ナイスポとは? わかりやすく解説

ナイスポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 13:32 UTC 版)

ナイタイ出版株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 160-0022
東京都新宿区新宿2丁目6番地4号[1]
設立 2001年3月[1]
事業内容 「ナイスポ」などの発行
代表者 破産管財人 河野慎一郎[1]
資本金 1000万円[1]
特記事項:2009年7月31日破産手続開始決定。
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ナイスポNaispo)は、ナイタイ出版が発行していた日本週刊スポーツ新聞大阪府で系列紙「ナイタイスポーツ関西版( - かんさいばん)」を発行していた。2008年9月26日号(同年9月12日発売)をもって休刊[2]2009年8月4日にナイタイ出版が破産した[1]

ここでは発行元のナイタイ出版も併せて採り上げる。

概要

1981年歌舞伎町の紹介をする情報誌『歌舞伎町タイムス』として創刊。以後1983年に『ナイトタイムス』、1988年に『ナイタイレジャー』、1995年には『ナイタイスポーツ』[3]と改題し、2004年からは『ナイタイスポーツ』の略称であった「ナイスポ」「Naispo」が正式名称となる。夕刊紙のような飛ばし記事が多く、とりわけトップ記事にスポーツ関連のネタが上がることは皆無に等しく、東京スポーツのようなゴシップ記事が多かった。

首都圏版、札幌版(1999年6月「さっぽろナイスポ」として創刊)、関西版(1999年9月「ナイスポ大阪」として創刊、2002年11月より「ナイタイスポーツ関西版」に改題)の3版。売店コンビニエンスストアで販売されていた[4]

「ナイスポ関西版」については、東京版休刊後も「株式会社ナイスポ」からしばらく発行されていたが、2009年に「金スポ」(きんスポ)と題号を改めた。

ナイタイ出版

1988年、前身となった株式会社ナイタイの営業部門を引き継ぎ設立。ナイタイ時代から主力の風俗紙とともに『ナイタイマガジン』を始めとする雑誌や書籍も手がけ、ナイタイ出版になってからは本項の『ナイスポ』の他、将棋雑誌の『近代将棋』や格闘雑誌の『格闘伝説ブドーラ』を発行していた。しかし出版不況から売り上げは落ち込み、債権者に破産を申し立てられた[1]

雑誌

  • ナイタイマガジン
  • ベストクラブ
  • 近代将棋
  • ビクトリー麻雀
  • 格闘伝説ブドーラ

書籍

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e f 倒産・動向記事 ナイタイ出版株式会社帝国データバンク 2009年8月4日
  2. ^ ZAKZAK (2008年9月12日). “「ナイスポ」活動停止…東京国税局が商標権差し押え”. 夕刊フジ. 2008年9月12日閲覧。
  3. ^ 内外タイムス(現・リアルスポーツ)とはまったく関係ない
  4. ^ 2004年4月13日の公式サイトアーカイブ”. ナイスポ. 2004年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月5日閲覧。




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