畜生とは? わかりやすく解説

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ちき‐しょう〔‐シヤウ〕【畜生】

読み方:ちきしょう

ちくしょう(畜生)」の音変化


ちく‐しょう〔‐シヤウ〕【畜生】

読み方:ちくしょう

《(梵)tiryañcの訳。人に飼われる生き物の意。傍生・横生とも訳す》

鳥・獣虫魚総称人間以外の動物

畜生道」の略。

人を憎んだり、ののしったりしていう語。感動詞的に、怒り失望などの気持ちを表すときにも用いる。「—め、おぼえてろ」「—、うまくいかないなあ」


畜生

作者ヒキタクニオ

収載図書人殺しパラダイス
出版社新潮社
刊行年月2002.11


畜生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 00:16 UTC 版)

畜生ちくしょうサンスクリット語: tiryañc[1]、パーリ語: tiracchāna[2] )とは、仏教において、鳥・獣・虫・魚などの全ての人間以外の動物のこと[3][4]傍生ぼうしょう[3][注釈 1]横生おうしょうとも訳される[1]衆生の生存の状態を五道六道とするうちで、畜生の世界を指す畜生道は三悪道(三悪趣)のひとつ[3]


注釈

  1. ^ : tiryañc底栗車と音写する[3]

出典

  1. ^ a b デジタル大辞泉 ちく‐しょう〔‐シヤウ〕【畜生】- デジタル大辞泉
  2. ^ "tiracchāna m. [Sk. tiraścīnā] 畜生, 傍行. cf. tiriyaṁ, tiro." (水野弘元『増補改訂 パーリ語辞典』、春秋社、2013年、p.144)
  3. ^ a b c d 総合仏教大辞典編集委員会(編)『総合仏教大辞典』 下巻、法蔵館、1988年1月、985頁。 
  4. ^ 畜生(ちくしょう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月15日閲覧。
  5. ^ a b c 畜生道(ちくしょうどう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月15日閲覧。


「畜生」の続きの解説一覧

畜生

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:23 UTC 版)

名詞

ちくしょう

  1. ちくしょう仏語人間除く動物総称仏教においては、生前不平多く感謝の念を持たなかった者が転生した姿であり、苦しみ多く肉親をも残害する存在とされる傍生、横生。
  2. ちくしょう)「畜生道」の

感動詞

  1. ちくしょう / ちきしょう他者罵ったり、悔しがったりする際に発する語。「畜生め」の形で用いるほか、しばしば感動詞的に用いる。

語源

発音(?)

ち↗くしょ↘ーち↗きしょ↘ー

関連語

翻訳


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