ちく‐しょう〔‐シヤウ〕【畜生】
読み方:ちくしょう
《(梵)tiryañcの訳。人に飼われる生き物の意。傍生・横生とも訳す》
2 「畜生道」の略。
3 人を憎んだり、ののしったりしていう語。感動詞的に、怒りや失望などの気持ちを表すときにも用いる。「—め、おぼえてろ」「—、うまくいかないなあ」
ちく‐しょう〔‐セフ〕【蓄×妾】
ちくしょう
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:23 UTC 版)
名詞
畜生(ちくしょう)
- (ちくしょう)仏語。人間を除く動物の総称。仏教においては、生前に不平が多く感謝の念を持たなかった者が転生した姿であり、苦しみが多く肉親をも残害する存在とされる。傍生、横生。
- (ちくしょう)「畜生道」の略。
感動詞
語源
- サンスクリット तिर्यग्योनि (tiryagyoni) の訳。tiryac(元来はtiryañc)は「横の」を、yoniは「生まれ」を意味し、合わせて「横に動く生物」を意味する。「tiryac」のなまった形を音訳して「畜」、「yoni」を意訳して「生」としたものか[1]。
発音(?)
ち↗くしょ↘ー、ち↗きしょ↘ー
関連語
- 六道/六界/六趣/十界/三悪趣
- 鬼畜
- 類義語: (語義3)くそ
- 複合語: 犬畜生、此畜生(こんちくしょう / こんちきしょう)人皮畜生、畜生残害、畜生塚、畜生面、畜生の浅ましさ、畜生腹、畜生孕み、ど畜生
翻訳
「ちくしょう」の例文・使い方・用例・文例
- こんちくしょう
- いまいましい,ちくしょう
- ちくしょう!
- ちくしょう、どういうことだよ!
- 審判の方をちらりと睨むが、審判は涼しい顔して鼻クソをほじっていやがった。「ちくしょう、八百長かよ・・・」
- いけない[ちくしょう]! また卵(焼き)を焦がしてしまった.
- ちくしょう, くたばっちまえ!
- ちくしょう!, くたばっちまえ!
- こんちくしょう!, ええ, いまいましい!
- ちくしょう!
- ちくしょうめ!
- こんちくしょう!
- 《俗語》 こんちくしょう!
- 「こんちくしょうめ!」「場所柄をわきまえてください」.
- ちくしょう!, ええいしゃくだ!
- 《主に英国で用いられる》 ちくしょう!
- 彼は「こんちくしょう」と大声で毒づいた.
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