ウォードレス。戦車兵仕様と極少数の戦闘工兵仕様がある。戦車が破壊され、脱出したあとも戦闘を続行できるように設計されており、戦車兵装備のウォードレスとしては例外的に装甲と人工筋肉補正率が高くなっている(あくまで設定上の話であって、ゲームでは装甲値は最弱の部類である)。設定上、戦車兵仕様は尚敬高校の女生徒達が使用しており、降車後は車載の軍刀を振るって戦うとされる。戦闘工兵型は戦力値評価にバグがあり、1から上昇しない。 可憐(かれん) 通常の両腕に加え、両肩にそれぞれ補助腕を持った重ウォードレス。補助腕は1本で両手用武器を装備可能であり、武器の携行数に優れる。その反面、リテルゴルロケットが装備できず、壁登りも不可能であるため機動力はかなり劣る。性別を問わず着用可能。通常型のほかに、前期量産型で可憐用カトラスを装備した本国仕様、突撃型で120mm砲を左右の腕に1門ずつ装備したD型仕様(ストライカーDとも呼ばれる)がある。なお、通常型以外は装備品の変更が不可能で、戦闘では固定武装を使用した攻撃かパンチ・キック・精霊手しか攻撃手段がなくなる。 ウォードレス用装備アサルトライフルアデレイト・アサルトライフル。5.5mm高速弾を使用するアサルトライフル。弾倉はバナナマガジン式で携行弾数は40(ゲーム内での装弾数は8)。重量36kg。両手で持って射撃する。片手射撃時の命中精度は恐ろしく低く、実用にならなかったとされるが、ゲーム中では両手に一丁ずつ携行できる(ただし、射撃時の映像では一丁を両手で把持している)。なお、本来の(現実に存在する)アサルトライフルの重量は3kg - 5kgが一般的であることからも、ウォードレス用武装の異常な重量(およびそれを運用できる人工筋肉技術の異常さ)がよくわかる。 サブマシンガン97式軽機関銃。9.2mm拳銃弾を使用するサブマシンガン。装弾数80(ゲーム内での装弾数は16)。前面4重ドラム弾倉式。重量は16kg(実在するものでは2kg - 3kgが一般的)と、やはり非常に重たい。作中においては、威力は低いが大量の弾薬を携帯でき、片手で射撃できるためによく使用される、という設定。ゲームとして見た場合、上記のアサルトライフルに比べて威力と射程距離に劣る反面、射角が広く、さらに作中の射撃武装の中では装弾数が抜きん出て多いことから、カトラスの代わりに近接攻撃に用いることもできる。さらに、うまく「全力射撃」コマンドに持ち込めば極めて強力な攻撃が可能になる。とりわけ可憐通常型の4本腕すべてにこれを装備した時の火力(最大64連発)は圧倒的。 超硬度カトラス刃渡り40センチ。超金属ヒヒイロカネの鍛造品。形状はカトラスだが製法は日本刀と同じで、達人ならば鉄をも斬り裂ける。主に儀礼刀として使用される。超硬度大太刀に比べ、射程の短さ、威力の低さが目につくが、人型戦車と同じくコマンドによるコンボや広い射角を利用した巧みな近接機動を駆使することにより強力な武器ともなる。 ヘビーマシンガン94式小隊機関銃。班(6人)に1丁装備する機関銃。口径12.7mm。ガトリングタイプ。ベルト給弾式で標準2,000発近く(ゲーム内での装弾数は6)を背中のAアタッチメント(映像に出てくる、背負ったタンクの様なもの)に装備する。銃本体が100kg、Aアタッチメントにいたっては実に700kgもの重量を持つ。排莢の関係上、銃を手に下げて低位置射撃するために両手が塞がってしまうが、射角、射程共に優秀な射撃武器。 レーザーライフル99式熱線砲。レーザー兵器。長くてひょろひょろした銃身を持つ。冷却器の関係上、単発発射式で、再チャージに12秒の時間がかかる。バッテリー容量は30射分(ゲーム内では装弾数1、時間経過による回復を経れば無限に使用可能)。6,000mの射程があるが、霧や霞など天候の変化に弱い。破壊力は1秒の照射で8cmの防御装甲板を射抜く。連続1秒まで照射可能。赤いレーザー光は視認用の照準装置であり、殺傷能力のあるレーザーは不可視光である。両手で持って射撃する。射程の長さに比べ射角の狭い兵器。狙撃兵用と言える。なお、総弾数が1のためコマンド「全力射撃」は使用できない(という設定だが、実際に「全力射撃」を行うと攻撃範囲内の敵が全滅するまで無限に撃ち続ける)。 40mm高射機関砲第2次防衛戦争直前に完成し、以後60年以上も小改良を続けながら使われている北欧製ボフォース 40mm機関砲の国産版を日本独自に改良し、最新の照準器をつけたもの。機関部分はほぼ原形のままであるという事実が、原形の驚異的なまでの優秀さをあますところなく表現している。仰角90度で9000mまで弾丸を打ち上げられる。光学センサー&レーダー併用式照準装置使用。使用される弾丸は改良され、現在では近接信管をつけた炸裂弾か、硬化テクタイト徹甲弾が使用されている。また南高では地上戦用に榴弾やナパーム弾も少量量産されていた。しかしゲームでは再現されていない。両手で持って射撃する。ゲームでの装弾数は4。 手榴弾96式手榴弾。重量が6kgもあるが、炸薬は何故かたったの300gしかない(実在する一般的な手榴弾は本体が300gから500g、そのうち半分弱を炸薬が占める)。ウォードレス兵はこれを擲弾筒等を使用せずにそのまま放り投げる事が出来る。一般的なパイナップル型。効果範囲内の敵全てに200の固定ダメージを与える事ができる。 煙幕手榴弾82式煙幕散布器。ポケットオン可。手投げタイプの煙幕散布器。約5分間にわたってレーザーを無効化する煙を吐き続ける。効果は士魂号の煙幕弾頭と同じ。 ロケットポッド96式多弾頭ロケットポッド。小型の弾頭を大量にばら撒く(ゲームでは装弾数2の単体攻撃)。地雷散布や、密集地帯への制圧射撃に用いられる非誘導型の推進兵器。設定と異なり、実際には範囲攻撃ではない。背中に装備する。士魂号用の火器に匹敵する射程距離と、そこそこ広い射角を持つが、弾数は少ない。 レールガン89式120mm短滑腔砲。スカウト2名で運用するレールガン。士魂号同様耐久・装甲・回避の能力値が設定されており、撃墜されると脱出しスカウトとして戦闘を続行することになる。射角は狭いが個人用兵装と比較して威力・射程とも高め。 ミサイルポッド78式連装多弾頭ミサイルポッド。レールガン同様スカウト2名で運用する。なお、PCがスカウトでレールガンやミサイルポッドが小隊に配備されている場合、戦闘開始直前、これらに搭乗するかウォードレスのままで出撃するかを選択することになる(スカウトがNPC2人の場合必ずこれらに搭乗しての出撃となる)。しかしバグのため、NPCはこれらを装備した際、攻撃を行わなくなってしまう。そのためこれらの装備を得てしまうと、かえって前線での戦力は低下する(戦略画面におけるスカウトの戦力値も0になる)。 リテルゴルロケット96式リテルゴルロケット。燃料室が燃料を兼ねるために軽量化に成功した初のリテルゴル式ロケットパック。化学反応式で推力は9000kg。純粋な推進力発生装置であり、翼などは一切ついていない。そのため、空中での制動は個人の力翼(この世界の人間が持つ力で、歴史の表舞台に立つ能力が翼の形に具現化したもの)によって行い、途中消火が必要な際は背面飛行からロケットパックを切り離すことで行う。足の遅いウォードレスもこれで一気に前線へと移動できる。腰部に装備すると移動距離が無限大の「ロケットジャンプ」が使用可能になる。設定上は使い捨てだがゲーム上は装備している限り何度でも使用可能。バグにより、ユニットの向きによっては狭い範囲にしか移動できないことがある。 シールド98式増加機動装甲。単結晶装甲の盾。長さ160cm、幅62cmの長方形ポップライト型。ウォードレスの肩に装備する事により、一定確率でダメージを完全に無効化できるようになる。装甲も少し上昇する。もともと(士魂号に比べて)装甲が薄く、中型以上の幻獣から攻撃されると即死もままあるスカウトにとって、この装備は非常に重宝される。武器類に比べれば重量があるものの、1枚装備する程度では士魂号のような機動力低下は発生しない。両肩に装備した場合、わずかにステップ数が減少する。互尊狙撃仕様の場合は2枚装備でもペナルティは無い。設定上は腕の可動域の問題のため、これを装備しての白兵戦は不可能とされるが、ゲーム上では通常通りに戦闘が可能。
※この「ウォードレス」の解説は、「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の解説の一部です。
「ウォードレス」を含む「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の記事については、「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の概要を参照ください。
- ウォードレスのページへのリンク