河北新報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 21:55 UTC 版)
テレビ・ラジオ欄(番組表)
- 2024年3月現在の、新聞最終面に掲載されている第1テレビ面は、2024年1月5日に変更になったものがマイナーチェンジをしながら使用されている。それぞれ販売されている地域のテレビ局(宮城版は1県単位の放送局の表示。他県(宮城県外)版は最終面に岩手と山形がEテレを1/3サイズにした上で両県の放送局をひと括りに、中面に福島がフルサイズ、青森と秋田はハーフサイズでひと括りの上、同じくEテレの1/3サイズ版が加わる)のタイムテーブルが掲載されており、第2テレビ面では当日に放送される番組の解説や見どころと、主要局以外の衛星デジタル局と東北6県すべてのラジオ局のタイムテーブルが掲載されている。
掲載地域 | 最終面(他県版中面) | ラジオ・衛星放送面 |
---|---|---|
宮城版 |
(地上波 フルサイズ) (衛星放送 ハーフサイズ 地上波の右隣) (衛星放送 クォーターサイズ NHKBSの右隣) (衛星放送 クォーターサイズ テレビ欄の下部) |
※全県共通内容
(ラジオ 1段目) (ラジオ 2段目) |
他県版・最終面 |
(地上波 フルサイズ) (地上波 クォーターサイズ)
(衛星放送 クォーターサイズ)
| |
他県版・中面 |
(地上波 フルサイズ) (地上波 ハーフサイズ) (地上波 クォーターサイズ)
(衛星放送 クォーターサイズ)
|
- 1960年代末(アナログUHFテレビ局開局前)頃までは、地元在仙局を含む東北6県全テレビ局に加え、在京テレビ局[注 8]、北海道放送[注 9]、新潟放送のテレビ欄も掲載されていた[12]。
- 1960年代末のアナログUHFテレビ局開局後からは、在京テレビ局と新潟放送の掲載が無くなり、北海道放送のテレビ欄は青森版のみ別ページに掲載となった。
- 1990年代中ごろから2003年(平成15年)までは、全域で第二・第三テレビ面がなく、県域面(後述)があったことから、宮城版、福島版、山形版、岩手版、青森・秋田版の区分で掲載されていた。2004年(平成16年)の紙面刷新(宮城版以外の県域面廃止)で、宮城版、南版(福島・山形)、北版(岩手・青森・秋田)に再編。2010年(平成22年)4月からは宮城を除く地域では6県分の番組表が掲載されるようになったが、宮城・岩手・山形・福島は最終面にハーフサイズでの掲載だった(中面の秋田、青森はフルサイズのまま)。2010年6月から下記の区分に変更された。
- 2015年(平成27年)2月28日までは、宮城版(宮城県内向け。地上波テレビ番組も県内のもののみ収録)と他県版の二本建てとなっていた。他県版のNHKテレビ番組表は以下の取扱いとなっていた。
(2015年2月28日までの掲載順。特記のないものはフルサイズ)
掲載地域 | 第一テレビ面(最終面) | 第二テレビ面(中面) | 第三テレビ面(中面) |
---|---|---|---|
宮城版 |
NHK総合(仙台放送局) |
宮城県版には第2・3テレビ面が存在しない ※県外テレビ局の番組表は載せていない。 | |
他県版 |
NHK総合(盛岡放送局) |
NHK総合(福島放送局) |
NHK総合(青森放送局) |
- 2022年(令和4年)10月10日までは宮城版、岩手版、青森・秋田版、山形・福島版の4本立てになっていた。詳しくは下記の通り。
掲載地域 | 最終面 | ラジオ・衛星放送面 |
---|---|---|
宮城版 |
(地上波 フルサイズ) (衛星放送 ハーフサイズ 地上波の右隣) |
※全県共通内容
(ラジオ 1段目) (ラジオ 2段目) |
青森・秋田版 |
(地上波 フルサイズ) | |
岩手版 |
(地上波 フルサイズ) | |
山形・福島版 |
(地上波 フルサイズ) (地上波 クォーターサイズ)
(衛星放送 クォーターサイズ)
|
- 2024年(令和6年)1月4日までは岩手のフルサイズ版の左横に青森と秋田のテレビ局をハーフサイズにして、岩手・青森・秋田版としての3本立てになっていた。
- 山形県の民放局だけ開局順の配列になっていないが(最先発局は山形放送)これは、山形県の民放4局のうちテレビユー山形に対してのみ河北新報が出資をしていることが理由とされている。
- 河北新報の第2テレビ面における「番組解説・見どころ」の放送局名表記は2023年3月29日までは以下のようになっていた。ただし、紹介された当該番組を放送しない局がある場合や、放送開始時刻が異なる場合はこの限りではない。その後2023年3月30日以降は宮城県以外の放送局名は下記のようにまとめられた。
このように放送局名表記を行っていたのは、クロスネット局が存在していたり、番組販売などによる遅れネットが存在していた頃の名残といえる。
- なお、岩手・宮城・福島県ではアナログ放送終了が2012年3月31日まで延期されたが、他の3県を含め朝刊にはアナログ放送のチャンネル番号は記載されなかった(1970年代前半ごろまでは主要中継局のチャンネル数字がテレビ局名の下に掲載されていた)。仙台都市圏で発行されている夕刊には、この前日の3月30日までアナログ放送のチャンネル番号(仙台本局)が記載されていた。
- ラジオ・衛星デジタル放送面は全域で共通のフォーマットを使用し、東北六県全てのラジオ局とラジオNIKKEIを掲載。2011年(平成23年)10月からデジタル教育サブチャンネルはBSスカパーの下1/4サイズ程度を使って掲載するようになった。さらに2012年3月30日からはJ SPORTS1・2・3の番組表を1/2サイズで新たに掲載(これにより、スター・チャンネル1、BS11、TwellVは1/2サイズに縮小)。また、NHKラジオは仙台放送局の番組表となっている(NHKラジオ第1とNHK-FMの深夜放送休止は宮城県内のみフォロー。宮城県外でローカル番組が組まれる場合の注記は一切ない)。NHK-FMとDate FM、TBCラジオは枠が1段分大きい。また毎週金曜日はtbc聴きどころと称してtbcラジオ局編成業務部のコメントが掲載されている。なおDate FM以外FM放送局の2023年3月29日までと同年3月30日以降のラジオの聴きどころの放送局名表記は下記の通り。
- ジャパン・エフエム・ネットワーク - (Date 岩手 秋田 青森 山形 福島)→Dateほか
過去にはTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本の深夜番組枠が掲載されていた。
- ラジオ欄に関しても、1960年代末頃までは東北地方全ラジオ局、在京ラジオ局、北海道放送[注 10]、新潟放送のラジオ欄も掲載され[12]、1960年代末からは、日本短波放送(後のラジオNIKKEI)を除く在京ラジオ局と新潟放送のラジオ欄が非掲載となった。北海道放送のラジオ欄は、HBCテレビ欄の下にまとめられた。
注釈
- ^ 「白河以北一山百文」には、『近事評論』1878年8月23日発行分に掲載された「白河以北一山百文」という記事の「西南では飛ぶように土人形が売れるが、東北地方では『白河より北では土人形の一山で100文』と言って叩き売りにしないと売れない、と売り子が嘆く。それでも東北も栄えて、同じように飛ぶように売れる日がやがてくる、と諭す話」に由来するという別の説もある。「往来で日本地図を開き各地の土人形を並べて、『白河以北一山百文』と泣き叫ぶ売り子。聞けば、西南の人形は飛ぶように売れるが、東北地方はたたき売りでもしないと売れない。それが悲しくて泣いているという。そこで、こう諭した。治乱盛衰は天の道、今は人気がある西南もいつ廃れるかわからない。やがて東北の人形が大いに売れる日も来るだろう。すると、売り子は納得したと見え、泣くのをやめて、再び大声で叫んだ。『白河以北一山百文』と」という内容である。
- ^ 仙台、名取、岩沼、富谷、塩竈、多賀城の6市と松島、大和、利府、七ヶ浜の4町。
- ^ 広告も、全国共通のものをのぞくと、宮城県内向けのものがほとんどである。
- ^ 岩手県で比較的多く読まれているほかは各県の購読数は数百部程度にとどまる[11]。
- ^ 統合版でもあるため、開票結果は翌々日の紙面に掲載されることになる。
- ^ コピー折込の判断はそれぞれの販売店が行うので、選挙が行われた地域でも折込配信されないことがある。
- ^ 県によっては2ページの場合もあり。
- ^ 当時は、日本科学技術振興財団のテレビ部門(通称:科学テレビ。後のテレビ東京)の番組欄は非掲載。
- ^ テレビ欄での表記は「北海道テレビ」。これは「北海道放送テレビ」という意味であり、 1968年に開局した北海道テレビ (HTB) とは別。
- ^ テレビとは異なり、こちらは当初から「北海道放送」と記載。
出典
- ^ “22年4月ABC部数”. 新聞情報. (2023年5月3日)
- ^ 『大辞泉』小学館、1998年。
- ^ “資料 河北新報 媒体情報” (PDF). 河北新報. 2023年3月5日閲覧。
- ^ 広告料金表
- ^ 創刊号の1面
- ^ 米地文夫, 今泉芳邦, 藤原隆男、「新聞・雑誌名「東北」にみる明治期の東北地域観」『岩手大学教育学部研究年報』 1998年2月 第57巻 第2号 p.55-72
- ^ 日本新聞協会発行『新聞協会報』2018年9月18日付。
- ^ 朝日新聞を受託印刷(河北新報社)
- ^ 河北新報社が読売新聞の一部を受託印刷(河北新報社)[リンク切れ]
- ^ “朝日新聞の受託印刷拡大 河北新報社 約11万7000部に”. 河北新報. (2023年3月8日) 2023年3月8日閲覧。
- ^ 河北折込センター
- ^ a b 1966年5月と1967年4月のテレビ欄。
- ^ 河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙 文藝春秋社書籍ショールーム。
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