ヘブライ語 ヘブライ語の概要

ヘブライ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:37 UTC 版)

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ヘブライ語
עברית, Ivrit
クムランで発見された最も長い死海文書のひとつ、Temple Scrollの一部
発音 IPA: 近代: [ivˈʁit] – 古代: [ʕib'rit][注釈 1]
話される国 イスラエル
地域 イスラエルとその占領地など
民族 イスラエル (民族); ユダヤ人およびサマリア人
消滅時期 ミシュナー・ヘブライ語は5世紀までには話し言葉として使用されなくなったが、ユダヤ教ヘブライ語聖書の典礼言語としては使用され続けた[1][2]
言語系統
初期形式
標準語
表記体系 ヘブライ文字
ヘブライ点字
古ヘブライ文字 (古代聖書のヘブライ語)
アラム文字 (後期聖書のヘブライ語)
公的地位
公用語 イスラエル (現代ヘブライ語)
統制機関 ヘブライ語アカデミー (Academy of the Hebrew Language)
האקדמיה ללשון העברית (HaAkademia LaLashon HaʿIvrit)
言語コード
ISO 639-1 he
ISO 639-2 heb
ISO 639-3 各種:
heb — 現代ヘブライ語
hbo — 古代ヘブライ語
smp — サマリア語
Glottolog hebr1246[3]
Linguasphere 12-AAB-a
 
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日本語でヘブライ語とするのはギリシア語(εβραϊκή γλώσσα)やラテン語(Lingua Hebraica)からの習慣であり、ドイツ語(Hebräische Sprache)やイタリア語(Lingua ebraica)もヘブライ語であるが、英語(Hebrew language)やフランス語(Hébreu)はヘブライ語(עברית)そのものからの呼称なのでヘブル語またはヒブル語とするのを好む場合もある[4]。日本語としてはどちらでもいい。なお、東京外国語大学はじめ日本のほとんどの大学は語学講義名をヘブライ語としている[5]


注釈

  1. ^ セファルディム式ヘブライ語 [ʕivˈɾit]; Iraqi [ʕibˈriːθ]; イエメン式ヘブライ語 [ʕivˈriːθ]; アシュケナジム式ヘブライ語の実際の発音[iv'ʀis]または[iv'ris]、厳密な発音[ʔiv'ris]または[ʔiv'ʀis]; 現代ヘブライ語 [ivˈʁit]
  2. ^ 舞台発音では[r]

出典

  1. ^ Sáenz-Badillos, Angel (1993). A History of the Hebrew Language. Cambridge University Press. ISBN 9780521556347. https://books.google.com/books?id=EZCgpaTgLm0C&pg=PA1 
  2. ^ H. S. Nyberg 1952. Hebreisk Grammatik. s. 2. Reprinted in Sweden by Universitetstryckeriet, Uppsala 2006.
  3. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Hebrewic”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/hebr1246 
  4. ^ 名尾耕作(著)『旧約聖書ヘブル語大辞典』3訂版、東京:教文館、2003年など
  5. ^ http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ilr/contents/lang/hebrew.html ヘブライ語を学習できる学校
  6. ^ Berman (1997) p.312
  7. ^ 「ヘブライ語文法ハンドブック」p239 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  8. ^ シラ書』のギリシア語で書かれた序言(1:22)にΕβραϊστί「ヘブライ語で」が見られる。Joshua Blau. “Hebrew Language: Biblical Hebrew”. エンサイクロペディア・ジュダイカ. 8 (2nd ed.). p. 626. ISBN 9780028659282 
  9. ^ キリスト聖書塾(1985) p.388
  10. ^ a b 「ヘブライ語文法ハンドブック」p241 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  11. ^ The Oldest Hebrew Script and Language, Bible History Daily, (2018-04-01), https://www.biblicalarchaeology.org/daily/biblical-artifacts/inscriptions/the-oldest-hebrew-script-and-language/ 
  12. ^ Steiner (1997) p.145
  13. ^ McCarter (2004) p.319
  14. ^ a b c Steiner (1997) p.146
  15. ^ キリスト聖書塾(1985) p.389
  16. ^ 「ヘブライ語文法ハンドブック」p242-243 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  17. ^ McCarter (2004) p.320
  18. ^ McCarter (2004) p.321
  19. ^ McCarter (2004) pp.322-323
  20. ^ 「ヘブライ語文法ハンドブック」p244 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  21. ^ a b c 『図説 世界の文字とことば』 町田和彦編 66頁。河出書房新社 2009年12月30日初版発行 ISBN 978-4309762210
  22. ^ a b タガー・コヘン, アダ(Taggar-Cohen, Ada)、「聖書ヘブライ語と現代ヘブライ語 : アイデンティティーを求めて」『基督教研究』 2009年 71巻 1号 p.63-81, 同志社大学 研究紀要論文
  23. ^ a b 「ヘブライ語文法ハンドブック」p247 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  24. ^ 「日常語になった現代ヘブライ語」p116-117 鴨志田聡子(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  25. ^ a b c 「ヘブライ語文法ハンドブック」p246 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  26. ^ 「物語 エルサレムの歴史」p165-166 笈川博一 中央公論新社 2010年7月25日発行
  27. ^ 「日常語になった現代ヘブライ語」p117 鴨志田聡子(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  28. ^ 「事典世界のことば141」p272 梶茂樹・中島由美・林徹編 大修館書店 2009年4月20日初版第1刷
  29. ^ 「物語 エルサレムの歴史」p167 笈川博一 中央公論新社 2010年7月25日発行
  30. ^ 「物語 エルサレムの歴史」p166-167 笈川博一 中央公論新社 2010年7月25日発行
  31. ^ 「イスラエル文学」p256-257 樋口義彦(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  32. ^ 「日常語になった現代ヘブライ語」p118 鴨志田聡子(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  33. ^ Israel passes Jewish state law, enshrining ‘national home of the Jewish people’ 19 July 2018, 2:58 am - "The Times of Israel" Raoul Wootliff(英語)
  34. ^ イスラエル国会で「ユダヤ国民国家法」可決 アラビア語を公用語から除外 2018.7.19 18:36 - 『産経新聞』 佐藤貴生
  35. ^ 「ユダヤ人国家」法、イスラエル国会が可決 批判相次ぐ 2018年7月20日09時15分 - 『朝日新聞』 渡辺丘
  36. ^ 「日常語になった現代ヘブライ語」p118-119 鴨志田聡子(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  37. ^ 「日常語になった現代ヘブライ語」p136 鴨志田聡子(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  38. ^ Klein, Zeev (2013年3月18日). “A million and a half Israelis struggle with Hebrew”. Israel Hayom. http://www.israelhayom.com/site/newsletter_article.php?id=8065 2013年11月2日閲覧。 
  39. ^ The differences between English and Hebrew”. Frankfurt International School. 2013年11月2日閲覧。
  40. ^ Hebrew – UCL”. University College London. 2013年11月2日閲覧。
  41. ^ Why Learn a Language?”. 2013年11月2日閲覧。
  42. ^ a b c CBS: 27% of Israelis struggle with Hebrew – Israel News, Ynetnews”. Ynetnews.com (2013年1月21日). 2013年11月9日閲覧。
  43. ^ 'Kometz Aleph – Au': How many Hebrew speakers are there in the world?”. 2013年11月2日閲覧。
  44. ^ Some Arabs Prefer Hebrew – Education – News”. Israel National News. 2013年4月25日閲覧。
  45. ^ http://www.afpbb.com/articles/-/3127540 「イスラエル、アラビア語を公用語から外す法案を閣議決定」AFPBB 2017年05月08日 2017年6月21日閲覧
  46. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3183010?cx_part=search 「イスラエル議会、「ユダヤ国家法」採択 アラブ系住民排斥への不安高まる」AFPBB 2018年7月19日 2019年6月27日閲覧
  47. ^ https://www.sankei.com/world/news/180719/wor1807190024-n1.html 「イスラエル国会で「ユダヤ国民国家法」可決 アラビア語を公用語から除外」産経新聞 2018年7月19日 2019年6月27日閲覧
  48. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3184150?cx_part=search 「ユダヤ人国家法」可決に抗議、アラブ系国会議員が辞任 イスラエル」AFPBB 2018年7月29日 2019年6月27日閲覧
  49. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3185808?cx_part=search 「「ユダヤ人国家法」に抗議、アラブ系イスラエル人ら3万人デモ」AFPBB 2018年8月12日 2019年6月27日閲覧
  50. ^ Amal Jamal (2006年9月). “The Culture of Media Consumption among National Minorities: The Case of Arab Society in Israel”. I’lam Media Center for Arab Palestinians in Israel. 2014年6月29日閲覧。
  51. ^ 「ヘブライ語文法ハンドブック」p248 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  52. ^ 「ヘブライ語文法ハンドブック」p252 池田潤 白水社 2011年8月30日発行
  53. ^ 「イスラエル文学」p256-260 樋口義彦(「イスラエルを知るための62章 第2版」所収 立山良司編著 明石書店 2018年6月30日第2版第1刷)
  54. ^ https://www.nobelprize.org/prizes/literature/1966/summary/ 「The Nobel Prize in Literature 1966」ノーベル財団 2019年8月9日閲覧
  55. ^ Keeping Hebrew Israel's living language – Israel Culture, Ynetnews”. Ynetnews.com (2013年1月17日). 2013年4月25日閲覧。
  56. ^ Danan, Deborah (2012年12月28日). “Druse MK wins prize for helping preserve Hebrew | JPost | Israel News”. JPost. 2013年4月25日閲覧。
  57. ^ 『図説 世界の文字とことば』 町田和彦編 66-67頁。河出書房新社 2009年12月30日初版発行 ISBN 978-4309762210
  58. ^ Goerwitz (1996) p.487
  59. ^ Steiner (1997) p.147
  60. ^ Steiner, Richard (1993). “Emphatic פ in the Massoretic Pronunciation of אפדנו (Dan 11:45)”. In Haggai Ben-Shammai. Hebrew and Arabic Studies in Honour of Joshua Blau. Hebrew University. pp. 551-62 
  61. ^ a b Berman (1997) p.314
  62. ^ キリスト聖書塾(1985) p.28
  63. ^ キリスト聖書塾(1985) p.12,13,14,16
  64. ^ Berman (1997) p.316
  65. ^ McCarter (2004) p.326
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  70. ^ McCartar (2004) pp.336-337
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  73. ^ McCarter (2004) pp.346-349
  74. ^ McCarter (2004) pp.547-548
  75. ^ Berman (1997) p.318
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  77. ^ Berman (1997) pp.320-322
  78. ^ McCarter (2004) pp.356-357
  79. ^ Berman (1997) p.323
  80. ^ Basic Word Order in the Biblical Hebrew Verbal Clause, Part 6 | Ancient Hebrew Grammar”. Ancienthebrewgrammar.wordpress.com. 2018^11-30閲覧。






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